一居 孝明 海野 厚敬 甲斐 美奈子 上岡 真志
小林 一彦 近藤 弘子 下倉 剛史 杉谷 俊一
竹本 義子 田中 直子 中井 英夫 馬淵 哲
丸尾 宏一 山根 康代 渡邊 啓子
◆11月7日(火)~11月12日(日)1F【難波洋子個展「生生流転」】(創画会会友)
難波 洋子 NAMBA Hiroko
略歴
岡山県生まれ
1985 京都市立芸術大学大学院美術研究科日本画大学院 修了
展覧会/受賞歴
1983 創画展 入選(以後入選多数回)
上野の森美術館展 入選
春季創画展 創画展春季展賞受賞
1984 京都府日本画新人展 奨励賞受賞
東京セントラル美術館展 佳作賞受賞
京都府新鋭選抜展 京都府買い上げ賞
1986 第1回川端龍子展 入選
京都日本画家協会展 佳作賞受賞(同92)
1991 いのちの賛歌日本画百人展 佳作賞受賞
京展 入選
1996 第2回松柏美術展 優秀賞受賞
1997 現代花鳥画展 招待出品
2002 第4回雪舟の里総社墨彩画展 奨励賞受賞
2005 難波洋子日本画展 -美しきもの- ギャラリー中井
2015 難波洋子と家族展(西久松綾、西久松友花)ギャラリーヒルゲート
2017 難波洋子 西久松友花 二人展 ギャラリーヒルゲート
2019 第23回松柏美術展 入賞
2020 難波洋子日本画展-瞑色-祈り ギャラリーヒルゲート
現在 創画会会友
日本画家協会会員
コレクション 京都府 彩雲堂
2F【今村花子個展】
今村花子 略歴
2001~2002 魂の響き~エイブル・アート英国展
2006 『ライフ』展(水戸芸術館)
2010 イノセンス-いのちに向き合うアート(栃木県立美術館)
2012 呼吸する美術 (芦屋市立美術博物館)
2014 TURN/陸から海へ(日比野克彦氏 監修)
(はじまりの美術館・福島県、藁工ミュージアム・高知県)
2019 日本とタイのアール・ブリュット(タイ・バンコク芸術センター)
2020 特別展 あるがままのアート(東京藝術大学大学美術館)
◆10月31日(火)~11月5日(日)
1F・2F【日下部直起 展 ―光の余韻―】(二紀会委員)
光とはモノを照らすだけではなく
その余韻にこそ存在がある
日下部 直起 Naoki Kusakabe
1959 京都に生まれる
1982 金沢美術工芸大学油絵科卒
1987 二紀展初入選以後毎年(ʼ 93 奨励賞、ʼ 96 優賞、ʼ 97 二紀賞、
ʼ 99 同人優賞、ʼ 01 宮本賞、ʼ 02 損保ジャパン美術財団奨励賞、
ʼ 05 会員賞、ʼ 11 会員優賞、ʼ15 委員推挙)
1995 東京セントラル美術館油絵大賞展 佳作賞
2000 伊豆美術祭展(IZUBI)佳作賞(ʼ 01 佳作賞、ʼ 02 佳作賞)
2001 文化庁現代美術選抜展 , 前田寛治大賞展
2004 文化庁芸術家在外研修(フィレンツェ)
損保ジャパン美術財団選抜奨励展
2006 ~ 2010 LIONCEAUX 展(日本橋三越本店)
2008 Proposte dal Giappone 展 (ミラノ、Galleria Schubert)
2009 個展 ( 日本橋三越本店 )(12、ʼ 18、)
2012 われらの地平線展(日本橋三越本店()ʼ13、ʼ14、ʼ16、ʼ17、ʼ18)
2013/15 La luce nel tempo 3 人展(フィレンツェ、Luzart Gallery)
2018 La luce nel tempoⅢ 3 人展
(フィレンツェ、Accademia delle Arti del Disegno)
2020 個展(阪神百貨店梅田本店)
2022 個展(名古屋栄三越)
2023 個展(福岡三越)
現在 二紀会委員
◆10月24日(火)~10月29日(日)
1F【上岡真志 展】(新制作協会会員)
上岡真志 Shinji Kamioka
1993 京都市美術選抜展
1994-1996 京展 京展賞
1998 現代日本美術展
2001 京都府美術工芸新鋭選抜展
2004 損保ジャパン展、文化庁現代美術選抜展
文化庁新進芸術家海外研修(イタリア、ドイツ)
Mostra collettiva (Graffio gallery・ボローニャ)
2012 Best Selection展(東京都美術館)
2020 上岡真志展(ギャラリーヒルゲート)
その他京都、大阪、東京にて個展・グループ展
2F【岸中延年 ENNEN FACTORY 銅版画展】
〈出展者〉
井口 綾子 垣原 郁子 岸中延年
庄司 美都子 塚本 裕子 中村 幸男
二宮 さち子 野尻 亜紀子 松下 和美
村田 拡樹 山羽 敦子
◆10月17日(火)~10月22日(日)1F【三橋卓 個展 夜の手触り】(日本画)
暗くなるほど目を凝らす。
闇色に満ちた空気を手でかき分けるように、
夜を進む。
僅かな光で照り返る「何か」を頼りに。
今日も夜が来る。
三橋卓/Taku Mitsuhashi
1987 京都市生
2013 京都市立芸術大学美術研究課絵画専攻日本画修了
〈主な展覧会〉
2019 原三溪没後 80 周年記念 三溪園と日本画の作家たち(国指定名勝 三溪園鶴翔閣/神奈川)
いまのいま 見渡す絵画 (原田の森美術館ギャラリー/兵庫)
2020 開校 140 周年記念企画展京都府画学校への道(京都市学校歴史博物館/京都)
景聴園×今昔館 描きひらく上方文化
(大阪市立住まいのミュージアム 大阪くらしの今昔館/大阪)
2021 京都府新鋭選抜展(京都文化博物館/京都)同 ’19、’20
いまのいま 現を辿る 夢に触れる (神戸アートビレッジセンター/兵庫)
第 10 回菅楯彦日本画大賞展 出品(倉吉博物館/鳥取)
2023 景聴園×蘆花浅水荘「舟をつながず」―不繋之舟―
(国指定重要文化財 蘆花浅水荘/滋賀)
他多数
〈主な受賞〉
2011 第 38 回創画展 奨励賞(同 ‘12、’14)
2012 第 38 回春季創画展 春季展賞(同 ’14)
2013 第 5 回京都日本画新展 大賞
2016 第 1 回石本正日本画大賞展 準大賞
第 43 回創画展 創画会賞
2018 京都市芸術新人賞
2F【たくまたえこ個展―お便り届きました―】(油彩)
たくまたえこ
〈公募展〉
1986 京の四季展
亀岡市展
1987 関西行動展・京展・福知山展
1988 上野の森美術館
1995 西脇サムホール全国公募展
西脇市美展
松江を描こう全国公募展
1997 越後湯沢全国童画公募展
2000 美山かやぶき絵画コンテスト
2004 NHK文化センター美術大賞
〈個展〉
ル・モンド(京都)1991,1992
ギャラリー・ヒルゲート(京都)1993~2021 28回
ハート・ホール(神戸) 1994
西友スタジオCoCo(京都) 1995
ギャラリー2104(東京・青山) 1998
ギャラリーキットハウス(大阪) 2006,2010
不二画廊(大阪) 2011,12,13,14
不二画廊 horyuji 2018
京都帝釈天 木彫さる 奉納
八木町立八木中学校 30号油絵 寄贈
◆10月10日(火)~10月15日(日)1F【池田知嘉子展】
生と死を同時に内包しながら
循環する生命の化現として
巨樹はそこに在る
池田 知嘉子 いけだ ちかこ
1977年 京都日本画美術展新人賞
1978年 京都市立芸術大学美術学部日本画専攻科を修了
1981年 日仏現代美術展二席
1982年 東京セントラル美術館日本画大賞展 優秀賞
2009年 創画展 創画会賞(同2015年)
2010年 京都府画家協会選抜展 画家協会賞
現在 創画会准会員
パブリックコレクション
浜田市立石正美術館、豊田市美術館、京都府
2F【上杉尚展】
上杉尚 Takashi Uesugi
1985年 東京芸術大学大学院油絵修了
2005年 N.Y.に渡米
2010年 Art Students League of NY Painting 修了
2015年 Art Students League of NY Sculpture 修了
N.Y.でグループ展多数 帰国後。新生堂画廊、渋谷西武、ぎゃらりい明、美岳画廊、ヒルゲートギャラリー
◆10月3日(火)~10月8日(日)1F【中川 妙子展】(ミクストメディア)
目の前を過る存在のベクトルを全体の中に解体するそして再構成する 存在は具象だがベクトルは抽象だ そんな絵を描こうとしている よ~するに存在のエネルギーそのものを描いてみたいのだ ごたくを言えばそういうことになる しかして一方、絵は時間を切り取って止まっている 矛盾だ いつかaufhebenする日は来るのだろうか
中川 妙子 NAKAGAWA Taeko
新制作展、上野の森美術館展出展
京都、奈良、神戸で個展数回、グループ展多数
2F【作陶35周年記念 向坂典子展 好きを描く、好きを作る】(陶)
描き溜めている、野の花山の花のスケッチより生まれる百花小鉢
大好きな鳥獣戯画の立体
リアルな生き物を写しとった花生けなど
とにかく何が出来るのか
何を生み出したいのか。
なんでもやって俗に言う器用貧乏なのかもしれませんがそれを
逆手に、生み出せるもの全てをカタチに。
水上先生と出会い、一滴文庫の裏山を削り作陶をはじめ、最初の展示会がヒルゲートでした。
あれから35年、折々の作家たち展や心に響く小品展でもお世話になっていますが、ヒルゲートでの個展を初めて開催させて頂くことと相成りました。初心に戻り今の自分自身を表現できればと思っています。
ご多忙とは存じ上げますが皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
向坂 典子 Noriko Mukouzaka
陶歴
静岡県焼津市生まれ
1986年 京都芸術短期大学(現京都造形大学)絵画工芸専攻陶芸コース卒業
1988年 同専攻科修了
1988年 作家・水上勉氏と出会い福井県の若州一滴文庫にて同地の土を使い作陶を始める
ギャラリーヒルゲート開廊展に水上勉先生の主催する陶芸グループ赤土舎の一員
として出品
1996年 福井・一滴文庫ギャラリーにて初個展
1999年 銀座・ギャラリーうぇすと個展(以降隔年開催)
1999年 藤枝・アートカゲヤマ画廊個展(以降毎年開催)
2000年 京都・寺町ギャラリーterra個展(清滝ギャラリーterra個展毎年開催)
2009年 神戸・THE GALLERY 田中美術個展
京都・ギャラリーヒルゲート「折々の作家たち展」「心に響く小品展」参加
2010年 大阪・阪急うめだ本店「蛙・はねる・水無月展」参加
2013年 静岡・ギャルリ・アンジュパッセ個展
京都・静岡・東京など各地でグループ展、個展を開催
◆9月26日(火)~10月1日(日)1F・2F【〈ニュイブランシュ2023参加企画〉
-空中幽泳- 西久松友花(陶)・藤田つぐみ(絵画)二人展】
漂うイメージは風に乗り水を流れ土に眠る。仮の姿かもしれないけれど、作家の目を通じてそれらは形作られる。もしくは作られたモノのなかに滑り込み、棲む。それは一枚の絵の中に憑依することもあれば、造形物の中に居場所を見出すこともある。
この2人展では陶芸作家の西久松友花と画家の藤田つぐみが依代(よりしろ)、遊戯(ゆげ)、霊(みたま)等の共通項を掲げ、それぞれの領域において見えるものと見えないものの接点を探る。
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以前心霊番組か何かで、絵の中に霊が宿っているという放送を見たことがある。大抵は肖像画などに何か悪いものが憑いているというものが多いが、それは風景画だったと思う。綺麗な風景画の中に霊も入りたくなるのかと思ったことが今も頭の片隅にぼんやりと残っている。そもそも絵を描くこと自体が抽象概念や不定形のイメージが何らかの形象を得て宿るための場作りになっているのかもしれない。ドローイングのなかで産まれた羊にどこから来たのか訊ねてみたい。
藤田つぐみ
パンデミックを機に、救いや拠り所を求めて「見えない」或いは「見えにくい」としてきたものを見ようとする考え方に関心が高まったように思う。
土偶は、縄文人が思い描く精霊を具象化したものとも考えられているらしい。
文明の利器のない時代、古来の人々はそういった存在をより敏感に、そして身近に感じていたのかもしれない。
無視覚的存在の心象を表出させたものの中にその時代を生きる人間の生活、文化、精神性が隠れているのではないだろうか。
手の中で生まれた形の中に宿る”何か”が依代となり、目の前に鮮明な形が立ち現れてくる。
西久松友花
藤田つぐみ|Tsugumi Fujita
1986年広島市生まれ。2016年École des Beaux-Arts, Paris 留学。
2018年東京藝術大学大学院美術科第六研究室修了。多次元世界や感覚など、他者と共有しがたい領域を視覚化し、イメージに置き替えることをテーマとして絵画制作を行う。
近年の作品展示に「東京テレポート─京子の予知能力」(2023、ROD GALLERY/東京)「ROD vol.1」(2022、京都ホテルエミオン/京都)大型絵画作品収蔵(2022、南三陸311メモリアル/宮城)など
西久松友花|Yuka Nishihisamatsu
1992年京都府生まれ。2018年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻陶磁器修了。歴史的文化的背景を持つ象徴物の形態や色彩を装飾的な観点から関心を持ち、それ
らを土で象形し再構築させた陶立体を制作する。
主な展覧会に美の予感2023─生彩─(高島屋/東京、京都、名古屋、大阪店)、ART & CITY AWARD presentsシエリアタワー中之島(2023、グランプリ受賞)、Slow Culture #kogei(2023、京都市立芸大ギャラリー@KCUA/京都)、「Kyoto Art for Tomorrow ─京都府新鋭選抜展2017─」京都文化博物館(2017、NHK京都放送局賞受賞)など
◆9月12日(火)~9月24日(日) 〈9/18(月)休廊〉1F・2F【司 修 わたしの絵本展-いつだってともだち】(水彩・油彩・版画 他)
菊池正・作《きょうも ともだち》(一九七三年)は、モノタイプという方法で絵を描きました。
しかし私がこの絵本を選んだ理由は絵画の方法ではありません。
コロナウィルスに閉じこめられた、幼年から老年に至るまでの、世界中の人々が、人との関係を遠ざけられた三年余におよぶ「事件」にあります。
《きょうも ともだち》は、幼い子のための物語ですが、「生きる」という喜びを、作りだして行きます、それは「きょうも ともだち」という関係からです。
司 修(TSUKASA Osamu)
1936 群馬県前橋市生まれ
中学卒業後、独学で絵を描き始める
自由美術協会会員を経て、‘64年主体美術協会の創立に参加(‘90年より無所属)
1976 『金子光晴全集』の装幀により講談社出版文化賞
1978 『はなのゆびわ』により小学館絵画賞
1986 池田20世紀美術館で〈司修の世界〉展
1989 「バー螺旋のホステス笑子の周辺」が芥川賞候補
1993 「犬」(『影について』所収)で川端康成文学賞
日本橋三越他で朝日新聞社主催「司修挿絵展-小川国夫『悲しみの港』」
同年、第36回安井賞審査員
2007 『ブロンズの地中海』で毎日芸術賞
2008 「両洋の眼展」で河北倫明賞
2011 群馬県立近代美術館で「司修のえものがたり-絵本原画の世界」開催
『本の魔法』で第38回大佛次郎賞
2014 3月『絵本銀河鉄道の夜』(偕成社)刊
6月『幽霊さん』(ぷねうま舎)刊
2015 12月 『Ōe-60年代の青春』(白水社) 刊
2016 第26回イーハトーブ賞受賞(花巻市)
2017 岩波書店『図書』表紙及びエッセイ連載開始(2021年12月まで毎月)
2020 7月 『空白の絵本-語り部の少年たち-』(鳥影社) 刊
『戦争と美術』『語る絵』『絵本の魔法』『孫文の机』『戦争と美術と人間』等の評論や小説、『まちんと』『河原にできた中世の町』『雨ニモマケズ』他絵本、 『風船乗りの夢』『壊す人からの指令』他の画文集等、著書多数。
◆9月5日(火)~9月10日(日)1F【橋本 哲史「描かられる人と描く人を考えてみました」展です】
ひらめき、アイデアと構想、作品目的、プラン作り、画材調整、日々の制作、経過確認、整理整頓と清掃、絵の具の調合、モチベーションの維持、ブランコで気分転換、ちょっと仮眠、総合観点評価をします。(A)奈良の興福寺北円堂の無著菩薩立像と世親菩薩立像・高野山八大童子(内五体)を描き、(A)を14人の設定した人物がユーモラスに制作するというインスタレーション形式の作品です。
お近くにお越しの節には、お立ち寄りいただきご高覧を願えれば幸甚です。
2F【奥田 紗玄 個展 -森のしずく-】
奥田 紗玄 OKUDA SAGEN
1989年生まれ。書画作家。和墨の表現研究と現代にも浸透する和墨の在り方を提案している。近年の展覧会活動として、個展/2018京都,2019臺南、企画展/2022京都、グループ展/2020東京大阪,2019京都など。数々の屋号や商品名の題字揮毫も手がけている。また墨に関するレクチャーやワークショップを通じてその普及に努めている。
◆2023年8月29日(火)~9月3日(日)
1F・2F【大森啓・長谷川宏美 二人展】(国画会会員)


大森 啓 OHMORI Akira
1964 富山県小矢部市生
1985 フランス国立ナンシー美術学校に留学(〜‘86)
1991 金沢美術工芸大学大学院修了
2000 第74回国展国画賞受賞 国画会準会員推挙(東京都美術館)
2005 第79回国展準会員優作賞受賞 国画会会員推挙(東京都美術館)
2007 個展(大阪高島屋)(同‘12‘16)
2009 平和堂財団芸術奨励賞受賞
個展(京都、ギャラリーヒルゲート)(同‘11‘13)
2010 「個の原点」出品(東京・名古屋・大阪高島屋)(〜‘14)
第8回前田寛治大賞展出品(東京髙島屋・倉吉市博物館)
2011 「しがの風」展出品(大津市歴史博物館)(〜‘14)
2013 Daegu Art Fair 出品(Daegu,KOREA)
2014 LA Artshow 出品(Los Angeles)(同‘15)
2015 「ここ・今・ここ展」出品(名古屋タカシマヤ)(〜‘19)
大森 啓・長谷川宏美 二人展(京都、ヒルゲート)(同‘17‘19)
2016 現代美術展美術文化特別賞受賞(石川県立美術館)
2017 個展(金沢、ガレリアポンテ)(同‘19)
2018 「SINCE 展」(大阪髙島屋)(同‘20)
現代美術展美術文化大賞受賞(石川県立美術館)
2020 大森 啓・長谷川宏美 二人展[view](鎌倉、ギャラリーピクトル)
現在 国画会会員
長谷川宏美 HASEGAWA Hiromi
1968 石川県加賀市山中温泉生
1989 北陸中日美術展 新湊市長賞受賞(石川県立美術館)
1993 金沢美術工芸大学大学院油絵修了(修了制作金沢市買い上げ)
2001 第75回国展新人賞受賞(東京都美術館)
2005 個展(横浜髙島屋)(同‘07)
2006 第80回国展会員推挙
2009 個展(ギャラリーヒルゲート)(同‘11‘13)
2010 第8回前田寛治大賞展(東京髙島屋・倉吉博物館)
平和堂財団芸術奨励賞受賞
2011 「しがの風」展出品(大津市歴史博物館)(〜‘14)
2013 Daegu Art Fair 出品(Daegu,KOREA)
2014 LA Artshow 出品(Los Angeles)(同‘15)
個展(大阪髙島屋)
2015 「ここ・今・ここ展」出品(名古屋タカシマヤ)(〜‘19)
大森 啓・長谷川宏美 二人展(京都、ヒルゲート)(同‘17‘19)
2016 現代美術展次賞(FM石川社長賞)受賞(石川県立美術館)
2017 個展(金沢、ガレリアポンテ)(同‘19)
2018 「SINCE 展」(大阪髙島屋)(同‘20)
現代美術展最高賞受賞(石川県立美術館)
2020 大森 啓・長谷川宏美 二人展[view](鎌倉、ギャラリーピクトル)
現在 国画会会員
◆2023年8月22日(火)~8月27日(日)
1F【河原敦子展】(油彩)
2F【洛楽展】(洛南高校美術部OBによる平面・立体)
〈出展者〉
故 澁田純先生
中村 公一 樫 正浩 小島 弘資 田中 篤
谷口 知弘 宗重 隆寛 波田 真吾 佐藤 かりん
◆2023年8月15日(火)~8月20日(日)
1F【板遊会 展】(木版)
〈出品作家〉
芦津 明子 内多 美智子 佐々木 信廣
田口 正子 宮木 新平 村松 博行
森山 尚
2F【勝山 正則・春枝 二人展】(木版・フロッタージュ)
勝山 正則 (Masanori Katsuyama)
1942 京都市に生まれる
1957 独学で木版画をはじめる
1971 京都市の平安画廊で初の個展を開く(以後2008年まで)
その後、京都・東京・出石(兵庫)・青谷町(鳥取県)・名古屋・
長野・ 奈良・富山・静岡・滋賀・広島・大分など各地で個展を開く
1974 全関西国画会新人賞受賞
1987 毎日新聞社世界歴史都市会議に寄せて「京は甦るか」、に木版画挿絵連載
1988 日本版画会に出品、初入選。以後継続出品
1990 朝日新聞京都版「ワンダーランド」に木版画挿絵連載
1996・97 日本版画会選抜展出品
1997 プノンペン(カンボジア)で木版画の指導 個展を開催
棟方記念版画大賞展入賞
2001 関西版画会創立(主宰)
2002 キエフ(ロシア)で個展
2003 取県青谷町立あおや郷土館で「因州和紙木版画展」を開催
(主催:青谷町教育委員会・あおや郷土館)
日本版画会にて日本版画会賞受賞
2005 関西版画展にて因州和紙による版画展との交流、
後援:毎日新聞社大阪本社、協力:あおや郷土館
(関西版画展第1回よりカナダ版画協会とも交流)
スペイン・バルセロナのサン・アングレウ区役所のギャラリーで個展
ピカソが卒業したリョッチャ美術学校で木版画制作の講義・実習
2006 鳥取市あおや郷土館で「関西の作家による現代版画展」
(主催:鳥取市教育委員会・あおや郷土館、協力:関西版画会)
「全国版画選抜展」鳥取市青谷町・あおや和紙工房主催
2008 鳥取県・岩美町観光会館2階ギャラリー(浦富八景勝山正則木版画展、
主催:岩美町、観光(岩美町)協会)
東京・第49回日本版画会展にて萬華賞受賞(竜神洞・・・浦富八景より)
2009 京都・ギャラリーヒルゲート「勝山正則展」
2010 ハワイ(アメリカ)で個展
京都・ギャラリーヒルゲート「勝山正則・春枝展」(以後毎年開催)
2016 朝日新聞京都版文化面 俳句・短歌欄の挿絵担当(現在も連載中)
2018 関西版画会 解散
2019 京都・長岡天満宮 神楽殿「勝山正則・春枝 版画展」
2022 勝山正則・春枝 二人展(豊岡市立美術館-伊藤清永記念館-)
現在 日本版画会会員
勝山 春枝 (Harue Katsuyama)
1942 京都生まれ
1960 京都市市民アトリエにて銅版画習得、 京都を中心に個展・
グループ展で活動
2006 独学で木版画(布と和紙を使って)制作、 日本版画会展 出品
以後毎年出品
2010 第51回日本版画会展 奨励賞
版画フォーラム 和紙の里ひがしちちぶ展
出品以後毎年出品(様々な賞を受賞)
ギャラリーマーヤにて個展(高槻市)
2013 版画フォーラム 10周年記念パリ展 選抜出品
「五次元KYOTO展」 出品
2021 日韓友好版画・挿絵(イラスト)展 神戸新聞社賞(兵庫県立美術館)
2022 勝山正則・春枝 二人展(豊岡市立美術館-伊藤清永記念館-)
現在 無所属
◆2023年8月8日(火)~8月13日(日)
1F【宮﨑 靖夫 水彩画展】
2F【スカム川螺旋半身浴 ミシオ個展】
ミシオ
1998年 京都府出身
近年の展覧会に『犬人間(ほんとは蛙)なので、目も犬のがいい』(京都岡崎蔦屋書店 GALLERY EN wall/京都/個展 2023年)、『ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022』(京都文化博物館 別館/京都/アートフェア 2022)、『光の束』(石巻のキワマリ荘/宮城/個展 2021年)など。
◆2023年8月1日(火)~8月6日(日)
1F【須藤 美保 展】(独立美術協会会員)
2F【たゆたう 佐々木 和子 作品展】(日本画)
◆2023年7月25日(火)~7月30日(日)
1F・2F【2023 田島征三展】(絵本『た』原画他新作を展示)
「たべるぞ!たべるぞ!!」(2023年9月出版予定)の絵を描いている時に、次々と「た」の付くコトバが頭に浮かび、それが稲作文化に結びつく「た」ばかりだった。特に「たよる、たすける、たすけあう」は、結の思想。文化人類学的絵本が出来た。
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日大教授の鞍掛純一さんとの共作による鉄彫刻は、今ぼくが一番夢中になっていることだ。
ビオトープの生き物たちをモチーフに「いのちのケハイ」が鉄彫刻作品のテーマになっていた時、作品は具象的側面がおおいにあった。しかし、中国広東省「広東南海大地の芸術祭2022」に出品した作品から彫刻が抽象的になり、その方が表現が良く伝わるようになった。ぼくの頭の中を抽象化するためにも絵画はどんどん抽象化されて行くようだ!
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ぼくは今年も新しい!
2021年京都ヒルゲートギャラリーでの個展から2年、ぼくの新しい世界を京都の皆さんにお見せしたいのですが、作品が外国にあったり、京都までの運搬が困難な作品を、ヒルゲート会場で写真パネルでご覧ください。
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2023年4月木の実の作品制作は、絵の具流しから始まった。流れた絵の具は床に落ち、絵の具だまりができた。その絵の具がもったいなくて、大急ぎで紙を塗り込んだ。そして即興で手だけを動かして次々とドローイング作品が数十枚出来上がっていったそれを今回は2F会場で展示しようと思う。
田島征三 Tashima Seizo
1960 第一回全国既成観光ポスター展、金賞および特別賞
1968 絵本「ちからたろう」で世界絵本原画展で金のリンゴ賞
1974 「黒い太陽七人の画家・第一回人人展」(斎藤真一、中村正義、山下菊二らと)
1974 絵本「ふきまんぶく」講談社出版文化賞
1989 絵本「とべバッタ」で年鑑イラストレーション作家賞、小学館絵画賞
2003 池田20世紀記念美術館個展(初めて木ノ実作品を大規模に発表)
2006 高知県立美術館二人展(田島征彦と)
2008 平塚市美術館個展
2009 越後妻有アートトリエンナーレ廃校を丸ごと作品に「絵本と木の実の美術館」
2010 絵本「オオカミのおうさま」日本絵本賞
2011 ふくやま美術館個展
2013 瀬戸内国際芸術祭 ハンセン病収容所のあった島で「青空水族館」「森の小径」
「Nさんの人生」を制作
2018 伊藤忠の新聞広告イラストレーションでADC賞
2019 第42回巌谷小波文芸賞
2021 絵本「つかまえた」で産経児童出版文化賞美術賞 第56回ENEOS児童文化賞
2022 刈谷市美術館個展 新潟市新津美術館個展
2023 藤枝市郷土博物館・文学館個展
◆2023年7月18日(火)~7月23日(日)
1F【‘23京都銅版画協会 ミニアチュール展】
〈出品作家〉
芦田 朋子 和泉 靖子 井上 良子
大内 冨佐子 オダアサコ 加藤 富美子
金山 雅幸 加納 善次 神元 三重子
木村 昌美 清水 治枝 白木原 麻紀
薛 春花 瀧 光太郎 土井 健一
東儀 光則 中村 是之 西村 昌佐子
長谷川 智弘 畑 ゑり子 東村 幸子
前川 秀治 三田村 直美 森田 道子
2F【京都銅版画協会特別展2023 唐志英・ふじみつこ】
◆2023年7月11日(火)~7月16日(日)
1F・2F【第16回 京都二紀小品展】
〈出品作家〉
生駒 泰充 日下部 直起 黒田 冨紀子 近藤 慧子
赤木 睦代 金田 千加子 坂田 芳孝 城野 秀世
根垣 睦子
ー道 万羅 岩本 敬子 金山 雅幸 小泉 広明
コスゲカズコ 後藤 裕子 田嶋 香里 築山 佳民
東樋口 美智子 西山 彰 平坂 美嵯子 吉田 えり子
赤松 悦子 荒磯 代志子 稲垣 正子 岩日 召子
上野 裕子 河南 久子 桑名 志乃ぶ 桑原 博司
重川 淳子 下林 幸子 柴田 達哉 田中 郁子
田中 聡子 堂前 美枝子 富田 由基子 西川 澄子
西脇 一恵 萩本 孝子 早見 富美子 藤本 淑成
南 峰世 安田 紀子 吉田 雅子 吉元 暁子
◆2023年6月27日(火)~7月9日(日) 〈7/3(月)休廊〉
1F・2F【第30回 心に響く小品展】
〈出品作家〉
青木 敏郎 赤松 加奈 秋口 悠子
荒牧 陽一郎 安東 菜々 池田 良則
生駒 泰充 石井 豊太 石股 昭
石母田 ななみ 一居 孝明 市川 曜子
出原 司 伊藤 隆 井上 廣子
井隼 慶人 今尾 栄仁 入佐 美南子
岩井 晴香 岩田 百子 烏頭尾 精
海野 厚敬 江川 恵 江藤 佳央琉
大杉 真司 大沼 憲昭 大森 啓
荻野 美穂子 奥田 輝芳 甲斐 扶佐義
片山 雅美 勝山 春枝 勝山 正則
門川 昭子 上岡 真志 川上 力三
貴志 在介 岸 映子 貴志 カスケ
岸 雪絵 岸中 延年 木代 喜司
来野 あぢさ 北村 美佳 木下 晋
木村 隆 木村 正恒 日下部 直起
日下部 雅生 久野 隆史 栗本 夏樹
黒川 彰夫 黒田 冨紀子 国府 克
児玉 健二 小西 煕 小林 一彦
小山 久美子 近藤 慧子 齋藤 博
坂爪 厚生 佐久間 嘉明 桜井 貞夫
信ケ原 良和 澁谷 和子 しみず やすこ
集治 千晶 シュライナーコール 白井 雅子
鈴木 春生 角 りわ子 髙田 学
髙谷 光雄 高安 醇 田島 征三
田島 征彦 田中 孝 田中 直子
谷 なつ子 谷口 淳一 田村 研一
田村 仁美 檀野 功 中馬 泰文
司 修 鶴田 憲次 鶴身 幸男
鳥海 太郎 内藤 英治 直海 かおり
長尾 紀壽 中佐藤 滋 中林 忠良
中原 史雄 難波 洋子 西久松 友花
西久松 吉雄 西久松 綾 根垣 睦子
野上 徹 野見山 暁治 橋本 文良
橋本 真弓 長谷川 宏美 長谷川 ゆか
畑 千秋 八田 哲 林 康夫
樋上 千哲 平岡 靖弘 蛭田 均
蛭田 美保子 廣田 政生 福岡 奉彦
福島 一二三 藤井 喜久雄 藤田 つぐみ
藤田 俊哉 冨士谷 隆 藤平 三穂
古野 恵美子 伯耆 正一 本田 希枝
馬越 陽子 松生 歩 松谷 武判
松村 綾香 マツモト ヨーコ 馬淵 哲
丸山 勉 三浦 以左子 三橋 卓
水口 裕務 向井 隆豊 向坂 典子
武蔵 篤彦 村上 泰造 村山 明
森 絵実子 山岡 明日香 山河 全
山下 茜里 山田 修市 山田 実
山根 須磨子 山本 桂右 山本 俊夫
吉岡 佐知 リチャード・スタイナー 若林 亮
渡邉 章雄
3年半に及ぶパンデミックも一応の終息(?)を迎え、京都の街には人が溢れ、画廊にも久しぶりに海外からのお客様が増えました。
今春には文化庁が本格移転し、秋には京都市立芸術大学が市街地に戻ってくる等、京都の街は文化の発信地として更に注目を集めることとなるのではないでしょうか。
その京都で活躍する作家と国内外在住で京都にも縁の深い作家たち、20歳代から100歳代までの現役作家151人が今回御出品くださいます。
油彩・水彩・日本画・版画・ドローイング・写真・彫刻・陶・染・織・漆…。
小さな作品の中に広がる奥深く豊かな世界をお楽しみいただきたく御案内申し上げます。
ギャラリーヒルゲート
◆2023年7月18日(火)~12月24日(日) 〈月曜休廊・日曜日は~17:00〉
奥庭空間【木村舜 展】(立体造形)
RUST HUMAN
全ての物質は時間や外的要因により廃れてゆく。
それは環境や生物による侵食、外的要因による破壊、経年劣化など多岐に渡り、地球上の如何なる生物や物質であっても決して避けられぬ現象である。
こうした廃れという現象は人間が作り出した社会や生活といった概念的な括りの中にも無数に存在し、様々な人間が日々の日常を送る中で苦しみ、足掻き、もがき続け、その過程で人間という生物として他意的にもしくは直接的に自身の身体や人間社会といった概念の廃れを認識するのである。それと同時に新たな物事が発生、成長していくのである。
この様な現象が日常的には発生しているという事、そして廃れから新たに生じる変化、成長を移りゆく季節や気候の影響により変貌していく7つの作品を鑑賞していただき、現代を生きる人間や身の回りで起こり得る廃れ(RUST)を感じていただきたい。
木村 舜 Shun Kimura
1992年8月2日 京都府生まれ August 2, 1992 Born in Kyoto, Japan
学歴
2015年 京都造形芸術大学(現 京都芸術大学) 美術工芸学科 総合造形コース 卒業
2017年 3月 京都造形芸術大学(現 京都芸術大学) 大学院 芸術専攻 修了
主な活動
2017年 9月 東京キャラバンin京都(二条城/京都)(舞台美術として参加)
2018年 3月 Artists fair kyoto 2018 (京都文化博物館/京都)出展
9月 THE NEXT 10 ARTISTS (阪急梅田本店/大阪) 出展
11月 個展 にん間木村舜(山中SUPLEX/滋賀)
2019年 1月 香港アートセンターにて展示
JWAVE Lean for life in Hong Kong ラジオ出演
3月 下鴨プレアデス(下鴨茶寮/京都) 出品
8月 かみこあにプロジェクト(上小阿仁村/秋田) 出展
10月 グループ展 山中suplexのみんなと尼崎にいるあなた
(あまらぶアートラボ A-Lab) 出展
11月 object (蔦谷書店/京都) 出展
2020年 1月 ONE ART TAIPEI (シャーウッドホテル/台湾/アデミラギャラリー所属として参加)
6月 個展 混乱する今において表現された人の性や感情
(Gallery Marco/大阪)
9月 Object2020 (HOTEL ANTEROOM KYOTO GALLERY9.5/京都)
11月 ドライブイン展覧会 類比の鏡/The Analogical Mirrors
(山中SUPLEX/滋賀)
2021年 3月 アートフェア東京(東京国際フォーラム/東京/YUKIKO
MIZUTANI所属として参加)
8月 山中サマーソルトキック(MtK Contemporary Art/京都)
人/Huanity (YUKIKOMIZUTANI GALLARY/東京)
9月 ART drops (SPinniNG MiLL他 / 大阪)
10月 余の光/Light of My World (旧銀鈴ビル/京都/Alternative
Kyoto関連イベント)
2022年 3月 ARTISTS' FAIR KYOTO: SATELLITE 2022 GOLDMEMBER 2022(下鴨茶寮/京都)
2023年 4月 なんぞやひととはととうこととみじかいいろぺんしる
(artspace co-jin/京都)
人間社会や世界の動き、自分自身を含めた「人間」と対峙し、その過程で生まれる思想や考察、空想を自身の言葉や絵画、彫刻等様々な手段を用いて制作、表現を行う事によって自身の存在意義や無数に存在する「人間」を創出していく。
◆2023年6月20日(火)~6月25日(日)
1F【鳥海太郎 版画展】(木版・銅版)
2F【小山剛男展】(ミクストメディア)
「圧倒的な幼児の絵に刺激されて」
幼児の絵を魅力的に感じるのは、なぜだろう。
色づかいの未熟さや間違いだらけの形とは対照的に、空想力や想像力の豊かさを遊び感覚で楽しんでいる。大人の目にそれが新鮮に映るとしても幼児にとっては、きわめて単純で複雑で繊細なものでもない。
出来上った絵を褒めてもらって益々楽しく描くようになる。幼児の絵が面白く感じるのは描き出す空間が大人の固定した視覚を刺激するからにほかならないと思う。そして幼児は大人のノスタルジックな気持ちや純粋な心を羨ましく思う事を知らず、つぎつぎと作り出してその時期の最高傑作を生み出す。
幼児が成長していくと形を正確に捉えるようになり写真に近づけた絵を描こうとする。目の前にある対象を正確に伝えたいという本能か、大人に賞賛される事に喜びを感じるのか。それも一つの通過点だが、幼児期にあった自分の世界が失われ、私にとって、たいがい面白くなくなりダメになってしまう。
成長するにつれて人はだれでも失っていくものです。その代わり別のものを手に入れるのです。アンリ・マチスの言葉に「芸術家はまるで初めてそれらを見たかのように、すべてのものを見なければならない」
まさに幼児の感覚に通じるものがあると思う。私も喪失したものを取り戻そうとしているのか。
興味のある事を1つ描いて、描きながら構図を修正し色を直し、絵がどんどん変わっていく。その行為が楽しく、又なにか面白くない時は、たぶん幼児のような無規則な線を入れたり全く無関係なものを入れたりして、インスピレーションとスピードを大事に一瞬で思いついたまま描いたり消したりをくり返してやっと満足する。
思いついたらすぐ形にしたくなるので私の制作部屋には、アクリル絵具、水彩絵具、墨、クレパス、パステル、ドライバー、ルーペ等がちらばっている。材料にはさして拘らない。たまたま近くにあるもので描く事も多い。しっくりこない時には、その部分を隠すために新聞紙を貼ったり、なにか
もの足りなく思ったときには、意味のない文字を入れたりする。日本語だと意味が前に出て
しまうので、アルファベットをマチエールとして入れる事が多い。
昨今、ロシアによるウクライナの侵攻等、地政学的リスクが高まり、平和が脅かされています。人類は恐竜が栄えた年月のたった0.13%しか地球上に存在していません。人類が原因で地球環境の破壊は決して許されるものではありません。「生物の敵が人類」にならない様に祈りたいものです。今回の展覧会で平和をテーマにした作品も発表しますので、どうぞ御高覧下さいますようお願い致します。
小山 剛男 KOYAMA Takeo
1950 京都に生まれる
1970 京都産業デザイン研究所夜間卒業
ギャラリー16にて個展
シェル美術賞展〈佳作〉
1972 同志社大学卒業
西脇デザイン事務所入所
1976 家業の製紐業に従事する
その傍ら日曜画家として制作をする
ギャラリーH2O、ギャラリーアーティスロング、海月文庫で個展
日本アカデミー賞、池田満寿夫記念芸術賞〈優秀賞〉
京都デイトン(USA)版画交流展
2017 会社を退き若い頃からの夢である画家として制作に打ち込む
2023 ギャラリーヒルゲートにて個展
◆2023年6月13日(火)~6月18日(日)
1F【木村正恒・油彩・素描展 京都好日】
木村 正恒 KIMURA Masatsune
1943年生まれ
1967年 京都市立美術大学西洋画科卒業
主体展、京展(1985年、1988年市長賞)、青美展、文化庁現代美術選抜展(1998年、2004年)
その他、各種グループ展、個展等で油彩画を発表してきた。
近年は激しく変貌する懐かしい京都を描き残すことに専念している。
2F【星のおくりもの しみずやすこ個展】
音から感じる色、色から感じる味、手触り、温度、香り…。日々感じる感覚から生まれる作品たち。静寂の夜空へ望遠鏡を覗けば、深く広がり輝く無数の星々と神話。四季の星空の言の葉を円形の作品に込めました。“春夏秋冬の星座図の連作”を中心に展示いたします。
<しみずやすこ プロフィール>
日々出逢う、色とりどりの“生きた感覚”(色・音・香り・温度・手触り…)を元に、独自の世界観で作品を生み出し続けています。その他、企画展での展示。書籍、雑誌の装幀画や挿絵。店舗用作品…等々。
Pinpoint Gallery(東京)、ギャラリーヒルゲート(京都)…などでの個展、企画展。『詩とメルヘン』サンリオ、『エンバー 失われた光の物語』集英社…等。
◆2023年6月6日(火)~6月11日(日)
1F・2F【17seasons 【17人の現在】】京都市立芸大で‘80年代に学んだ作家たちの作品展 (日本画・洋画・工芸 他)
〈出展作家〉
石田歩 石田眞弓 大志万伸子 衣川雅之 國松万琴
佐川俊浩 田中直子 戸村寿子 鳥越翔海 林寿朗
福井研一 藤原二朗 ふるはし美鳥 堀内たかみ
堀川宏幸(野原レンゲ) 三浦孝宣 山本俊夫
◆2023年5月30日~6月4日(日)
1F【コスゲカズコ展】(ミクストメディア)(二紀会準会員)
2F【日々のうたかた展 上西玄象(書・画)/上西哲也(写真)】
◆2023年5月23日(火)~5月28日(日)
1F・2F【二人展 黒田冨紀子(油彩・銅版画)・黒田暢(染色・シルクスクリーン)】
夫、暢が89才で亡くなって五年になりますが、彼の染作品に囲まれているとすぐ近くにいつも居るような感覚になります。
彼の張り切った若々しい作品と私の自由で楽しい作品を展示いたします。トッチンとフーコの家へ遊びにお越しいただける様な二人展になるのでしょうか。
黒田 冨紀子 KURODA Fukiko
1931 神戸市に生まれる
1954 京都市立美術大学西洋画科 卒業
〃 専攻科入学
1955 〃 専攻科中退
1955〜1959 〃 研究室助手勤務
1958 京都朝日新人展 出品
1961 京展 (京都市美術館)中部日本新聞社賞受賞('63紫賞)
1985 関西二紀展 会員賞 受賞('88,'92,'94,'95,2012)
1986 講演 「ボテロと私」(大阪大丸ミュージアムサロン)
1988 第42回二紀展 会員賞 受賞
美術選抜展 ('89,'90,'91)、 日仏現代美術展
1991 第45回二紀展 女流画家奨励佐伯賞 受賞
1994 第48回二紀展 鍋井賞 受賞
2012 第66回関西二紀展 成井賞
2014 京展審査員('15)
2021 黒田真里・黒田冨紀子 -真里・冨紀子が描く食卓から花も景色も-
(あべのハルカス近鉄本店 アートギャラリー/大阪)
2021 黒田冨紀子展 〜三姉妹とともに〜(ギャラリーヒルゲート)
2022 黒田冨紀子 〜卒寿を迎えて〜(ギャラリーヒルゲート)
他、個展、グループ展多数
現在 二紀会委員、日本美術家連盟会員、紅梅アトリエ
パブリックコレクション
京都府立ゼミナールハウス 「驟雨」
聖ヨゼフ医療福祉センター 「POISSON」「遠い道」
神戸アイセンター 「いろいろな世界」「海辺の日曜日」
京都オアシスリハ 「ネムの咲く頃」「十二支と子ら」
堺市文化観光局文化部 「Waiting for the moon」
黒田 暢 KURODA Tōru
1929 京都市に生まれる
1948 京都市立美術専門学校図案科 卒業
龍村美術研究所入所
1949 日展 入選 '74 特選
1950 関西展 新大阪新聞社賞、京都府立工芸美術知事賞 '51 佳賞
1953 千切屋染織繍研究会に入会
1954 京展 市長賞 '57 読売賞 '60 市長賞 '86 京展賞
1967 京展審査員
1971 日本現代工芸美術展 10 周年記念賞
1981 日展 審査員
1983 '83 京都美術選抜展('84,'91)
2014 5人展“黒田暢・冨紀子と三人の娘たちの作品展
黒田真里・辻村千加・吉岡三紀”(ギャラリーヒルゲート)
2017 黒田暢・黒田冨紀子展 吉岡三紀遺作展
(ギャラリーヒルゲート)
2018 89歳で亡くなる
他、個展、グループ展多数
前現代工芸会員、前新工芸会員、前日展会員、前京都嵯峨美術大学学長、名誉教授、前京都工芸美術作家協会会員
パブリックコレクション
京都国立近代美術館、染・清流館
◆2023年5月16日(火)~5月21日(日)
1F・2F【武蔵篤彦展】(京都精華大学名誉教授・日本版画協会会員)
武蔵 篤彦 Atsuhiko Musashi
1952年 京都府生まれ
1977年 ワシントン大学美術学部卒業
1979年 サンフランシスコ・アート・インスティチュート大学院修了
京都精華大学名誉教授、日本版画協会会員、日本美術家連盟会員
[主なグループ展]
1990年 インターグラフィック’90(ドイツ)
1993年 バラトバヴァン国際版画ビエンナーレ (インド)
1995年 京都市芸術新人賞受賞作家展’95(京都市四条ギャラリー)
1999年 ぶどうの国の国際版画ビエンナーレ(山梨県立美術館)
1999年 スコットランド・アニュアル(アートクラブ賞、エディンバラ’)
2000年 京都版画2000(京都市美術館別館)
2001年 マキシグラフィカ(京都市美術館)
2004年 現代版画の潮流展(町田市立国際版画美術館、松本市立美術館)
2007年 中華民国国際版画素描ビエンナーレ(台湾)
2008年 マキシグラフィカ(京都市美術館)
2009年〜 CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ)
2010年〜 日本版画協会 版画展(東京都美術館)
2010年 Global Vision 展(ルイジアナ、アメリカ)
2016年 日中現代版画交流展-2016深圳展(中国版画博物館)
2019年 Kyoto Hanga 日本・オーストラリア国際版画展(オーストラリア)
◆2023年5月2日(火)~5月14日(日) 〈5/8(月)休廊〉
1F・2F【中林忠良 銅版画展 -腐蝕の旅路・60年の軌跡-】(東京藝術大学名誉教授)
中林忠良 NAKABAYASHI Tadayoshi
1937 東京府品川区大井山中町に生まれる
1963 東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業
1965 同大学院美術研究科版画専攻を修了
1966 東京藝術大学美術学部非常勤講師(助手)に採用される
「アトリエC-126」(版画研究室)を結成
1975 文部省派遣在外研修員としてパリ国立美術学校
ハンブルグ造形芸術大学で研修('76まで)
1974 東京藝術大学美術学部講師('78助教授 '89より教授)
2003 紫綬褒章を受章
2014 瑞宝中綬章を受章
現在 東京藝術大学名誉教授、大阪芸術大学客員教授、日本美術家連盟理事長、日本版画協会理事
主な展覧会と受賞
1967 第7回現代日本美術展 賞候補(東京都美術館)
1972 第3回版画グランプリ展 賞候補(日動画廊 '73グランプリ受賞)
1982 第14回日本国際美術展
和歌山県立近代美術館賞受賞(東京都美術館・京都市美術館)
日本銅版画史展-キリシタン渡来から現代まで(東京都美術館)
1983 第1回中華民国国際版画ビエンナーレ 国際大賞受賞
1984 第7回東ドイツ国際版画トリエンナーレ インターグラフィック賞受賞
1985 第4回ロッジ国際小版画展 名誉メダル賞受賞(ポーランド)
1986 第11回クラコフ国際版画ビエンナーレ 優秀賞受賞(ポーランド)
第5回ソウル国際版画ビエンナーレ 国際大賞受賞(大韓民国)
1987 第4回ヴァルナ国際版画ビエンナーレ 銀賞受賞(ブルガリア)
1997 中林忠良-腐蝕銅版画-白と黒の世界展(池田20世紀美術館)
2004 「ispa JAPAN 2004 国際現代版画展」(東京藝術大学美術館)
2005 退任記念展「中林忠良-腐蝕のまなざしへ-」(東京藝術大学美術館)
2009 「中林忠良銅版画-すべて腐らないものはない」(町田市立国際版画美術館)
2017 「中林忠良銅版画展 腐蝕の海/地より光へ」(川越市立美術館)
2019 「中林忠良展 銅版画-腐蝕と光」(茅野市美術館)
「中林忠良銅版画展-腐蝕の旅路-」(O美術館)
パブリック・コレクション
国立国際美術館、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、アメリカ議会図書館、大英博物館版画素描室、エコール・デ・ボザール、パリ国立図書館、東京藝術大学美術館、町田市立国際版画美術館 他
10数年前に田島征彦先生から中林忠良先生を御紹介いただいた私は、厚かましくも勇気を奮って、夏・冬の小品展への御出品をお願い致しました。多分、ご無理なことと思っていましたのに、中林先生は気さくにお引き受け下さり、以来10年以上のお付き合いとなりました。
先生が東京藝大の助手として過ごされた'60年代末から'70年代にかけての大学闘争の時代を一学生として京都で過ごした私は、その頃の「白い部屋」や「囚われる風景」のシリーズに強く惹かれるものがあり、先生に「新作だけでなく、'60~'70年代の作品も展示させてほしい」とお願いしたことから、今回の「画業60年展」の企画が実現することとなりました。京都の小さな画廊でこのような大切な個展を開かせていただけることは望外の喜びとしか言いようがありません。
今展では、画文集『もう一つの彩月 絵とことば』に収録されたものと同様のモノタイプの作品も併せて展示されます。白と黒で表現される銅版画の世界とともに御高覧いただきたく、謹んで御案内申し上げます。
ギャラリーヒルゲート
夜話市民講座Bコース
中林 忠良 (銅版画家・東京藝術大学名誉教授・日本美術家連盟理事長)
「腐蝕の旅路・60年の軌跡」
5/6(土) 18:00〜19:30
参加費1,000円(学生500円)
定員30名(要予約) ギャラリーヒルゲート1F
ご予約はメール又はお電話にて承っております。
ご来廊の際にスタッフへお申し出くださっても結構です。
皆様のご参加をお待ちしております。
mail : hillgatekyoto@gmail.com
tel : 0752313702
◆2023年4月25日(火)~4月30日(日)1F・2F【西久松吉雄展 -地の恵み】(創画会会員)
地形と京野菜 西久松吉雄
京都の伝統野菜といえば、賀茂茄子、鹿ヶ谷南瓜、堀川牛蒡、壬生菜、万願寺唐辛子、海老芋、聖護院大根などがすぐに浮かぶ。土の性質や水質、盆地特有の気温の寒暖差など、自然環境によって育まれた特産品として魅力的な色彩と形と味覚がある。かつて地蔵盆にお供えした京野菜や果物などの情景がいつまでも記憶に残っている。また、馬鈴薯や玉葱から芽が出始める様を観察して、写生した楽しい時間もあった。
日本列島の地形による気候風土や土壌の違いで培われた各地の特色ある野菜や果物も、その土地からの恵みである。
これまで京都及び滋賀や奈良の地域にある神社や寺院を巡り、神道美術、仏教美術に接してきた中で、特に密教美術に興味をもち、高野山金剛峯寺や東寺講堂の立体曼陀羅に配置された仏像群の容姿や色彩、そして形相に圧倒される。更に優れた両界曼荼羅図に魅力を感じている。これらの記憶や体験が重なり作品の創作へとつながる。
西久松吉雄 にしひさまつ よしお
略歴
1952年 京都市に生まれる
1976年 京都市立芸術大学美術学部日本画科卒業
1979年 京都市立芸術大学美術専攻科日本画専攻修了
現在 一般社団法人創画会常務理事 成安造形大学客員教授 浜田市立石正美術館館長
主な受賞歴
1979年 第4回京都日本画美術展 新人賞受賞(京都府海外派遣)
1994年 第4回京都新聞日本画賞展 大賞受賞
1995年 第13回山種美術館賞展 優秀賞受賞
2010年 第23回京都美術文化賞受賞
2015年 第25回秀明文化賞受賞
2020年 第38回京都府文化賞功労賞受賞
これまでの主な展覧会
1986年 「86美術選抜展」(同89・92)京都市美術館
1989年 「次代を担う作家展」京都府立文化芸術会館
1992年 「第26回現代美術選抜展」井原市立田中美術館/岡山他
(同96秋田県立近代美術館/秋田他)
1997年 「京都美術工芸展選抜部門」京都府京都文化博物館
「現代京都の日本画-気鋭の15人-展」大丸ミュージアムKYOTO
1999年 「日本画の新世代展’99」大丸ミュージアムTOKYO/東京他
「現代日本絵画の展望展」東京ステーションギャラリー
2000年 「2000両洋の眼展」日本橋三越本店/東京他(同03松坂屋美術館/愛知他)
2004年 「戦後美術俊英の煌めき 文化庁買上優秀美術作品展」川越市立美術館/埼玉
2012年 「自然学-来るべき美学のために-」滋賀県立近代美術館/滋賀
2013年 「こころの京都百選完成記念特別展 」京都府京都文化博物館/京都
2014年 「梅原猛卒寿記念—梅原猛と25人のアーティスト展」高島屋日本橋店/東京他
2015年 「西久松吉雄展 祈りの地・古の風景」浜田市立石正美術館/島根
2018年 「退任記念展西久松吉雄—地のかたち」成安造形大学ギャラリーアートサイト/滋賀
2019年 「西久松吉雄・綾・友花展—地のかたち・水のめぐみ・土のちから」中信美術館/京都
主なパブリックコレクション
京都国立近代美術館、京都市美術館、京都府京都文化博物館、浜田市立石正美術館、
今治市大三島美術館、中土佐町立美術館、山種美術館、中信美術館、成安造形大学
◆4月11日(火)~4月23日(日)〈4/17(月)休廊〉
1F【KYOTOGRAPHIEサテライトイベント KG+ 参加展示
豊田有希展 -あめつちのことづて-】(写真)
あめつちのことづて
時を遡ると約15km離れた漁村から、1日に1度か2度、天秤棒の両端に下げ、行商が魚を売りにきていたという。道のない時代の生活圏は今とは異なるのではないだろうか。
山の作物は海へ、海で獲れた魚は山へ。
海と山、互い結う暮らしがあった。
この黒岩地区は、水俣病の原因となったチッソ水俣工場のある水俣市から約40km離れた山間集落だ。この日常のふとした会話や動作に水俣病の影が現れ、そこに気づくかどうかは私も周囲も本人ですら定かではない。認定、未認定、未申請、公式確認以前など含め被害の人数はいまだ正確にはわからない。そして数で言えば数でしかないない。水俣病の本質は数で数えられるようなことではないだろう。
利便性を追求しようと社会を発展させていく。その影で失くしたもの、失くそうとしているものがあるかもしれない。
ただそこにそっと在る、言葉にならない言葉を、天地のことづてに耳を傾け、淡々と見つめたい。
豊田 有希(とよだ ゆうき)
1987年生まれ。 熊本県熊本市出身。2015年より水俣市在住。
高校時代から独学で写真を始め、 2012年から本格的な活動を開始。 その土地の風土や暮らしを見て得るだけではなく感触として得ていきたいと考え、現在は住んでいる地域の周辺を主なフィールドとして撮影を行なっている。 潜在化する人権や差別など社会問題を根底にもちつつ 土地や人物の在り方を同時に表現することを目指している。
主な作品に、山間集落の暮らしと水俣病の痕跡を辿った「あめつちのことづて」(2016-)、 2020年7月九州南部豪雨で水損した地域のネガフィルムのレスキュー作業にあたったREBORNプロジェクトを 立ち上げ、 販売売上の経費を除く金額を復旧活動に寄付する目的で作った「ドネーションブックREBORN」 などがある。
豊田有希ホームページ www.yuukitoyoda.com/
1950年代から続く「水俣病」の被害は、石牟礼道子さんの著書『苦海浄土』やユージン・スミス氏の写真等によって広く知られ、1960~70年代には患者さんたちのチッソ(株)や国への抗議活動も大きなうねりを起こしました。けれど、1997年熊本県知事が水俣湾の安全宣言を行ったことで日本の公害問題の象徴とも言われた「ミナマタ」は私たちの日常意識から遠のいていきました。
1987年生まれの豊田有希さんが2016年から山間の黒岩集落に通いつづけ、人々とその暮らしを撮影している事、そこに水俣病の影が見えかくれすることは「週刊金曜日」に紹介されるまで知る由もなく、それは驚きでもありました。
彼女の私家版の冊子に書かれた言葉は鋭く自身を、撮ることを問う思考の過程を記していて、それもまた驚きでありました。
現代に生きる若い写真家の仕事として、多くの方に知っていただきたいと思います。どうぞ、御高覧下さいませ。 ギャラリーヒルゲート
トークイベント |Talk session(ヒルゲート夜話市民講座Bコース)
4/11(火) 18:00〜19:30
ギャラリーヒルゲート1F|Gallery Hill Gate 1F
豊田有希 (写真家) Yuuki Toyoda(Photographer)
聞き手:本田政昭 (週刊金曜日) Masaaki Honda(Editor)
「そこに在る言葉にならない言葉を撮る」
参加費1,000円(学生500円) 定員30名(要予約)
2F【KYOTOGRAPHIEサテライトイベント KG+ 参加展示
A室 原発:時を越える風景 Maco(藪田 正弘)作品展/B室 大西 正彦 写真展-祀りと平和】
A室 原発:時を越える風景 Genpatsu:a landscape transcend time
Maco(藪田 正弘)作品展
それは現在のものなのか、それともはるか過去、あるいは未来の姿なのか。
古典写真技法で表現された原発は、ときを越えてそこにある。
日本に存在する59基の原子力発電所は、その役割を終えても簡単には解体されず長い年月そこにあり続ける。否応なくその姿は風景を形作る。
私は現役記者時代、原発に関する取材をしてきた。議論は生煮えのまま深まらず、ときの権力によって翻弄されてきたその存在は、今も喉に刺さった小骨のように私の心に引っ掛かっている。
原発とは何か。
本展は、改めて原発を風景として表現することで“もの”としてのありようを確認する試みの記録である。色彩を排し、精細な描写を欠くヴァンダイク・ブラウン・プリント技法により原発本来の姿を浮かび上がらせる。
Maco(藪田 正弘)
1952年 神戸生まれ
1975年~2013年 読売テレビの記者・ディレクター・プロデューサーとして
テレビ番組制作などに当たる。
2013年~18年 BPO[放送倫理・番組向上機構]調査役
2018年~写真表現大学(大阪・茨木市)にて写真研究・古典プリント講座等受講し、さまざまな表現方法を学ぶ。
個展
2021年9月28日~10月3日
「Manhatt-n(2021)~多層の街、その“かたち”を描く~」
ギャラリーヒルゲート(京都市中京区) 「KG+2021」公式写真展
グループ展
2021年10月27日~29日
「第1回 Classical Photographの魅力展」 大阪市中央公会堂
2022年12月7日~18日
「第2回 Classical Photographの魅力展」
堺アルフォンス・ミュシャ館 ギャラリーつつじ
これまでの多数のドキュメンタリー・報道番組の制作経験を生かし、客観的な事実(記録)を積み重ねる手法で、“記録と表現が両立する作品”を制作し続けている。
B室 大西 正彦 写真展-祀りと平和
粟田神社で伝統を引き継ぐ女性剣鉾差しの記録、
反戦ミュージシャンのライブ映像と記録写真
大西 正彦(Masahiko Oonishi)
1952年 宇治市生まれ、京都市を拠点に活動。
1975年 日本写真専門学校映像学科卒業
1975年 ダイエーフォトエンタープライズ入社
1976年 八島フィルムサービス(現㈱ytvNextry)入社
よみうりTV報道局撮影部派遣
1986年 読売テレビ京都支局配属(~2002)
ドキュメント・制作番組カメラマン、ネットワーク局依頼撮影等
2003年 ㈱映像企画 本社映像取材部(映像プロデューサー)
2013年 よみうりTV編集局派遣
2019年 ㈱ytvNextry退社。
いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展2019京都:沖縄
(ギャラリーヒルゲート)
2020年 大西正彦展(KG+参加企画・ギャラリーヒルゲート)
2021年 いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展2021
(ギャラリーヒルゲート)
大西正彦展(ギャラリーヒルゲート)
2022年 いま「平和のために」ひたすら『非戦』を願う美術家たちの作品展 2023
(ギャラリーヒルゲート)
現在 各方面からの依頼を受け、アートや音楽・ 運動の現場を取材、
記録している。
〈カメラマンとして参加した作品の受賞歴〉
・1999年5月報道劇場21「おーい、元気かぁー!往診・高齢者医療の明日へ」よみうりTVで放送 日本民間放送連盟優秀賞受賞
・1994年7月NNNドキュメント94「我がふるさとは…在日韓国朝鮮人二世のニッポン」 日本民間放送連盟優秀賞受賞
・NNNドキュメント86 「続・奇形ざるは警告する」日本民間放送連盟優秀賞受賞
・関西写真テレビ記者協会の賞等受賞歴あり
◆4月4日(火)~4月9日(日)
1F・2F【2022年度メキシコ政府アギラ・アステカ勲章受章記念 竹田 鎮三郎の原風景/メキシコからの贈り物 竹田 邦夫 彫銀展】
2022年度メキシコ政府アギラ・アステカ勲章受章記念 竹田 鎮三郎の原風景
アギラ・アステカ勲章
1933年12月29日、アベラルド・L.ロドリゲス政権が大統領令として制定したものです。この勲章は、メキシコに対してあるいは全人類に対して、優れた功績を示した外国人に贈り、顕彰するものです。メキシコを知らしめ、他国とメキシコの関係強化に実績を残した政治家、芸術家、企業家に、毎年1名に授与されるものです。
竹田鎮三郎 TAKEDA Shinzaburo
1935年2月13日 愛知県瀬戸市に生まれる
1953年 東京芸術大学美術学部油画科に入学
1957年 東京芸術大学美術学部油画科を卒業
「第1回東京国際版画ビエンナーレ展」国立近代美術館(東京)に木版画《陽の下の労働》
《茶わんと女》が入選
この頃、木版画作品が美術評論家で版画コレクターの久保貞次郎と、1936年にメキシコ
から帰国した後は瀬戸市に住んでいた画家北川民次の目に留まり、後に瀬戸市を訪れた
久保と、また北川とも知己を得、久保に師事する。
1960年 オリジナル二人版画集『牛』を木村利三郎と刊行
1962年 「1962年版画新人ジャーナル賞展」(東京)に木版画《潮の女》《沖縄カード》が入選
毎日新聞社主催「第5回現代日本美術展」東京都美術館に木版画《沖縄カード》が入選
「第3回東京国際版画ビエンナーレ展」国立近代美術館(東京)に木版画《男》《女》を
招待出品(第4,5,6回も出品)
オリジナル二人版画集『虎』を木村利三郎と刊行
1963年 メキシコへの渡航費用捻出のため、オリジナル版画集『SETO Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ』を頒布する
9月、メキシコへ。首都メキシコ・シティーに住む
1964年 日中はメキシコ国立サン・カルロス美術学校の壁画科に通い、夜間は国立書籍学校
(現国立版画学校)の石版画教室に通う。このクラスで先住民の血の濃い学生レオ・
アコスタ(1932-)と親しくなる。
1965年 査証を更新すべく、ニューヨークに長距離バスで行く。その後も永住ビザを取得する
まで都合3度ほど訪問、1960年代から1970年代初頭にかの地で全盛のポップアート
の影響の強い作品を制作する。
グアテマラ青年版画展で第二席を受賞
メキシコ国立文化博物館に画家、および当時のメキシコでは画家の仕事だった
グラフィックデザイナーとして就職
1967年 「ヴァンクーヴァー国際版画展」に《My life of México》を出品
1971年 「ジャパン・アート・フェスティバル-日本版画展」(ブリュッセル、ベルギー)に
シルクスクリーン《男と女》を出品
1973年 オリジナル木版画集『メキシコの祭』8点組(刷り佐藤景三)を日本で刊行
1975年 栃木県立美術館『1975・日本の版画』に《水浴》を招待出品
1976年 ジャパン・アート・フェスティバル『今日の日本版画‘76』(ベルギー、ベネズエラ、
1977年札幌松坂屋)に石版画《蜂スズメ》を出品
1977年 石版画《この地上にうまれるもの》が、1976年度日本文化庁優秀美術買い上げ作品に
選出される。
1979年 15年の首都の暮らしと国立文化博物館の勤務に決別し、先住民の伊吹が濃厚な何部の
オァハカ州オァハカ市へ移住
オァハカ州立自治ベニト・ファレス大学(UABJO)芸術学校に、版画とデッサンの
教師として勤め始める
1980年 「1980・日本の版画」栃木県立美術館に《銅の谷》を招待出品
1991年 石版画《この地上にうまれるもの》が、東京国立近代美術館い所蔵される
1992年 「戦後の日本版画」町田市立国際版画美術館(東京)に《月をとる》《海辺の女》
《トナ(守護神)》出品
版画回顧個展「マエストロ・タケダ今日の版画」メキシコ国立版画美術館
(メキシコ・シティー)
1993年 「久保貞次郎と芸術家」町田市立国際版画美術館(東京)に《哀しみ》《オキナワ稲福
ババ》出品
1994年 「現代版画名古屋/メキシコ・シティー交流展」(名古屋市、豊田市)にメキシコの12
作品をオーガナイズし、《イツモへの憧れ》を出品する
1998年 「メキシコ現代版画展」埼玉県立近代美術館、下関市立美術館に《My life of México》他
を出品
オァハカ弁護士協会から文化功労賞を受ける
1999年 「第99回ぶどうの国国際版画ビエンナーレ展-招待国メキシコ」(山梨県立美術館)に
際しメキシコ国立版画美術館と共同でメキシコ側オーガナイザーを務め、《砂の女》
他を出品
2002年 勤務先のUABJO芸術学校の美術学部アカデミック・コーディネーター(学部最高位)
に選出される
2005-06年 メキシコ国立芸術院主催8都市巡回個展に油彩100号5点組、水彩2点と版画18点
を出品
2008年 「第1回シンザブロウ・タケダ国内版画ビエンナーレ」を開催。同展はオァハカ州立
絵画美術館(オァハカ市)ほか国内3都市を巡回(2010,2012,2014)
2010年 オァハカ美術の発展と普及に尽力した功績によりオァハカ州文化の家39周年記念文化
功労賞を受ける
オァハカ州海岸地方の少数民族であるアフリカ系児童の教育支援のため、元教え子の
画家たち10人とオリジナル版画集「アルテサ」を制作、展覧会を開催
2011年 勤務先のUABJO(オァハカ市)に画廊〈シンザブロウ・タケダ・ルーム〉がオープン、
記念個展を開催
2012年 日本政府より秋の叙勲「瑞宝中授章」を綬ける
2013年 在墨50周年記念「日はまたのぼる」UAM大学(メキシコ・シティー)を開催
2015年 グループ展「移民とアート タケダと教え子たち」カルガリー大学(カナダ)
2016年 グループ展「オァハカアート」ブランウンスビル美術館、テキサス(アメリカ)
メキシコからの贈り物 竹田 邦夫 彫銀展
メキシコ、インディオの世界ヘモチーフをもとめ、メキシコの金・銀・オパール等を使ったネックレス、ペンダント、指輪など、独創的な装身具を中心にご紹介します。
又、併せて、メキシコ伝統の幻の染織作品、貝紫染めによる作品もご紹介します。
竹田邦夫 TAKEDA Kunio
愛知県瀬戸市出身でメキシコ在住の彫銀作家。
◆3月28日(火)~4月2日(日)
1F【木村隆 陶展】
木村隆 Takashi Kimura
1952 青森に生まれ、横浜で育つ
1985 京都市工業試験場、窯業専科修了
1985 京都市産業技術研究所講師(~'19)
1991 フランス・パリにて個展('93'94年)
1993 大阪・阪神百貨店個展(~'11)
1997 京都嵯峨芸術大学 講師 (~'04)
2000 北京・中国美術館にて国際交流陶芸展
2003 京都精華大学 陶芸コース講師
2010 木村隆陶展(ギャラリーヒルゲート'12'13'14'15'16'18'19'21)
2013 滋賀県美術協会会員
2018 「別冊炎芸術・天目」に記事掲載
2F【村井宏二 村井由美子 絵画展~それぞれの日々の中で~】
村井宏二
油彩・岩絵具など混合技法
1947 京都に生まれる
1970 京都教育大卒
1990年頃より各地のギャラリー、百貨店にて作品を発表
村井由美子
油彩・岩絵具など混合技法 鉛筆
1946 京都に生まれる
1969 京都教育大卒
1990年頃より各地のギャラリー、百貨店にて作品を発表
◆3月21日(火)~3月26日(日)
1F【シュライナー・コール作品展】
2F【橋本美術研究所 第12回はるびの会展 同時開催:ウォーターカラー橋本真弓展】
橋本美術研究所 第12回はるびの会展
〈出展作家〉
奥村秀弥 小瀧光代 𠮷田靖夫
池谷 孰 野村京子 北野香世
原 依子 倉田啓子 蒲生ひろ子
参考出品:橋本幸志
橋本美術研究所のこと
2001年9月に開設した橋本スケッチクラブを前身として、2003年12月に、アートコア教室が誕生しました。2006年3月に橋本美術研究所教室を加え、故・橋本幸志とともに、生涯学習の一助としての絵画教室をめざし、橋本真弓の「心で描く透明水彩」を、絵を描くことを通して共に学び自己を高めることに資するという、一貫した理念のもとにご指導をさせて頂き、今日に至っています。
はるびの会展のこと
橋本美術研究所はかつて旧春日小学区にあり、「春日」の枕詞「はるびの」を教室展名に冠してから、早くも第12回展を迎えます。
コロナ禍の中、緊急事態宣言が出されるたびにお休みとなった教室、モチベーションの維持が困難な状況にも負けず、続けて来られ描かれました渾身の作品の数々を、どうぞ、ご覧下さいますように……
同時開催:ウォーターカラー橋本真弓展2Fカフェギャラリー ヒルゲート奥
木々や草花、それらとともにある暮らし、身近な自然……
心穏やかなスケッチの時間を大切に、少量の絵の具と紙と水と、
簡素で和やかな画材の特性を活かした表現にこだわって25年、
制作を続けてきました。紙の白を生かし水が描かせてくれる慈しみの絵画、
この本格的な透明水彩を、ウォーターカラーと呼び大切にしています。
知を愛し心豊かに、安らぎを与えてくれる小品を、ご覧いただければ幸いです。
橋本真弓 略歴
京都工芸繊維大学造形工学科卒
1995年より 故・橋本幸志に師事
2001年より橋本スケッチクラブ設立
2003年より橋本美術研究所にて指導
2002年3月より ギャラリーヒルゲートにて
2020年まで毎年 個展14回と二人展
2016年 はしもと出版工房設立
《橋本幸志の時代史》
潮江宏三著 《西洋美術史案内》 出版
◆3月14日(火)~3月19日(日)
1F・2F【小間size KOGEI展 京都工芸美術作家協会】
主催:ギャラリーヒルゲート 共催:京都工芸美術作家協会
〈出展作家〉
染織
伊砂 正幸 井上 由美 金井 大輔 北島 桂子
日下部 雅生 澁谷 和子 内藤 英治 本田 昌史
陶芸
𫝆井 眞正 片山 雅美 加藤 丈尋 桑原 紀子
谷口 良孝 トレーシー・グラス 伯耆 正一
漆芸
入澤 あづさ 栗本 夏樹 服部 一齋 宮木 康
金工
中村 佳永
人形
赤染 恒子 岡本 祥吾 宮﨑 明美
ガラス
黒田 敬子 德力 竜生
木工
村山 明
石宝
ぐり 友里
染織- Dyeing and Weaving -
伊砂 正幸 ISA Masayuki
1989 金沢美術工芸大学美術学科(日本画)を卒業
2007 第39回日展にて特選 2018 工芸美術日工会展にて特別賞受賞
井上 由美 INOUE Yumi
2003 京都精華大学大学院芸術研究科 染織専攻 修士課程修了
2020 JAMA・FIDEM会員
金井 大輔 KANAI Daisuke
1977 神奈川県生まれ 2003 京都精華大学大学院芸術研究科卒業
2010 京展市長賞受賞(同’11) 2011 日展入選(以後9回)
2022 京都工芸美術作家協会展協会奨励賞受賞
北島 桂子 KITAJIMA Keiko
1954 山口県宇部市に生まれる 1977 嵯峨美術大学卒業
1981 日展入選 1995 日本新工芸展「読売テレビ賞」他
日下部 雅生 KUSAKABE Masao
1988 京都市立芸術大学美術学部卒業(1990年同大学院修了)
2012 第44回 日展 特選 2014 英国Bath Spa大学客員研究員として渡英(1年間)
現在 京都市立芸術大学教授/京都万華鏡ミュージアム特別企画顧問/日展会友
澁谷 和子 SHIBUYA Kazuko
1957 京都市立芸術大学工芸科染織専攻科修了
1965 日展外務省買上、日展無鑑査 ~99年
1998 京都美術文化賞 2003 京都市芸術功労賞
2017-18 澁谷和子展 Part1 翌年Part2開催(染・清流館/京都)
内藤 英治 NAITO Hideharu
1946 京都市に生まれる 1973 京都市立芸術大学美術専攻科染織専攻修了
2016 京都府文化賞功労賞 受賞 2023 京都市芸術振興賞 受賞
現在 日展会員/日本新工芸家連盟副理事長/京都工芸美術作家協会理事/工芸京都同人
本田 昌史 HONDA Masashi
1953 枚方市に生まれる 1976 京都市立芸術大学工芸科染織専攻卒業
1978 京都市立芸術大学美術専攻科修了
1992 第3回国際テキスタイルコンペティション京都 大賞受賞
陶芸 - Ceramic –
𫝆井 眞正 IMAI Makimasa
1986 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業、久米桂一郎賞受賞 ’88同大学院修了
2002 京都市芸術新人賞受賞 2022 京都市藝術文化協会賞受賞
現在 京都陶磁器協会副理事長/工芸京都同人/京都文化財団運営委員
片山 雅美 KATAYAMA Masami
1950 京都市に生まれる 1970 陶芸家 西川實先生に師事
1983 京展(市長賞’83’88・楠部賞’97) 2012 日展特選
現在 日展会友/日本新工芸家連盟審議員
加藤 丈尋 KATO Takehiro
2018 第28回 工芸美術「日工会展」日工会賞、第30回創工会展 京都府知事賞
2019 京都工芸の精華展2019(ボストン・京都)、改組新第6回 日展 特選受賞
桑原 紀子 KUWAHARA Noriko
1974 作陶を始める 2004 日展 特選受賞(同’06)
2019 日本現代工芸美術展 文部科学大臣賞受賞 2020 日展特別会員
谷口 良孝 TANIGUCHI Yoshitaka
2000 京都市工業試験場終了・父陶藝家 谷口正典に師事
2007 日本新工芸展日本新工芸賞受賞
トレーシー・グラス Tracey GLASS
1979 カリフォルニアUOP/バークレー大学・文化人類学科在学中日本に留学
1986 カリフォルニア大学からニューヨーク大学陶芸科編入
1993 女流陶芸展 入選5回、新匠工芸会展連続入選 2011 新匠工芸会会員
伯耆 正一 HOKI Masakazu
1954 京都市に生まれる
2003 第35回日展 特選受賞「形象譜」(同’05 第37回日展特選受賞)、
現在 日展会員/日工会会員、創工会会員/京都工芸美術作家協会理事/全関西美術展運営委員
漆芸 - Urushi (Lacquer) –
入澤 あづさ IRIZAWA Azusa
1983 大阪府生まれ 2012 「京都市立芸術大学作品展」大学院市長賞 買上賞
2019 一般社団法人日本漆工協会 漆工奨学賞
栗本 夏樹 KURIMOTO Natsuki
1987 京都市立芸術大学大学院美術研究科漆工専攻修了
1995 日本の現代工芸-伝統と前衛-展(ヴィクトリア&アルバート美術館,U.K.)
1996 現代美術の展望 VOCA展’96(上野の森美術館,東京)
現在 京都市立芸術大学美術学部漆工研究室教授
服部 一齋 HATTORI Issey
1975 京都に生まれる 1996 国立高岡短期大学卒、日本漆工協会 漆工奨学賞受賞
1998 国立高岡短期大学 専攻科卒(現・富山大学芸術文化学部)
2019 日工会展 日工会賞、全関西美術展 第一席、工芸美術 創工会展 京都府知事賞受賞
宮木 康 MIYAKI Koh
1981 京都市生まれ 2004 京都市立芸術大学工芸科漆工専攻卒業
2006 京都市伝統産業技術者研修本科修了(’07同専科修了)
現在 京都工芸美術家協会会員/工芸美術日工会会員/工芸美術創工会会員
金工 - Metal -
中村 佳永 NAKAMURA Yoshinaga
1958 三世竹影堂榮眞の三男として京都に生まれる 1973 父 榮眞の工房に入る
2007 京都伝統工芸大学校金工科講師に就任
2018 京都府伝統産業優秀技術者に表彰される
人形 - Ningyo (Doll) –
赤染 恒子 AKAZOME Tsuneko
1977 奈良女子大学理学部卒業 1978 (四世面竹)岡本正太郎氏に師事
1988 西村喜代氏に師事(~’95) 1998 日展初入選(’03、’16’~’19)
岡本 祥吾 OKAMOTO Shogo
1982 14世京人形司面屋庄甫の長男として京都市に生まれる
2002 大阪芸術大学彫刻科中退
2010 第1回 明日を担う京人形展(2019を除く2020まで)(京都髙島屋美術画廊)
宮﨑 明美 MIYAZAKI Akemi
1996 京都人形司十四世面屋庄甫に師事 2016 改組 新第3回日展初入選(同’17~’19)
2018 第30回記念創工会展 奨励賞 京都新聞賞受賞
ガラス - Glass –
黒田 敬子 KURODA Keiko
2000 ガラス工芸作家 山田えい子氏、後に竹内洪氏に師事
2006 第20回京都芸術祭「国際交流総合展」京都市長賞受賞
2011 第23回伝統工芸諸工芸部会展入選
德力 竜生 TOKURIKI Tatsuki
1988 カリフォルニア州立大学ロングビーチ校美術学部 修了
2015 日展特選受賞 2018 大阪工芸功労者 知事表彰
現在 日展会友/創工会会員/京都工芸美術作家協会理事/日工会監事
木工 - Wood –
村山 明 MURAYAMA Akira
1944 兵庫県に生まれる 1966 京都市立芸術大学卒業/黒田辰秋に師事
1996 京都府無形文化財保持者に認定 2003 重要無形文化財保持者に認定
2004 京都府文化賞功労賞受賞 2005 紫綬褒章受章 2014 旭日小綬賞受章
2015 京都市文化功労賞受賞
現在 重要無形文化財保持者/日本工芸会正会員/京都芸術文化協会副理事長
石宝 - Sekiho (Mineral) –
ぐり 友里 GURI Tomosato
2008 第2回三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選/買上げ(’09)(東京)
2010 京都精華大学 芸術学部 造形学科 日本画専攻 卒業
2016 第30回記念 京都芸術祭 美術部門 国際交流総合展 京都府知事賞 受賞
長い伝統に裏打ちされた確かな技と時代を切り拓く新鮮な発想。1946年に部門や会派の垣根を越えて創立された京都工芸美術作家協会は、まさにそのような京都の工芸の特質を体現する他に類を見ない作家団体です。
その多彩な作品の一部でも御紹介したいとの、私どもの思いを協会の先生方が受けとめて下さり、今展が実現しました。素晴らしい小品の数々を本展の大作と併せてどうぞお楽しみ下さいませ。
ギャラリーヒルゲート
◆2023年3月7日(火)~3月12日(日)
1F【第9回湫画会展 曽根孝子・田中孝・白崎和雄・西野理 洋画展】(愛知県立芸術大学卒)
2F【物故作家 山本昌平 素描と小品展】
昭和を駆け抜けた一画家
戦前から戦後へと 庶民の姿を描くまなざし
その先にみえる日本人
山本昌平 略歴(1914~1986)
1914(大正3)京都生まれ
1935(昭和10)京都市立絵画専門学校研究科卒
青龍社入塾
1943(昭和18)青龍社所属(入選7回 社子推挙)
1956(昭和31)青塔社所属 その後、
日展、京展、日春展、青塔社展に出展
1986(昭和61)死去 享年72歳
1999(平成11)遺作展
2001(平成13)作品展
◆2月28日(火)~3月5日(日)
1F・2F【石田眞弓&田島亮一 2人展in KYOTO】
石田 眞弓 ISHIDA MAYUMI
幼いころから、道端に落ちている木の実を拾い集めたり、
小さな草花を摘んで帰るのが好きでした。
定年退職後の今、机の上は水性色鉛筆に交じって
懐かしの木の実やら我が家で育てたシシトウ達が所狭しと転がって居ります。
そんな愉快な仲間達を、いつも額を作って私を支えてくれている
頼もしい教え子との2人展で、紹介したいと思います。
1959年大阪生まれ
京都市立芸術大学大学院フレスコ科修了
2020年3月まで大阪府立高校に勤務
現在、 京都市立芸術大学美術教育研究会 大阪支部長
京都市立芸術大学美術学部教職課程 非常勤講師
田島 亮一 TAJIMA RYOUICHI
木のものづくりと動物たちの絵を描いて活動しております。
可愛くてどこか落ち着く空間作りのお手伝いができれば幸いです。
1986年 大阪生まれ普通科の高校を卒業
2005年 木工 (京指物) を習うため、 京都伝統工芸専門学校(現京都伝統工芸大学校) 入学
2007年 高山市の家具工房に入社 8年間、家具やクラフト製品の製造や販売業務を担当
2015年 家具工房退社後、独立
同年屋号を「かめいち堂」 として活動開始、
ギャラリーでの個展、各地の百貨店催事や、クラフトイベントなどに参加
2017年 京都府の京丹波町に活動拠点を移し活動中
◆2月21日(火)~2月26日(日)
1F・2F【キノプリント展2023】(京都精華大学版画コース4回生・院生・教員による版画展)
KINO PRINT とは京都精華大学版画専攻4回生・大学院生有志と教員が、 版画の特徴である複数性 (エディション)に ついて考え、制作した作品を納めた26.5cm角の版画集のこと。
木版画、銅版画、リトグラフ、シルクスクリーン、写真など様々な版画技法を用いた作品が一つの箱に納められています。
〈出展作家〉
教員・スタッフ
池垣タダヒコ 北野 裕之 武蔵 篤彦
―――――――――――――――――――――
伊庭 靖子 大八木 夏生 加納 俊輔 川崎 麻祐子 川端 千絵 岸 雪絵
衣川 泰典 熊谷 誠 澤田 華 集治 千晶 本田 このみ 芳木 麻里絵
―――――――――――――――――――――
髙畑 紗依
大学院生
魏 威 小島 花菜 齋藤 梨恵 張 語黙 フォック チン 前川 琴瑚
4回生
奥山 紗代 大谷 夕月 角 萌海 坂井 杏 高田 陽菜 武田 葵 マーリィ
長谷川 彌 藤木 菜々子 藤田 ひかる 星 裕花 コウ シケン ム ジンエン
リ シカン
木版
版木を彫り、絵の具をのせて摺る。力強い線や柔らかいぼかしなどの版材を生かした表現の広さが魅力。
リトグラフ
石やアルミ版にクレヨンで描画し、水と油の反発作用を利用して刷る。 豊かな色彩表現が美しい。
シルクスクリーン
メッシュ地にインクが通過するところとしない所を作る。
様々な素材に刷れる特徴がある。
銅版
銅版に傷をつけ、そこにインクを詰めて刷る。綿密な描写や特有の色面の強さに魅了される。
写真
光に対してカメラなどを用いてイメージを写し取る。
見えないものを瞬時にフィルムなどに残せることが魅力。
◆2月14日(火)~2月19日(日)
1F・2F【女流画家協会 京都展】


〈出展作家〉
生駒幸子 石田ひろ子 伊藤育子 石井洋子
江口薫 大前美登利 岡崎好江 金谷ちぐさ 香山えみ 川口智美
菊地史津 岸鹿津代 楠本惠子 黒沢裕子 児玉沙矢華 後藤静子
柴野純子 杉本弘子 須藤美保 髙橋恭子 辻井久子 手塚廣子
照山ひさ子 徳中壽子 鳥居隆子 長瀬いずみ 中間淑子 中村齋子
中村智恵美 服部圭子 早矢仕素子 平川きみ子 広瀬晴美 ふじいあさ
堀岡正子 前田礼子 馬越陽子 松本恵美 森山陽子 八木芳子
梁田みい子 山口たか子 𠮷川和美 よだみちよ 渡辺記世 渡辺由紀子
天児奎子 小原公子 北和子 すずきふみえ
◆2月7日(火)~2月12日(日)
1F・2F【いま「平和のために」ひたすら『非戦』を願う美術家たちの作品展 2023】(平面・立体) (堺町画廊と同時開催)
2013年、特定秘密保護法の強行採決以来、この国で戦争の道へ踏み出す動きがひときわ慌ただしくなり、不安にかられた美術家たちは、それぞれの作品をかかげて、毎月9日夕暮れの京都河原町の街角に、ただ立ちはじめました。
この「無言の路上展」に賛同する美術家たちの広がりは、やがて「戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展」の開催へ。多くの作品を通して非戦の意志を表明する展覧会が回を重ねてきました。
この間、2022年2月24日にはじまったロシア軍のウクライナ侵攻で多くの人々が戦禍に追われ、伝えられる殺りくと破壊の映像に、私たちは21世紀の国際社会が安全や安定からほど遠いことをいたましく思い知りました。
こうした状況をとらえて、長くこの国の人と暮らしを守ってきた日本国憲法の「非戦・平和」の志を歪め、「非核三原則」を覆そうとする動きが勢いを増しています。
だからいま、私たちはあらためて「平和」のために『非戦』の願いを集め、ここに作品展を開催いたします。ご高覧下さい。
〈出展作家〉
■参加作品が2会場いずれに展示されているかはあらかじめ未定です。
相見節子 青砥直美 赤塚佳子 上野真知子 紀光 荒木香
荒木晋太郎 荒木惇 荒瀬隆造 井口湖山 池田芳子 一井リツ子
鴨脚えり子 井上由美 井上良子 井隼慶人 今井康雄 今村敬子
入佐美南子 上田和美 上田寬 植田良章 梅谷正惠 大江紀久子
大金晶子 太田眞素已 大西正彦 岡内克江 岡田毅 緒方かおる
岡本裕介 荻野美穗子 御目文字 片野ふくこ 勝山春枝 勝山正則
Katya Swafford 加藤輝雄 加藤登紀子 加藤徳了 楮谷陽子 加茂きみえ
河合嗣生 川上鈴子 川上力三 川端明子 貴志在介 貴志カスケ
貴志早苗 岸川理子 木代喜司 北島桂子 北島哲 木村輝美
木村正恒 キーン 竹下桃子 日下部雅生 倉渕奈千子 神門やすこ
小西春江 小西熙 小林知里 斉藤秀敏 齋藤洋 斉藤真人
佐々木経二 定美代子 佐藤廣子 佐藤瑠美 柴田千壽子 澁谷和子
嶋田エリカ 嶋田久美子 下村順子 城野愛子 城野秀紀 新治晃
鈴木淳子 鈴木和幸 鈴木直史 鈴木春生 宗由美子 高田文
高橋繁次 高橋稔枝 高橋万里 髙谷早知子 髙谷光雄 竹内淳子
竹内照代 たけしまさよ 田島征彦 田中恒子 田中直子 丹下紘希
辻田恭子 出口綾 峠多瑞子 東樋口美智子 内藤清子 長尾紀壽
中島みなみ 中田ゆきみ 中西澄子 中村趫 中村雅子 中村美知生
にい俊男 西村昌佐子 ノブコ・ウエダ ハセガワアキコ 畑ゑり子 林康夫
吐山月乃 吐山若奈 東田りつ子 ヒラオヨシエ 廣田政生 福家省造
ふじみつこ 藤喜直文 藤澤彰子 藤波佳子 ふしはらのじこ 藤本忠彦
藤森哲朗 藤原順子 フルイミエコ 古野恵美子 星野高志郎 星野良子
保手濱洋子 堀井ふみこ 堀内たかみ 真木智子 松井嘉子 松田良介
松村一樹 真鍋宗平 三柴啓子 ミシマアユミ 水上卓哉 水嶋康宣
光田節子 宮崎淳子 宮田啓子 村上武臣 紫zukin 目黒郁朗
森志歩 森義則 安本俊昭 山岸稔 山口恵美子 山口賛治
ヤマゲンイワオ 山下二美子 山添耕治 山本新太郎 山本義雄 Yukof
横内真理 吉田朋乎 𠮷原和惠 吉水絹代 吉村吟子 吉村佳子
米山啓子 和田崇之 渡邉敬介
◆1月31(火)~2月5日(日)
1F【八幡朋子展 Listen to my song】(油彩、行動美術協会会員)
これまで心象的なもの、ファンタジアなものを描いてきました。通して今は
音楽と街、人をテーマに懐かしけれど新しい音を表現したいと思っています。
八幡朋子 略歴
2001年 行動美術協会展に出品
同展において
奨励賞
深見 隆賞
損保ジャパン美術家財団賞受賞
損保ジャパン選抜奨励展出品
2012年 アートスペース東山にて個展
2013年 京都大丸にて個展
2015年 Art Space MEISEIにて個展
2016年 銀座あかね画廊にて個展
2017年 Art Space MEISEIにて個展
2019年 同上
行動美術協会会員
日本美術家連盟会員
京都府在住
2F【田中希和子展 -愛おしき猫たち-】(日本画)

◆1月24日(火)~1月29日(日)
1F・2F【奥田孝司 絵画展】
奥田孝司 プロフィール
昭和17年1月9日生 2022 年現在80歳
工務店を営み、今は仕事を息子に任せる(現在は不動産賃貸業)
絵を楽しむアマチュア画家です。
絵画は、子供の時から好きで中学生ごろから京都市美術館に来た主な展覧会は観に行った。
妻と旅行で撮りためた写真をもとに、気儘に風景を中心に絵にしています。
今年80歳を迎え、区切りとして個展を開催する。
今描いている絵が芸術といえるかどうか分かりませんが、芸術として描けるまで精進したいと思います。
絵画遍歴
2007(65歳)~2016年 NHK カルチャー色鉛筆教室で(月2回)稲垣直樹先生ご指導の元 色鉛筆画などを始める。
2016 主に風景画を油彩で始める
2019 上野の森美術館「日本の自然を描く展」に初応募「LUCCA」佳作賞
汎具象展公募「シャルケバッケの谷を歩く」特待賞
2020 上野の森美術館「日本の自然を描く展」応募「入選」
2021 汎具象展公募「TONE湖」特待賞
茨木市美術展「水路」S30号 茨木アート賞
2022 上野の森美術館「日本の自然を描く展」応募「路地」入選
茨木市美術展「初夏の木陰」美術協会奨励賞
◆1月10日(火)~6月25日(日) 〈月曜休廊〉
奥庭空間【江藤佳央琉 石彫 自選展】
過去から未来へ・・・
失望から希望へ・・・
現世から来世へ・・・
何処から何処へ・・・
江藤佳央琉 Etoh Kaoru
1955年 兵庫県西宮市生まれ
1978年 京都教育大学 美術科Ⅰ類卒業
第3回京都美術展
1979年 第4回京都美術展
1980年 京都市立芸術大学 彫刻専攻科修了
京都美術選抜展
1985年 京都ときめき博(京都国際会議場)
祇園祭フェスティバル
1986年 神戸須磨離宮公園現代彫刻展 準入選(神戸)
1987年 丹沢野外彫刻展 準入選(神奈川)
1988年 第1回石のさとフェスティバル 大賞(香川)
同展シンポジウム参加作品制作(香川)
ストーン・ヘンゲ展(奈良)
京都彫刻家連盟入会
京都野外彫刻展(以後毎年出品)①
1991年 はねうさぎ企画彫刻展(京都)
第2回石のさとフェスティバル 庵治町議会議長賞(香川)
京都彫刻家連盟展(以後毎年出品)②
1992年 IACK’92出品(2007年まで毎年出品)③ ①②
住友金属研究所モニュメント「環」制作設置
1993年 日米彫刻家交流展(京都) ①②③
1994年 京都野外彫刻展」 彫刻のプロムナード(けいはんな市民広場)
「夜空へのプロローグ」買い上げ ②③
1995年 「夜空へのプロローグ」一条高等学校設置(奈良)
①②③
1997年 兆展(京都)
京都国際温暖化防止会議COP3 作品展示(国際会議場)①②③
1998年 第1回GRIND MIND絵画と彫刻からの発進(京都ギャラリーはねうさぎ)
宇治野外彫刻展
京都新聞社チャリティー作品展(以後毎年出品)④ ①②③
1999年 第1回ART楽市(京都市市民芸術広場) ①②③④
2000年 第2回ART楽市(京都市市民芸術広場)
EXHIBITION楽市(京都市美術館 南庭)
京都野外彫刻展 受賞「自然力・調べ」 ①②③④
2001年 「自然力・調べ」 ぶらり嵐山 設置 ※(8)
滋賀大学教育学部小学校びっくりアートフェスティバル(滋賀)
第3回ART楽市(京都市市民芸術広場)
北山街彫刻フェスタ(京都) ①②③④
2004年 第2回GRIND MIND絵画と彫刻からの発進(ギャラリー恵風)①②③④
2006年 ※第1回 京都府庁旧本館展(以後毎年出品)⑤ ①②③④
2007年 ※第1回高瀬川彫刻展(以後毎年出品)⑥ ①②③④⑤
2008年
〜2010 ①②④⑤⑥
2011年 ※第25回国際交流総合展(以後毎年出品)⑦ ①②④⑤⑥
2013年 日吉大社芸術祭 ①②④⑤⑥⑦
2014年 第3回GRIND MIND絵画と彫刻からの発進(ギャラリー恵風)①②④⑤⑥⑦
2015年 大阪御堂筋アート
白川野外美術展 ①②④⑤⑥⑦
Shoebox展(以後毎年出品)⑧
2016年 第1回植物園彫刻小品展(以後毎年出品)⑨
〜2018年 ①②④⑤⑥⑦⑧⑨
2019年 堂本印象美術館 野外彫刻展⑩ ①②④⑥⑦⑧⑨
2020年 ①⑦⑨
2021年 京 小さな宇宙展
兵庫県彫刻家連盟50周年記念展 賛助出品 ①④⑥⑦⑨
第4回GRIND MIND江藤佳央琉・鈴木春生 二人展(ポルタギャラリー華)
ねこあーる展(ギャラリー柚)
2022年 京 小さな宇宙展(ポルタギャラリー華)⑩②④⑥⑦①⑨
神宮道上ル下ルアート♡カルチャー(ギャラリー博宝堂)
同じ刻を生きる作家たち展(京都市美術館)
教育大学アートフォーラム(Boxギャラリー)
Self Portraito(ギャラリー恵風)
ねこあーる展(ギャラリー柚)
パブリックコレクション
1988年 A Cube Float On The Wave(香川県庵治町)
BLOWING WIND(香川県牟礼町)
1991年 漂浮(香川県庵治町)
1992年 「環」住友金属研究所モニュメント制作設置(けいはんな学研都市)
1994年 「夜空へのプロローグ」一条高等学校設置(奈良)
2001年 「自然力・調べ」 ぶらり嵐山 設置(京都)
個展
1980年 京都ギャラリー16(京都)
1984年 京都ギャラリーF(京都)
1985年 京都ギャラリーF(京都)
有楽町西武マリオンファブリックギャラリー(東京)
1987年 京都ギャラリーSUZUKI(京都)
1995年 京都ギャラリーはねうさぎ(京都)
2022年 高瀬川・四季AIR(京都)
2023年 ギャラリーヒルゲート(京都)
◆1月10日(火)~1月22日(日) 〈1/16(月)休廊〉
1F・2F【第31回 折々の作家たち展】
〈出展作家〉
青木 敏郎 赤松 玉女 秋口 悠子 麻田 浩 安野 光雅 池田 良則
生駒 泰充 石股 昭 石母田 ななみ 泉地 靖雄 伊勢 信子 一居 孝明
一居 弘美 市川 曜子 出原 司 井上 隆雄 井上 廣子 伊庭 新太郎
今尾 栄仁 岩井 晴香 烏頭尾 精 海野 厚敬 榮永 大治良 大森 啓
奥田 輝芳 甲斐 扶佐義 貝原 浩 勝山 正則 加藤 登紀子 門坂 流
上岡 真志 川上 力三 神野 立生 貴志 在介 岸 雪絵 木代 喜司
来野 あぢさ 北村 美佳 木下 晋 木村 克朗 木村 隆 木村 正恒
日下部 直起 日下部 雅生 葛本 康彰 栗本 夏樹 黒川 彰夫 黒崎 彰
黒田 暢 黒田 冨紀子 小西 熙 小林 一彦 小林 敬生 小山 久美子
近藤 慧子 齊藤 博 坂爪 厚生 佐久間 嘉明 桜井 貞夫 信ケ原 良和
澁谷 和子 角 りわ子 髙橋 雅史 田島 周吾 田島 征三 田島 征彦
田中 忠雄 田中 直子 谷 なつ子 谷口 淳一 千葉 倫子 司 修
中井 英夫 長尾 紀壽 長谷 治郎 中林 忠良 中原 史雄 西久松 友花
西久松 吉雄 西久松 綾 西山 喬 野上 徹 野見山 暁治 橋本 幸志
長谷川 宏美 長谷川 ゆか 八田 哲 林 康夫 平岡 靖弘 蛭田 均
蛭田 美保子 廣田 政生 福島 菊次郎 冨士谷 隆 藤平 伸 藤平 三穂
古野 恵美子 本田 希枝 馬越 陽子 増田 常徳 松生 歩 松谷 武判
馬淵 哲 丸木 位里 丸木 スマ 丸木 俊 丸山 勉 三浦 以左子
三浦 景生 水上 勉 三橋 卓 宮村 長 向坂 典子 武蔵 篤彦
村上 泰造 村山 明 森田 康雄 森本 勇 山河 全 山崎 脩
山根 須磨子 山本 桂右 山本 俊夫 リチャード・スタイナー 若林 亮
渡邉 章雄 渡辺 恂三
1988年に開廊した当画廊は今年35周年を迎えます。全くの素人の母子が始めた仕事が何とか続けてこられたのは、ひとえに皆様のおかげと、改めて深く感謝申し上げます。
画廊への転業を勧めて下さった水上勉先生も、最初の企画の一つを担って下さった丸木位里・俊夫妻も、小さな画廊での個展を引き受けて下さった安野光雅先生も・・・。お世話になったたくさんの先生方が鬼籍に入られました。
年に一度、物故作家の遺作を現役作家の作品とともに展示させていただくこの企画は、亡くなられた先生方を身近に感じられ、初心を思い起こさせてくれる貴重な機会となりました。
皆様にとっても、懐かしい、あるいは新鮮な出会いの場となることをお祈りして、今年も開催させて頂きます。
平面・立体ともに多彩な127人の先生方の御作品を、何とぞ御高覧頂きたく、謹んで御案内申し上げます。
ギャラリーヒルゲート