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1F・2F【二人展 黒田冨紀子(油彩・銅版画)・黒田暢(染色・シルクスクリーン)】
1F・2F【二人展 黒田冨紀子(油彩・銅版画)・黒田暢(染色・シルクスクリーン)】
2023年5月23日(火)~5月28日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
夫、暢が89才で亡くなって五年になりますが、彼の染作品に囲まれているとすぐ近くにいつも居るような感覚になります。
彼の張り切った若々しい作品と私の自由で楽しい作品を展示いたします。トッチンとフーコの家へ遊びにお越しいただける様な二人展になるのでしょうか。
黒田 冨紀子 KURODA Fukiko
1931 神戸市に生まれる
1954 京都市立美術大学西洋画科 卒業
〃 専攻科入学
1955 〃 専攻科中退
1955〜1959 〃 研究室助手勤務
1958 京都朝日新人展 出品
1961 京展 (京都市美術館)中部日本新聞社賞受賞('63紫賞)
1985 関西二紀展 会員賞 受賞('88,'92,'94,'95,2012)
1986 講演 「ボテロと私」(大阪大丸ミュージアムサロン)
1988 第42回二紀展 会員賞 受賞
美術選抜展 ('89,'90,'91)、 日仏現代美術展
1991 第45回二紀展 女流画家奨励佐伯賞 受賞
1994 第48回二紀展 鍋井賞 受賞
2012 第66回関西二紀展 成井賞
2014 京展審査員('15)
2021 黒田真里・黒田冨紀子 -真里・冨紀子が描く食卓から花も景色も-
(あべのハルカス近鉄本店 アートギャラリー/大阪)
2021 黒田冨紀子展 〜三姉妹とともに〜(ギャラリーヒルゲート)
2022 黒田冨紀子 〜卒寿を迎えて〜(ギャラリーヒルゲート)
他、個展、グループ展多数
現在 二紀会委員、日本美術家連盟会員、紅梅アトリエ
パブリックコレクション
京都府立ゼミナールハウス 「驟雨」
聖ヨゼフ医療福祉センター 「POISSON」「遠い道」
神戸アイセンター 「いろいろな世界」「海辺の日曜日」
京都オアシスリハ 「ネムの咲く頃」「十二支と子ら」
堺市文化観光局文化部 「Waiting for the moon」
黒田 暢 KURODA Tōru
1929 京都市に生まれる
1948 京都市立美術専門学校図案科 卒業
龍村美術研究所入所
1949 日展 入選 '74 特選
1950 関西展 新大阪新聞社賞、京都府立工芸美術知事賞 '51 佳賞
1953 千切屋染織繍研究会に入会
1954 京展 市長賞 '57 読売賞 '60 市長賞 '86 京展賞
1967 京展審査員
1971 日本現代工芸美術展 10 周年記念賞
1981 日展 審査員
1983 '83 京都美術選抜展('84,'91)
2014 5人展“黒田暢・冨紀子と三人の娘たちの作品展
黒田真里・辻村千加・吉岡三紀”(ギャラリーヒルゲート)
2017 黒田暢・黒田冨紀子展 吉岡三紀遺作展
(ギャラリーヒルゲート)
2018 89歳で亡くなる
他、個展、グループ展多数
前現代工芸会員、前新工芸会員、前日展会員、前京都嵯峨美術大学学長、名誉教授、前京都工芸美術作家協会会員
パブリックコレクション
京都国立近代美術館、染・清流館
(1F・2F)武蔵 篤彦 展
1F・2F【武蔵篤彦展】(京都精華大学名誉教授・日本版画協会会員)
2023年5月16日(火)~5月21日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
武蔵 篤彦 Atsuhiko Musashi
1952年 京都府生まれ
1977年 ワシントン大学美術学部卒業
1979年 サンフランシスコ・アート・インスティチュート大学院修了
京都精華大学名誉教授、日本版画協会会員、日本美術家連盟会員
[主なグループ展]
1990年 インターグラフィック’90(ドイツ)
1993年 バラトバヴァン国際版画ビエンナーレ (インド)
1995年 京都市芸術新人賞受賞作家展’95(京都市四条ギャラリー)
1999年 ぶどうの国の国際版画ビエンナーレ(山梨県立美術館)
1999年 スコットランド・アニュアル(アートクラブ賞、エディンバラ’)
2000年 京都版画2000(京都市美術館別館)
2001年 マキシグラフィカ(京都市美術館)
2004年 現代版画の潮流展(町田市立国際版画美術館、松本市立美術館)
2007年 中華民国国際版画素描ビエンナーレ(台湾)
2008年 マキシグラフィカ(京都市美術館)
2009年〜 CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ)
2010年〜 日本版画協会 版画展(東京都美術館)
2010年 Global Vision 展(ルイジアナ、アメリカ)
2016年 日中現代版画交流展-2016深圳展(中国版画博物館)
2019年 Kyoto Hanga 日本・オーストラリア国際版画展(オーストラリア)
(1F・2F)中林忠良 銅版画展 ―腐蝕の旅路・60年軌跡―
1F・2F【中林忠良 銅版画展 -腐蝕の旅路・60年の軌跡-】
(東京藝術大学名誉教授)
2023年5月2日(火)~5月14日(日) 〈5/8(月)休廊〉
12:00~19:00(最終日~17:00)
(東京藝術大学名誉教授)
2023年5月2日(火)~5月14日(日) 〈5/8(月)休廊〉
12:00~19:00(最終日~17:00)
中林忠良 NAKABAYASHI Tadayoshi
1937 東京府品川区大井山中町に生まれる
1963 東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業
1965 同大学院美術研究科版画専攻を修了
1966 東京藝術大学美術学部非常勤講師(助手)に採用される
「アトリエC-126」(版画研究室)を結成
1975 文部省派遣在外研修員としてパリ国立美術学校
ハンブルグ造形芸術大学で研修('76まで)
1974 東京藝術大学美術学部講師('78助教授 '89より教授)
2003 紫綬褒章を受章
2014 瑞宝中綬章を受章
現在 東京藝術大学名誉教授、大阪芸術大学客員教授、日本美術家連盟理事長、日本版画協会理事
主な展覧会と受賞
1967 第7回現代日本美術展 賞候補(東京都美術館)
1972 第3回版画グランプリ展 賞候補(日動画廊 '73グランプリ受賞)
1982 第14回日本国際美術展
和歌山県立近代美術館賞受賞(東京都美術館・京都市美術館)
日本銅版画史展-キリシタン渡来から現代まで(東京都美術館)
1983 第1回中華民国国際版画ビエンナーレ 国際大賞受賞
1984 第7回東ドイツ国際版画トリエンナーレ インターグラフィック賞受賞
1985 第4回ロッジ国際小版画展 名誉メダル賞受賞(ポーランド)
1986 第11回クラコフ国際版画ビエンナーレ 優秀賞受賞(ポーランド)
第5回ソウル国際版画ビエンナーレ 国際大賞受賞(大韓民国)
1987 第4回ヴァルナ国際版画ビエンナーレ 銀賞受賞(ブルガリア)
1997 中林忠良-腐蝕銅版画-白と黒の世界展(池田20世紀美術館)
2004 「ispa JAPAN 2004 国際現代版画展」(東京藝術大学美術館)
2005 退任記念展「中林忠良-腐蝕のまなざしへ-」(東京藝術大学美術館)
2009 「中林忠良銅版画-すべて腐らないものはない」(町田市立国際版画美術館)
2017 「中林忠良銅版画展 腐蝕の海/地より光へ」(川越市立美術館)
2019 「中林忠良展 銅版画-腐蝕と光」(茅野市美術館)
「中林忠良銅版画展-腐蝕の旅路-」(O美術館)
パブリック・コレクション
国立国際美術館、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、アメリカ議会図書館、大英博物館版画素描室、エコール・デ・ボザール、パリ国立図書館、東京藝術大学美術館、町田市立国際版画美術館 他
10数年前に田島征彦先生から中林忠良先生を御紹介いただいた私は、厚かましくも勇気を奮って、夏・冬の小品展への御出品をお願い致しました。多分、ご無理なことと思っていましたのに、中林先生は気さくにお引き受け下さり、以来10年以上のお付き合いとなりました。
先生が東京藝大の助手として過ごされた'60年代末から'70年代にかけての大学闘争の時代を一学生として京都で過ごした私は、その頃の「白い部屋」や「囚われる風景」のシリーズに強く惹かれるものがあり、先生に「新作だけでなく、'60~'70年代の作品も展示させてほしい」とお願いしたことから、今回の「画業60年展」の企画が実現することとなりました。京都の小さな画廊でこのような大切な個展を開かせていただけることは望外の喜びとしか言いようがありません。
今展では、画文集『もう一つの彩月 絵とことば』に収録されたものと同様のモノタイプの作品も併せて展示されます。白と黒で表現される銅版画の世界とともに御高覧いただきたく、謹んで御案内申し上げます。
ギャラリーヒルゲート
夜話市民講座Bコース
中林 忠良 (銅版画家・東京藝術大学名誉教授・日本美術家連盟理事長)
「腐蝕の旅路・60年の軌跡」
5/6(土) 18:00〜19:30
参加費1,000円(学生500円)
定員30名(要予約) ギャラリーヒルゲート1F
ご予約はメール又はお電話にて承っております。
ご来廊の際にスタッフへお申し出くださっても結構です。
皆様のご参加をお待ちしております。
mail : hillgatekyoto@gmail.com
tel : 0752313702
(1F・2F)西久松吉雄展―地の恵み
1F・2F【西久松吉雄展 -地の恵み】(創画会会員)
2023年4月25日(火)~4月30日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
地形と京野菜 西久松吉雄
京都の伝統野菜といえば、賀茂茄子、鹿ヶ谷南瓜、堀川牛蒡、壬生菜、万願寺唐辛子、海老芋、聖護院大根などがすぐに浮かぶ。土の性質や水質、盆地特有の気温の寒暖差など、自然環境によって育まれた特産品として魅力的な色彩と形と味覚がある。かつて地蔵盆にお供えした京野菜や果物などの情景がいつまでも記憶に残っている。また、馬鈴薯や玉葱から芽が出始める様を観察して、写生した楽しい時間もあった。
日本列島の地形による気候風土や土壌の違いで培われた各地の特色ある野菜や果物も、その土地からの恵みである。
これまで京都及び滋賀や奈良の地域にある神社や寺院を巡り、神道美術、仏教美術に接してきた中で、特に密教美術に興味をもち、高野山金剛峯寺や東寺講堂の立体曼陀羅に配置された仏像群の容姿や色彩、そして形相に圧倒される。更に優れた両界曼荼羅図に魅力を感じている。これらの記憶や体験が重なり作品の創作へとつながる。
西久松吉雄 にしひさまつ よしお
略歴
1952年 京都市に生まれる
1976年 京都市立芸術大学美術学部日本画科卒業
1979年 京都市立芸術大学美術専攻科日本画専攻修了
現在 一般社団法人創画会常務理事 成安造形大学客員教授 浜田市立石正美術館館長
主な受賞歴
1979年 第4回京都日本画美術展 新人賞受賞(京都府海外派遣)
1994年 第4回京都新聞日本画賞展 大賞受賞
1995年 第13回山種美術館賞展 優秀賞受賞
2010年 第23回京都美術文化賞受賞
2015年 第25回秀明文化賞受賞
2020年 第38回京都府文化賞功労賞受賞
これまでの主な展覧会
1986年 「86美術選抜展」(同89・92)京都市美術館
1989年 「次代を担う作家展」京都府立文化芸術会館
1992年 「第26回現代美術選抜展」井原市立田中美術館/岡山他
(同96秋田県立近代美術館/秋田他)
1997年 「京都美術工芸展選抜部門」京都府京都文化博物館
「現代京都の日本画-気鋭の15人-展」大丸ミュージアムKYOTO
1999年 「日本画の新世代展’99」大丸ミュージアムTOKYO/東京他
「現代日本絵画の展望展」東京ステーションギャラリー
2000年 「2000両洋の眼展」日本橋三越本店/東京他(同03松坂屋美術館/愛知他)
2004年 「戦後美術俊英の煌めき 文化庁買上優秀美術作品展」川越市立美術館/埼玉
2012年 「自然学-来るべき美学のために-」滋賀県立近代美術館/滋賀
2013年 「こころの京都百選完成記念特別展 」京都府京都文化博物館/京都
2014年 「梅原猛卒寿記念—梅原猛と25人のアーティスト展」高島屋日本橋店/東京他
2015年 「西久松吉雄展 祈りの地・古の風景」浜田市立石正美術館/島根
2018年 「退任記念展西久松吉雄—地のかたち」成安造形大学ギャラリーアートサイト/滋賀
2019年 「西久松吉雄・綾・友花展—地のかたち・水のめぐみ・土のちから」中信美術館/京都
主なパブリックコレクション
京都国立近代美術館、京都市美術館、京都府京都文化博物館、浜田市立石正美術館、
今治市大三島美術館、中土佐町立美術館、山種美術館、中信美術館、成安造形大学