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赤松玉女展~あいまいのものがたり~

~ヒルゲート夜話市民講座Bコース~
★講師 深萱 真穂(フリーライター/キュレーター)
「工芸と美術のあわい -染織の視点から」
4月14日(金) 19:00~20:30 ギャラリー1F
参加費1,000円(学生500円) 定員40名(要予約) 茶菓付
京都新聞美術担当の頃から、多様な作家の展覧会を丹念に見てこられた深萱さん。今は「染色」を主なテーマに研究、キュレーションの現場の仕事も積み重ねていらっしゃいます。京都の作家に精通し、なおかつ幅広い視野を持たれる深萱さんならではの「あわい」とは?
★講師 潮江 宏三(京都市美術館館長)
「ウィリアム・ブレイクの彩飾本」
①
4月21日(金), ② 5月12日(金), ③ 6月9日(金)
19:00~20:30 ギャラリー1F 各回1,000円(学生500円)
定員40人(要予約)
茶菓付
京都市立芸大教授・学長でいらっしゃった頃から潮江先生の主な研究テーマであったウィリアム・ブレイク。その精緻にしてダイナミックな「講義」は作家と作品に深く分け入りながら、その時代や歴史をも俯瞰するものです。貴重な授業に乞う御期待です。
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★講師 田島 征彦(染色・絵本作家)
「やんばるの命の森・高江」
4月28日(金) 19:00~20:30 ギャラリー1F
参加費1,000円(学生500円) 定員40名(要予約) 茶菓付
『トントンミーとキジムナー』『てっぽうをもったキジムナー』など沖縄を舞台にした絵本の名作を創られ、染色の大作でも度々沖縄の樹木や風土を描いてこられた田島先生。つい先日の取材旅行で、辺野古の基地建設や高江のオスプレイのヘリペット建設の状況を見てこられました。「ヤンバルクイナやノグチゲラなど特有の絶滅危惧種が危ない!」沖縄を、やんばるの自然を愛する田島先生からの緊急メッセージです。お話の後、映画『いのちの森・高江』を上映。
★講師 池田 方彩(天門美術館館長・美術家)
谷岡 彩 (上記特任研究員)
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「京阪の忘れられた画家たちー矢野橋村を中心にー」 |
7月7日(金) 19:00~20:30 ギャラリー1F
参加費1,000円(学生500円) 定員40名(要予約) 茶菓付
異色の彫刻家・池田遊子を師父にもち、その遺作を展示する美術館の館長として、また実作家や大学の講師としても活躍されている池田さん。歴史の中で忘れ去られた優れた作家たちを発掘する嗅覚は人一倍鋭く、そこには愛と情熱が秘められている気がいたします。知らなかった作家に出会えるかも? |
~ヒルゲート夜話市民講座Aコース~
★講師 尾崎 眞人 (京都市美術館学芸課長) <2017年度のテーマ> |
「日本の戦後美術と現代美術について」(予定)
① 5月19日(金)、② 6月16日(金)、③ 7月21日(金)、
④ 9月15日(金)、⑤ 10月20日(金)、⑥ 11月17日(金)、
⑦
2018年1月19日(金)、⑧ 2月16日(金)、⑨ 3月16日(金)
19:00~20:30 ギャラリー1F 定員40人 各回1,000円(学生半額) 茶菓付 要予約
日本の戦後美術は’50年代から’70年代にかけてまばゆいばかりの光芒を放ち、今や欧米でも<具体>を中心に再評価の波が高まっています。つい昨日のようにも歴史の彼方のようにも思える「戦後」美術と「現代」の美術はどうつながり、どう断絶しているのか?尾崎さんならではの視点からの解明に乞う御期待!
各回の詳しいテーマは後日お知らせいたします。
~来週の展覧会~
12:00~19:00(最終日17:00まで)
12:00~19:00(最終日17:00まで)
京都市立芸術大学工芸科陶磁器コース卒業
アトリエ凹凸日仏交流版画展、全関西美術展(ホルベイン工業賞)、日本版画協会展(2013~)
KYOTO版画日本オーストラリア国際版画展アワガミファクトリー賞、山本鼎版画大賞展入選
KYOTO版画日本カナダ国際版画展 奨励賞
黒田 暢・黒田 冨紀子 展/吉岡 三紀 遺作展
4月11日(火)~4月16日(日)
12:00~19:00(最終日17:00まで)
4月11日(火)~4月16日(日)
12:00~19:00(最終日17:00まで)
『2014年の春に黒田暢、冨紀子と3人の娘たち展として五人展をいたしました。私自身初めての家族展で、少し照れながらも展示してみてその面白さも味わえいい機会をいただいたと思いました。何年か経ってまた出来れば良いなと思っていましたが、私の一番下の妹である吉岡三紀が、昨年交通事故で亡くなり、5人展は最初で最後の展覧会となってしまいました。5人展から3年経った春にギャラリーヒルゲートの人見様に、両親と三紀の3人展を企画していただくことになりました。両親は制作する事で、日常をなんとか取り戻せました。三紀はもっともっと作品を作るつもりで、展覧会もしたがっておりました。「また続きしに来るしね!」とばかりに古新聞は敷きっぱなしで、買い足したばかりの染色材料もそのままです。本人が出品したかった作品は選べてないかもしれませんが、両親とのいい展覧会になる事を願っております。 黒田真里』
悲しみの中にあって三人展の実現を決意された黒田先生ご夫妻。そこに脈々と流れる作家の魂に深い感銘を受けました。どうぞご高覧頂きたくご案内申し上げます。