12月27日(月)~ 年末年始休廊
12月21日(火)~12月26日(日)
1F【山本桂右展 -記憶の遠近法-】
山本 桂右 Yamamoto Keisuke
1961 大阪生まれ
1986 金沢美術工芸大学大学院修了
1993 第2回さっぽろ国際現代版画ビエンナーレ 大賞受賞
1995 平成7年度文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリア(ローマ)に留学
1998 第12回現代版画コンクール展 優秀賞受賞(大阪府立現代美術センター)
第27回現代日本美術展 和歌山県立近代美術館賞受賞
2001 第10回台北国際版画、素描ビエンナーレ 銅賞受賞
2002 第5回高知国際版画トリエンナーレ 佳作賞受賞
2004 第39回昭和会展 優秀賞受賞
2005 平成18年度文化庁新進芸術家特別派遣研修員として米国
(ニューメキシコ州アルバカーキー、メリーランド州シルバースプリング)に滞在
2012 日動画廊東京本店にて個展
2015 大阪高島屋にて個展(2018、2020)
2018 Davidson Galleries (米国、シアトル)にて個展
現在 日本版画協会会員、白日会会員
2F【石山勝義展 ~は は は~ 絵と木と陶と】
12月14日(火)~12月19日(日)
1F【蛭田均展】(新制作協会会員)
蛭田 均 Hitoshi HIRUTA
1957 栃木県に生まれる
1978 嵯峨美術短期大学卒業
1987 新制作展(同’88、’90、’91新作家賞)
1991 伊藤廉記念賞展賞候補(名古屋日動画廊)
1994 京都市芸術新人賞
1995 前田寛治大賞展準大賞(倉吉博物館)
個展(日本橋三越本店)(同’ 02、’ 09)
1996 個展(高島屋京都)(同’ 98、’ 01、’ 06、’ 11)
1999 文化庁新進芸術家海外研修員(パリ)
2005 昭和会展昭和会賞(日動画廊)
2007 文化庁芸術家在外研修制度40周年記念(旅)展
(国立新美術館)
昭和会賞受賞記念蛭田均展(日動画廊)
2014 個展(ギャラリーア-トもりもと・東京)
2016 個展(あべのハルカス近鉄本店)
2017 文化庁新進芸術家海外研修制度50周年記念展
(日本橋高島屋他3カ所巡回)
2021 個展(大丸神戸店)
現在 新制作協会会員 日本美術家連盟会員
2F【蛭田美保子展】(新制作協会会員)
私の作品のテーマは “日常の中にある霊力”。
最近は特に植物に着目し、花や果実をモチーフに制作している。
植物は摘み取られた後もなお強い生命力を持っている。
水に浸さず机に置いて描いていた切り花のガーベラの花が勝手にまん丸の綿毛に変身したり、庭に捨てたどんぐりが樹になったりなど、身近で起こった現象により“花や果実は生き物である” という意識をもつようになった。
モチーフに宿っているものを引き出し、更に比喩や擬人化など自分なりのイメージを加えて造形して再構成し、絵画の中に生けていく。
作品を通して、普段あまり意識することのない見えない力を何らかの見える形によって示す。
静物画の枠を超え、日常を別の視点で捉える事により見えてくるもう一つの世界を表現したい。
蛭田 美保子
蛭田 美保子 Mihoko HIRUTA
1991 京都府生まれ
2015 京都市立芸術大学美術学部美術科卒業
2017 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了
現在 新制作協会会員
[個展]
2015 蛭田美保子展「うさぎ教圏」 ギャラリー恵風 (京都)
2017 蛭田美保子展「食像崇拝」 SUNABA GALLERY(大阪)
蛭田美保子展「顕花食物」 ギャラリー恵風 (京都)
2018 蛭田美保子展 光画廊(東京)
2019 蛭田美保子展「カーネリアン」 SUNABA GALLERY (大阪)
蛭田美保子展(OSAKA ART FES @梅田Hanshin) 阪神梅田本店 (大阪)
2020 蛭田美保子展「生リモノ」 ギャラリー恵風(京都)
蛭田美保子 絵画展 阪神梅田本店(大阪)
2021 蛭田美保子 洋画展 大丸神戸店(兵庫)
[グループ展]
2016 第34回明日をひらく絵画「上野の森美術館大賞展」上野の森美術館 (東京)
2017 第80回記念 新制作展 受賞作家展 銀座井上画廊(東京)
現代の写実 ―映像を超えて― 東京都美術館(東京)
2018 第10回絹谷幸二賞ノミネート(東京)
前田寛治大賞展 日本橋高島屋 (東京)
12月7日(火)~12月12日(日)
1F・2F【第12回 北村美佳展】(二科会会員)
北村美佳 Mika Kitamura
1992~ 二科展出品
佐藤国際文化育英財団第一回奨学生展
1995 二科展80回記念賞
1997 京展 市長賞(‘98)須田賞(‘13,‘14)
1999 二科展 二科賞
2001 京都府美術工芸新鋭選抜展
文化庁現代美術選抜展
2002 新鋭美術選抜展
2003 京都洋画の現在展
2004 前田寬治大賞展
2011 二科展 パリ賞
2018 二科展 会員賞
その他京都、滋賀、東京にて個展・グループ展
二科会会員 成安造形大学非常勤講師
11月30日(火)~12月5日(日)
1F【長谷治郎展 SOLID GROUND】(独立美術協会準会員)
長谷治郎(NAGATANI, Jiro)
1974年 神奈川県出身
1998年 京都大学理学部卒業
2001年 独立展出品('06~現在)
2010年 京展出品(~'12)
2011年 国民文化祭美術展 京都市教育委員会教育長賞
2012年 関西独立展関西独立賞(同'14,'15)
2013年 京都美術ビエンナーレ出品
2013年 独立展新人賞
2015年 独立展奨励賞
2015年 個展 (銀座かわうそ画廊 同'16,'18)
2017年 神戸アートマルシェ
2017年 グループLoutre選抜展 (阪神百貨店本店 同'18)
2019年 個展 (ギャラリーヒルゲート)
2019年 独立展佳作賞
2020年 個展 (ギャラリー恵風)
現在 京都市在住 独立美術協会準会員
2F【The 9th ENNEN FACTORY 版画展】
〈出展作家〉
岸中 延年 庄司 美都子 谷口 文子 中村 幸男
二宮 さち子 野尻 亜紀子 松下 和美 村田 拡樹
山羽 敦子
http://ennenfactory.wix.com/ennenfactory
11月23日(火)~11月28日(日)
1F【三橋卓 個展 歩いたり、立ち止まったり】(日本画)
三橋 卓 MITSUHASHI TAKU
1987年 京都市生
2013年 京都市立芸術大学美術研究科絵画専攻日本画修了
2021年 第10回管楯彦日本画大賞展出品
京都府新鋭選抜展出品(同‘20,‘19)
2020年 景聴園×今昔館 描きひらく上方文化(大阪市立住まいのミュージアム 大阪くらいの今昔館/大阪)
開校140周年記念企画展 京都府画学校への道(京都市学校歴史博物館/京都)
2018年 京都市芸術新人賞
2013年 第5回京都日本画新展大賞
2F【たくまたえこ油絵展 -石うたう-】
たくまたえこ
〈公募展〉
1986 京の四季展
亀岡市展
1987 関西行動展・京展・福知山展
1988 上野の森美術館
1995 西脇サムホール全国公募展
西脇市美展
松江を描こう全国公募展
1997 越後湯沢全国童画公募展
2000 美山かやぶき絵画コンテスト
2004 NHK文化センター美術大賞
〈個展〉
ル・モンド(京都)1991,1992
ギャラリー・ヒルゲート(京都)1993~2021 28回
ハート・ホール(神戸) 1994
西友スタジオCoCo(京都) 1995
ギャラリー2104(東京・青山) 1998
ギャラリーキットハウス(大阪) 2006,2010
不二画廊(大阪) 2011,12,13,14
不二画廊 horyuji 2018
京都帝釈天 木彫さる 奉納
八木町立八木中学校 30号油絵 寄贈
11月16日(火)~11月21日(日)
1F・2F【学校法人瓜生山学園 京都芸術大学洋画研究室教員展】
〈出展作家〉
相見 節子 一居 孝明 小川 万莉子 奥田 輝芳
川村 悦子 小枝 繁昭 小林 良一 小牟田 悠介
酒巻 洋一 城野 愛子 田中 愛子 中原 史雄
西垣 肇也樹 富士 篤実 藤田 つぐみ 藤部 恭代
古野 恵美子 水口 裕務 森田 康雄 山河 全
山本 努 由井 武人
京都芸術大学通信教育課程洋画コースの教員によるグループ展示です。
11月9日(火)~11月14日(日)
1F・2F【レトロなアヴァンギャルド-版画家たちの‘70~’80年代-】
〈出展作家〉
安東 菜々 井田 照一 出原 司 木村 秀樹
田中 孝 中馬 泰文 中路 規夫 橋本 文良
企画:潮江 宏三(京都市美術館前館長、美術史・美術評論)
「レトロなアヴァンギャルド―版画家たちの70年代、80年代」
ルネサンス時代、最先端の技術革新だった版画は、百年後には、絵画の複製の利便性に堕した。20世紀前半の巨匠たちは、浮世絵版画の余韻もあって版画制作に魅力を感じたのだが、結局、二次的な絵画の域を超えることがなかった。しかし、脱抽象表現主義を目指したポップアート以後の芸術家たちは、版画がそこに無機的なプロセスを含むがゆえに、表現の直接性、主観性から脱却し得る可能性を見、それゆえ、芸術思考を媒介し得る場として、むしろ自らの主要な表現メディアとして活用していった。ウォーホル、ジム・ダイン、然りである。それゆえ、70年代、版画という媒体は、コンセプチュアルにも振る舞える最先端の表現媒体になった。アヴァンギャルドだったのだ。ここに紹介する8人の作家は、その時代を生きた。
「レトロ」という形容辞は、バリバリ現役のアーティストたちには明らかに剣呑だと思う。とはいえ、現在の美術状況には、どう見ても「アヴァンギャルド」なるものは存在していないし、それそのものがもはやレトロになったことも確かだ。だからこそ、「アヴァンギャルド」なる姿勢が活きていた70年代、80年代に青春を過ごした版画家たちに刻まれたそのしるしを、もはやそれに無縁の人たちに見てほしいと切に思う。
潮江 宏三
井田 照一 Shoichi IDA
1941年京都生まれ。京都市立美術大学西洋画科専攻科修了後、1969年にフランス、1970年-74年はニューヨークに滞在。アメリカを中心に世界中で活躍し、国内でも数々の美術館やギャラリーで展覧会が開催された。
1976年第10回東京国際版画ビエンナーレ、文部大臣賞、1980年第8回クラコウ国際版画ビエンナーレ、ポーランド名誉賞、1986年R.ラウシェンバーグと共に日米文化交流名誉賞、2004年紫綬褒章受賞など受賞多数。2006年逝去。
今展のメンバーである7人の作家に多大な影響を与えた先達として、特別に遺作を展示させていただくこととなりました。
主な個展とグループ展
1967 現代美術の動向展(京都国立近代美術館)
1968 第6回東京国際版画ビエンナーレ展
(東京国立近代美術館,京都国立近代美術館)
1974 池田満寿夫と井田照一による新しい2人の日本版画展
(ジャパンハウス・ギャラリー/ニューヨーク)
1985 井田照一回顧展 1970-1985(原美術館)
1987 個展(京都市美術館)
1989 Shoichi Ida: Perspectives 13(ポートランド美術館/USA)
1990 世紀の日本美術〈紙と土〉
(スミソニアン研究所サックラーギャラリー/ワシントンD.C)
個展(シンシナティ美術館/オハイオ)
1992 個展(クラウンポイント・ギャラリー/サンフランシスコ)
2004 井田照一 版画の思考(豊田市美術館)
イン・ベッド[生命の美術]ピカソ,ボイスからアラーキー,
ビル・ヴィオラまで(豊田市美術館)
2007 井田照一・清水九兵衛・芝田米三とともに 京都市美術館所蔵作品展
(京都市美術館)
2012 京都市美術館コレクション展第1期〈井田照一 版画の思考・間の思索〉
(京都市美術館)
その他多数
安東 菜々 Nana ANDO
1948 東京都生まれ
1974 京都市立芸術大学美術専攻科修了
1975 第1回現代版画コンクール展 佳作賞受賞(大阪府民ギャラリー)
1976 第6回クラコウ国際版画ビエンナーレ 2席受賞('78,'80,'84,'86,'88)
1978 アート・ナウ'78(兵庫県立近代美術館)
1982 第7回英国国際版画ビエンナーレ(ブラッドフォード)('86)
1987 京展 京展賞受賞(京都市美術館)
現代の版画1987(渋谷区立松濤美術館)
1988 MAXI GRAPHICA(京都市美術館)
1989 版から/版へ−京都1989−(京都市美術館)
2016 現代版画の転換期−関西の作家を中心に(国立国際美術館)
出原 司 Tsukasa IZUHARA
1953 京都生まれ
1979 京都市立芸術大学西洋画科専攻科修了
1977 第6回現代日本美術展(東京都立美術館,京都市美術館)
1988 MAXI GRAPHICA(京都市美術館)('89,'90,'01,'08)
1989 第3回和歌山版画ビエンナーレ(和歌山県立近代美術館)('93)
版から/版へ−京都1989−(京都市美術館)
1992 アートは楽しい(ハラミュージアムアーク/群馬県)
1994 アートナウ(兵庫県立近代美術館)
現代の版画1994(渋谷区立松濤美術館)
1997 大阪トリエンナーレ 1997 版画
1999 現代版画・21人の方向(国立国際美術館)
2000 海獣図鑑・天野裕夫と二人展(浜田市世界こども美術館)
クラコウインターナショナルプリントトリエンナーレ(ポーランド)
2002 "Looking East/Looking West" Brattleboro Museum (USA)
2010 釜山ビエンナーレ(韓国)
2014 HANGA 展/日本とベルギーの版画の今日
(Sint-Niklaas City Museum/ベルギー)
2016 有鄰館アートビエンナーレ展 (群馬県桐生市)
木村 秀樹 Hideki KIMURA
1948 京都市生まれ
1974 京都市立芸術大学西洋画科専攻科修了
第9回東京国際版画ビエンナーレ 京都国立近代美術館賞
1983 個展「木村 秀樹近作展…水鳥は…」(大阪府立現代美術センター)
1987 第2回和歌山版画ビエンナーレ 大賞
1988 MAXI GRAPHICA(京都市美術館)
1996 版画の1970年代(渋谷区立松涛美術館)
1999 個展「半透明」(京都市美術館)
2000 写真と美術の対話(東京国立近代美術館フィルムセンター)
2010 「PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ」アドバイザー
2012 「Redefining the Multiple, 13 Japanese Printmakers」全米巡回
2015 京都市文化功労者
2020 「京都の美術 250年の夢」(京都市京セラ美術館)
2021 「フォトグラフィック・ディスタンス」(栃木県立美術館)
田中 孝 Takashi TANAKA
1948 滋賀県大津市生まれ
1975 京都市立芸術大学西洋画科専攻科修了
第1回大阪府民ギャラリー版画コンクール コンクール賞
1977 第2回京都洋画版画大賞展 大賞
1978 第7回クラコウ国際版画ビエンナーレ 2席
1988 IBM絵画イラストコンクール 大賞
1993 近作展−12(国立国際美術館)
1994 田中孝の聖夜(名古屋市美術館)
2021 The Childhood(徳島県立近代美術館)
中馬 泰文 Yasufumi CHUMA
1939 大阪市生まれ
1962 金沢美術工芸大学美術学科絵画専攻(日本画専攻)卒業
1965 現代美術の動向展(国立近代美術館京都分館)
1966 シェル美術賞展 佳作賞
1968 現代日本美術展(ICA/ロンドン)
1977 アート・ナウ'77(兵庫県立近代美術館)
THE PRINTS“植物ってなんだろう”(渋谷パルコ)
1981 現代版画コンクール展 コンクール賞(大阪現代美術センター)
1999 THE AXIS OF 21PRINTERS IN KANSAI<現代版画 21人の方向>
(国立国際美術館)
2018 2017年度受贈新収蔵品展(西宮市大谷記念美術館)
中路 規夫 Norio NAKAJI
1949 京都市生まれ
1975 京都市立芸術大学西洋画科専攻科修了
1973 個展(信濃橋画廊/大阪)('78,'86,'87,'91,'92,'01,'05,'07)
1985 個展(番町画廊/東京)('87,'88,'90,'92,'96,'98,'01.'04,'06)
和歌山版画ビエンナーレ 買上賞(和歌山県立近代美術館)
('87,'89,'91,'93)
1987 期待の新人版画展 優秀賞(伊勢丹新宿アートサロン,他)
京展 京都市美術懇話会賞(京都市美術館)
1988 MAXI GRAPHICA(京都市美術館)
2005 現代版画の潮流展(町田市国際版画美術館,松本市美術館)
2011 吉原英雄を囲む作家たち(和歌山県立近代美術館)
2014 1月24日、京都にて死去 享年64歳
橋本 文良 Fumiyoshi HASHIMOTO
1949 富山県生まれ
1973 京都市立芸術大学美術専攻科修了
1977 アートナウ'77(兵庫県立近代美術館)
現代美術の鳥瞰展(京都国立近代美術館)
1979 第3回現代版画コンクール展 受賞(大阪府民ギャラリー)
1981 '81富山の美術 版画作品買上(富山県立近代美術館)
('86,'88,'90,'91,'95)
1983 京都府美術工芸選抜展 買上(京都府立芸術会舘)
1984 第5回現代版画コンクール展 優秀賞(大阪府立現代美術センター)
第9回京都美術展 新人賞(海外研修)(京都府ギャラリー)
1987 現代の版画1987 優秀賞(渋谷区立松濤美術館)
第2回和歌山版画ビエンナーレ展(和歌山県立近代美術館)
京展 第40回京展記念賞(京都市美術館)
1989 第11回エンバ美術コンクール 京都国立近代美術館賞
(エンバ中国近代美術館)
1990 第1回高知国際版画トリエンナーレ展 大賞(いの町紙の博物館)
★ギャラリートーク「あの頃のこと、私の制作」
講師:安東 菜々・出原 司・木村 秀樹・田中 孝・中馬 泰文・橋本 文良
司会:潮江 宏三(当展企画者)
11月13日(土)18:00~20:00 ギャラリーヒルゲート1F
参加費1,000円(学生500円) 定員30名(要予約)
11月2日(火)~11月7日(日)
1F・2F【日下部直起 -再生する刻- 画集出版記念展】(二紀会委員)
日下部直起略歴
1959年 京都に生まれる
1982年 金沢美術工芸大学油絵科卒
1987年 二紀展初入選以後毎年
(’93奨励賞、’96優賞、’97二紀賞、’99同人優賞、’01宮本賞、’02損保ジャパン美術財団奨励賞、’05会員賞、’11会員優賞、’15委員推挙)
1995年 東京セントラル美術館油絵大賞展 佳作賞
1996年 昭和会展(日動画廊) (’03~’06)
1998年 日本現代作家作品展(中国、上海美術館)
2000年 伊豆美術祭展(IZUBI) 佳作賞(’01佳作賞、’02佳作賞)
2001年 文化庁現代美術選抜展 前田寛治大賞展
2004年 文化庁芸術家在外研修(フィレンツェ)テンペラ、油彩古典技法研修
損保ジャパン美術財団選抜奨励展
2006年 雪梁舎フィレンツェ賞展(’07)
LIONCEAUX展(日本橋三越本店 ’06~’10)
2008年 Proposte dal Giappone 展 (ミラノ、Galleria Schubert)
2009年 日下部直起洋画展 ~刻の言葉~(日本橋三越本店)
2012年 われらの地平線展(日本橋三越本店)(’13、’14、’16、’17、’18)
日下部直起洋画展 ~静穏なる再生~(日本橋三越本店)
2013年 La luce nel tempo 3人展(フィレンツェ、Luzart Gallery)
2015年 La luce nel tempoⅡ 3人展(フィレンツェ、Luzart Gallery)
2018年 日下部直起洋画展 ~異郷の光~(日本橋三越本店)
La luce nel tempoⅢ 3人展(フィレンツェ、Accademia delle Arti del Disegno)
2020年 日下部直起洋画展 ~光の在処~(阪神百貨店梅田本店)
2021年 日下部直起画集「再生する刻」発刊
ギャラリーヒルゲートでは2年おきに個展開催、今回で11回目となる。
その他個展多数
現在 二紀会委員
10月26日(火)~10月31日(日)
1F・2F【新制作関西絵画部会員展】(油彩・アクリル・ミクストメディア)
〈出展者〉
一居 孝明 海野 厚敬 甲斐 美奈子 柿原 康伸
上岡 真志 小林 一彦 田中 直子 辻井 久子
鶴山 好一 中井 英夫 蛭田 均 蛭田 美保子
松尾 萬里 馬淵 哲 宮田 保史 山根 康代
10月19日(火)~10月24日(日)
1F【日下部雅生作品展 洛北の庭より】(染)
日下部雅生作品展 —洛北の庭より—
両親が半世紀以上の時間をかけ、荒れ果てた休耕田の藪を拓き丹精込めて作り上げた庭。二人が喜寿、傘寿、米寿と重ねるに連れ、いつか雑草や竹藪、雑木に覆われ再び原野に還る。石組みや灯篭、東屋もさながら洛北のアンコールワットと化していた。それを数年前から頼まれた訳でもなく、ただ何となく発掘作業さながらに手入れを始めた。子供の頃には嫌でたまらなかった庭仕事が、いつから面白くなったのだろう。日々の生活の中で草を刈ったり土を掘ったり、庭に屈んで土や生き物と対峙すると、儘ならないことや気づくことの様々が外の世界と繋がる瞬間がある。手足は忙しく動かしながらでも頭は自由。庭に出る時間が逆に外の世界と自分の関わりを考える時間となった。
私たち工芸に携わる者のもの作りは、生活すること(生きること)と同義でもある。自然の切り口のような洛北の庭で、蹲る足元から考えたこと、感じたことをモチーフに託し、形にしたものをご覧頂きたい。
日下部雅生 略歴
1964年 京都市に生まれる
1988年 初個展(京都堺町画廊 以後国内、米国、英国など各地で30回以上の個展を開催)
第10回 日本新工芸展初入選 (’99年以降正会員 ’18年退会)
第20回 日展 初入選 (’02年以降会友、’12年特選受賞)
1990年 京都工芸美術ビエンナーレ (京都文化博物館)
2010年 第56回 全関西美術展 全関西美術展賞受賞(以後’13 ’16 ’17 ’18年出品)
2011年 アジア芸術家交流展 (京都ギャラリーアクア/釜山慶星大学校美術館)
2012年 「Art across Asia: Renewed Encounters」展 (ビクトリア記念堂/インド)
2013年 第19回染・清流展Part1(京都 染・清流館 以後毎回出品)
2014年 日下部雅生型絵染展 (高島屋京都店美術画廊 以後’17 ’20年開催)
京都万華鏡ミュージアム開設10周年記念特別企画展 彩る布 日下部雅生展
英国 Bath Spa大学 客員研究員 (1年間/英国)
2015年 京に生きる琳派の美展 (京都文化博物館、’16年東京 日本橋高島屋ホール)
Masao Kusakabe Works (BSU Gallery/英国)
2018年 KYOTO・アート6 (福知山市佐藤太清記念美術館)
2019年 第9回国際伝統芸術招待展 (上海芸術品博物館/中国)
第11回祇園祭展(京都 染・清流館)
2021年 京都工芸美術作家協会創立75周年記念展(京都文化博物館)
線の誘惑・型染展(京都 染・清流館)
■現 在 京都工芸美術作家協会理事/日展会友/京都市立芸術大学美術学部教授
■受賞歴
1996年 第18回 日本新工芸展 読売新聞大阪本社賞(2003年同賞受賞)
1998年 第13回 国民文化祭 国民文化祭実行委員会会長(平山郁夫)賞
2000年 第22回 日本新工芸展 読売テレビ賞
2005年 第27回 日本新工芸展 帖佐美行記念賞
2006年 第28回 日本新工芸展 京都市長賞
2007年 第29回 日本新工芸展 日本新工芸会員賞(2009年同賞受賞)
2010年 第56回 全関西美術展 全関西美術展賞(2013年京阪百貨店賞受賞)
2012年 第44回日展 特選
2017年 第73回 京都工芸美術作家協会展 奨励賞
ヒルゲート夜話市民講座Bコース
講師 日下部 雅生(染色作家・京都市立芸術大学教授)
『洛北の庭より』 —新型コロナ禍に思う事—
10月23日(土)18:30~20:00
参加費1,000円(学生500円) 定員30名要予約
2F【ニューヨークで活動する作家4人展】
〈出展者〉
Keiko Michiko Tomomi Ono Yasuaki Okamoto
世界中から人が集まり、世の中の変化に最も敏感に反応する街、ニューヨーク。2020年に始まったパンデミックは多くの犠牲を出し、経済のみならず、日常の些細な部分にまで影響して私たちの生活を変えた。ニューヨークでは異なった文化、宗教、人種、階級、イデオロギーがひしめき合い、時にぶつかり合う。4人の芸術家は世代も出身も経歴も違うが、それぞれ単身でニューヨークに渡り、多様な価値観の中で自身と向き合い、創作を中心とする生活を選んだ仲間だ。それぞれの作家が、一人一人の生活体験を通して醸し出す造形の魅力を、ゆっくりと楽しんで頂きたい。版画、絵画作品20点余りを展示。
New York is a city where people from all over the world gather and react most responsibly to changes in the world. The pandemic, which began in 2020, took its toll and changed our lives by affecting not only the economy, but also the trivial parts of our daily lives. In New York, different cultures, religions, races, and ideologies meet and sometimes clash. Although the four artists are of different generations, origins, and backgrounds, they are friends who traveled to New York alone, faced themselves with diverse values, and chose a life centered on creation. Please enjoy the charm of modeling that each artist brings out through each person's life experience. Exhibits more than 20 prints and paintings.
10月12日(火)~10月17日(日)
1F【谷なつ子展】(ミクストメディア)
2F【上杉尚 個展 -Resolution-】(水彩他)
上杉尚 TAKASHI UESUGI
1985年 東京芸術大学大学院油絵修了
2005年 N.Y.に渡米
2010年 Art Students League of NY Painting 修了
2015年 Art Students League of NY Sculpture 修了
帰国
N.Y.でグループ展多数。
新生堂画廊、渋谷西武、ぎゃらりぃ朋、美岳画廊、ギャラリーヒルゲート その他多数で個展。
10月5日(火)~10月10日(日)
1F・2F【栗本夏樹漆造形展 -宙・Sora-】(漆)
栗本夏樹 Natsuki Kurimoto
1985 京都市立芸術大学美術学部工芸科漆工専攻卒業
1987 京都市立芸術大学大学院美術研究科漆工専攻修了
現在 京都市立芸術大学美術学部漆工研究室 教授
<展覧会>
1992 個展 ギャラリーKOUKI (パリ)
1995 日本の現代工芸−伝統と前衛−展(ヴィクトリア&アルバート美術館, U.K.)
1996 現代美術の展望 VOCA展'96(上野の森美術館, 東京)
2001 VISION展(豊田市美術館, 愛知)
2004 個展 高島屋美術画廊 (東京/京都)
2006 The International Asian Art Fair 2006(ニューヨーク, U.S.A.)
2009 SOFA CHICAGO(シカゴ, U.S.A.)
2009 SOFA NEW YORK(ニューヨーク, U.S.A.)
2011 PLAY/PRAY あそぶ美術,おもう美術(豊田市美術館,愛知)
2015 CONTEMPORARY ART&CRAFT FROM JAPAN(ESH Gallery,ミラノ,Italy)
2015 個展 赤坂游ギャラリー (東京)
2017 HARD BODIES(ミネアポリス美術館, U.S.A.)
2018 CONTEMPORARY LACQUER FROM JAPAN (ESH Gallery,ミラノ,Italy)
2019 HARD BODIES(モリカミ美術館, U.S.A.)
2019 個展 ギャラリー佑英(大阪)
2020 かめおか霧の芸術祭『ガレリア美術館』(ガレリア亀岡, 京都)
2020 コレクションルーム夏期(京都市京セラ美術館)
2020 ひろがる美術館ヒストリー(西宮市大谷記念美術館)
2021 個展 楓ギャラリー(大阪)
<パブリックコレクション>
ヴィクトリア&アルバート美術館 豊田市美術館 福建省拓福美術館
ボストン美術館 ミネアポリス美術館 フィラデルフィア美術館
東京国立近代美術館 大分県立美術館 西宮市大谷記念美術館
京都市立芸術大学芸術資料館 京都市京セラ美術館 京都府(京都府文化博物館)
ヒルゲート夜話講座Bコース
講師 栗本 夏樹(漆造形作家・京都市立芸術大学教授)
「漆造形の可能性」
10月9日(土) ギャラリー1F 18:30~20:00
参加費1,000円(学生500円) 定員30名(要予約)
9月28日(火)~10月3日(日)
1F【西久松友花 珠(マニ)】(陶)


肉体は魂の容れ物である。
冬、飼い犬が亡くなった。火葬が済み、骨になって私の元へ帰ってきた時にこの言葉の意味を理解した気がした。鼓動や温もりは消え去り目の前から肉体が無くなることで、存在していた事実さえも不確かに感じられた。
古来から、死は魂が肉体から離れた時の現象であると考えられてきた。 霊魂は肉体もしくは物体を失なった後、何処かに彷徨い、また新たな身体をまとう。アニミズムの思考では、生はその繰り返しであり、動物や植物だけに限らずありとあらゆるものに魂は宿っているとされる。
彷徨う魂を招魂し、尊きものをおさめる容れ物を作る。
西久松 友花 NISHIHISAMATSU Yuka
1992 京都府生まれ
2011 京都市立銅駝美術工芸高等学校 日本画専攻 卒業
2016 京都市立芸術大学美術学部工芸科陶磁器専攻 卒業
2018 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻陶磁器 修了
[個展]
2016 緋の飾り(ギャラリーヒルゲート/京都)
2017 華飾(ギャラリーヒルゲート/京都)
2018 祈りの飾り(ギャラリー恵風/京都)
2019 輪-リン-(ギャラリーヒルゲート/京都)
2020 拠(ギャラリーヒルゲート/京都)
[グループ展]
2016 西久松友花・山本伊代奈 二人展「湯気」(ギャラリーアンフェール恵文社一乗寺店/京都)
琳派400年記念 新鋭選抜展-琳派FOREVER- (京都文化博物館/京都)
ART OSAKA2016「アートで目覚めるvol.4」(ホテルグランヴィア大阪/大阪)
おんなのこ博覧会(ギャラリー杉野/東京)
シブヤスタイルvol.10(西武渋谷/東京)
2017 Kyoto Art for Tomorrow―京都府新鋭選抜展2017(京都文化博物館/京都)
京展2016 (京都市美術館/京都)
「秋空に高くそびえる」(art space Morgenrot/東京)
シブヤスタイルvol.11(西武渋谷/東京)
2018 京都府新鋭選抜展2018―Kyoto Art for Tomorrow―(京都文化博物館/京都)
KOGEI Art Fair Kanazawa(KUMU KANAZAWA THE SHARE HOTELS/石川)
シブヤスタイルvol.12(西武渋谷/東京)
2019 西久松吉雄・綾・友花展-地のかたち・水のめぐみ・土のちから-(中信美術館/京都)
KOGEI Art Fair Kanazawa(KUMU KANAZAWA THE SHARE HOTELS/石川)
新進作家五人展(京都文化博物館/京都)
2020 transmit program 2020(京都市立芸大ギャラリー@KCUA/京都)
以美為用展―明日へのとびらⅡ―(京都高島屋/京都)
2021 かめおか霧の芸術祭「霧の芸術館―線を引き続けるためのプラクティス」
(亀岡市文化資料館/京都)
国際工芸アワードとやま2020(富山県美術館/富山)
[受賞歴]
2016 京都市立芸術大学作品展 市長賞
京都花鳥館賞奨学金 優秀賞
2017 Kyoto Art for Tomorrow―京都府新鋭選抜展2017 NHK京都放送局賞
京展2016 入選
京都銀行美術支援制度2017年度購入作品選抜
京都花鳥館賞奨学金 優秀賞
2018 京都花鳥館賞奨学金 最優秀賞
2021 国際工芸アワードとやま2020 入選(富山県美術館/富山)
[主なコレクション]
京都銀行/三井寺/中信美術館
2F【大西正彦 写真展(A室)・藪田正弘 作品展 MANHATTA-N(2021)~多層の街、その”かたち”を描く~(B室)】(写真)
大西 正彦 Masahiko Oonishi
1952年 宇治市生まれ、京都市を拠点に活動。
1975年 日本写真専門学校映像学科卒業
1975年 ダイエーフォトエンタープライズ入社
1976年 八島フィルムサービス(現㈱ytvNextry)入社
よみうりTV報道局撮影部派遣
1986年 読売テレビ京都支局配属(~2002)
ドキュメント・制作番組カメラマン、ネットワーク局依頼撮影等
2003年 ㈱映像企画 本社映像取材部(映像プロデューサー)
2013年 よみうりTV編集局派遣
2019年 ㈱ytvNextry退社。
現在 各方面からの依頼を受け、アートや音楽・ 運動の現場を取材、記録している。
〈カメラマンとして参加した作品の受賞歴〉
・1999年5月報道劇場21「おーい、元気かぁー!往診・高齢者医療の明日へ」よみうりTVで放送 日本民間放送連盟優秀賞受賞
・1994年7月NNNドキュメント94「我がふるさとは…在日韓国朝鮮人二世のニッポン」 日本民間放送連盟優秀賞受賞
・NNNドキュメント86 「続・奇形ざるは警告する」日本民間放送連盟優秀賞受賞
・関西写真テレビ記者協会の賞等受賞歴あり
Maco (藪田 正弘)
1952年 神戸市生まれ。 テレビ局の記者・ディレクターを経て2018年よりフリーの写真・映像作家活動を始動する。 幼少より写真に触れ、大学時代には自らの手でモノクロのコントラストが強く粒子の荒れた写真を中心に制作を続けるも限界を感じ写真家への道を断念。 2018年より写真表現大学(大阪府茨木市)にて写真研究・古典プリント講座等受講、現在、クラシカルフォトグラフの第一人者、若林久未来氏のもとで古典写真技法の研鑽に励むなど多様な写真表現を試みている。これまでの多数のドキュメンタリー・報道番組の制作経験を生かし、客観的な事実 (記録)を積み重ねる手法で“記録と表現が両立する作品”の制作に取り組んでいる。
ヴァンダイク・プリント(古典写真技法)による唯一無二のマンハッタン
時間を超えて堆積されたこの街の“かたち”を褐色の輪郭線で表現しました
マンハッタンは夢の地として19世紀から世界中の人たちを引き寄せ続けてきました。高層ビル群が描き出すスカイライン、直角に交差する真っすぐな街路、そこを行き交う車や多様な人々…人々を魅惑するこの街のイメージはいつのころから形づくられたのでしょうか。
100年前の記録映像と現在の姿との乖離は驚くほど小さく感じられます。写真を芸術の分野として確立した写真家の一人とされるポール・ストランドが友人とともに制作した短編映画「MANHATTA(1921)」には今に通じるこの街の姿が記録されています。外形だけではなく自由や豊かさ、様々な人種や言語、常に若々しくある文化といった無形の要素も街の姿とともに脈々と受け継がれて、この街のイメージが形づくられているように思えます。
地層のように長い時間をかけて堆積されたこの街のイメージを表現するため古典写真技法のひとつヴァンダイク・プリント技法を採りました。色彩を省き、褐色の輪郭線によって“かたち”を描くことで街と人を記録しました。薬品塗布の刷毛の滑り、使用する印画紙の特性、露光の微妙な長短など多くの不確定な手作業を経て完成させた唯一無二のプリントに、“マンハッタン”を定着させました。
9月21日(火)~9月26日(日)
1F【坂井眞理子 展 「歴史に名を残した女たちの顔」】(油彩)
世界の歴史を揺るがした有名な女性たちの顔を、画家の想像で描いた。私の創作のコンセプトは「いのち」だ。私はこれ等の女性たちの生きたそのいのちのすごさを感じて、その輝くいのちを、私の大好きな「赤」で描いてみた。
坂井 眞理子 Mariko Sakai
1962年 女子美術大学芸術学部洋画科卒業
1962年~64年 ニューヨーク・ブルックリンミュージアムアートスクールに学ぶ
1964年 帰路6ヶ月間一日5ドルでヨーロッパの国々を旅する
1975年 東京・京橋の第七画廊を皮切りに東京、大分、静岡、湯布院、青森、山形、故郷の山口県宇部市など各地で個展、グループ展多数
1991年 以後ニューヨークでは3、4年毎に個展
2013年 静岡県・池田20世紀美術館で「いのちの色・赤 坂井眞理子展」
2015年 六本木ストライプハウスギャラリーと麻布台のウナックサロンで個展同時開催
2016年 山口県下関市立美術館で個展/ウナックサロン個展「おんな」
2017年 ウナックサロン個展「愛を紡ぐ男と女」
2018年 ウナックサロン個展「絵物語の中の女たち」
2019年 東京・神田アートギャラリー環 個展
2020年 東京・神宮前Galerie412 個展
2F【第29回 洛楽展】(洛南高等学校美術部OB展)
〈出展者〉
故 澁田 純先生
中村 公一 樫 正浩 小島 弘資 田中 篤
元橋 寛 山本 周平 谷口 知弘 宗重 隆寛
9月7日(火)~9月19日(日) 〈9/13(月)休廊〉
1F・2F【司修展 1F司修・秘蔵のスケッチブック/2F初めての絵本 原画 みにくいあひるのこ】(油彩・水彩・版画・ミクストメディア)
司 修 Tsukasa Osamu
1936 群馬県前橋市生まれ
中学卒業後、独学で絵を描き始める
自由美術協会会員を経て、‘64年主体美術協会の創立に参加
(‘90年より無所属)
1976 『金子光晴全集』の装幀により講談社出版文化賞
1978 『はなのゆびわ』により小学館絵画賞
1986 池田20世紀美術館で〈司修の世界〉展
1989 「バー螺旋のホステス笑子の周辺」が芥川賞候補
1993 「犬」(『影について』所収)で川端康成文学賞
日本橋三越他で朝日新聞社主催「司修挿絵展-小川国夫『悲しみの港』」
同年、第36回安井賞審査員
2007 『ブロンズの地中海』で毎日芸術賞
2008 「両洋の眼展」で河北倫明賞
2011 群馬県立近代美術館で「司修のえものがたり-絵本原画の世界」開催
『本の魔法』で第38回大佛次郎賞
2014 3月『絵本銀河鉄道の夜』(偕成社)、6月『幽霊さん』(ぷねうま舎)刊
2015 12月 『Ōe-60年代の青春』(白水社) 刊
2016 第26回イーハトーブ賞受賞(花巻市)
2020 7月 『空白の絵本-語り部の少年たち-』(鳥影社) 刊
『戦争と美術』『語る絵』『絵本の魔法』『孫文の机』『戦争と美術と人間』等の評論や小説、『まちんと』『河原にできた中世の町』『雨ニモマケズ』他絵本、『風船乗りの夢』『壊す人からの指令』他の画文集等、著書多数。
8月31日(火)~9月5日(日)
1F・2F【第4回 大森啓・長谷川宏美二人展】(国画会会員)
大森啓 OHMORI Akira
1964 富山県小矢部市生
1985 フランス国立ナンシー美術学校に留学(~‘86)
1991 金沢美術工芸大学大学院修了
2000 第74回国展 国画賞受賞 国画会準会員推挙(東京都美術館)
2005 第79回国展 準会員優作賞受賞 国画会会員推挙(東京都美術館)
2007 個展(大阪高島屋) (同'12'16)
2009 平和堂財団芸術奨励賞受賞
個展(京都、ギャラリーヒルゲート)(同'11'13)
2010 第1回「個の原点」出品(東京・名古屋・大阪高島屋) (~‘14)
第8回前田寛治大賞展出品(東京髙島屋・倉吉市博物館)
2011 第2回「しがの風」展出品(大津市歴史博物館)(~‘14)
2013 Daegu Art Fair(Daegu,KOREA)
2014 LA Artshow 出品(Los Angeles)(同‘15)
2015 「ここ・今・ここ展」出品(名古屋タカシマヤ)(~‘19)
大森 啓・長谷川宏美 二人展(京都、ギャラリーヒルゲート)(同‘17‘19)
2016 現代美術展美術文化特別賞受賞(石川県立美術館)
2017 個展(金沢、ガレリアポンテ)
2018 「SINCE展」(大阪髙島屋)(同‘20)
現代美術展美術文化大賞受賞(石川県立美術館)
2020 大森啓・長谷川宏美 二人展[view](鎌倉、ギャラリーピクトル)
現在 国画会会員
長谷川 宏美 Hiromi Hasegawa
1968 石川県加賀市山中温泉生
1989 北陸中日美術展 新湊市長賞受賞(石川県立美術館)
1993 金沢美術工芸大学大学院油絵修了(修了制作金沢市買い上げ)
2001 第75回国展新人賞受賞(東京都美術館)
2005 個展(横浜高島屋)(同‘07)
2006 第80回国展会員推挙
2009 個展(ギャラリーヒルゲート)(同‘11’13)
2010 第8回前田寛治大賞展(東京髙島屋・倉吉美術館)
平和堂財団芸術奨励賞受賞
2011 「しがの風」展出品(大津市歴史博物館)
2013 Daegu Art Fair(Daegu,KOREA)
2014 LA Artshow出品(Los Angeles)(同‘15)
個展(大阪髙島屋)
2015 「ここ・今・ここ展」出品(名古屋タカシマヤ)(~‘19)
大森 啓・長谷川宏美 二人展(京都、ギャラリーヒルゲート)(同‘17‘19)
2016 現代美術展次賞(FM石川社長賞)受賞(石川県立美術館)
個展(金沢、ガレリアポンテ)(同‘19)
2018 「SINCE展」(大阪髙島屋)(同‘20)
現代美術展最高賞受賞(石川県立美術館)
2020 大森啓・長谷川宏美 二人展[View](鎌倉、ギャラリーピクトル)
現在 国画会会員
8月24日(火)~8月29日(日)
1F【よでん圭子個展 花と少女について】(油彩・ペン画・水彩)
よでん圭子 Keiko Yoden
1977 女子美術大学部 洋画科卒業
2007 墨絵トリエンナーレ富山優秀賞
富山県立水墨画美術館収蔵
人間賛歌大賞展 推奨賞
北里研究所メディカルセンター収蔵
2008 花の絵画展(八王子そごう美術画廊、東京大丸美術画廊)
2009 太平洋美術会「夢の通路」 内閣総理大臣賞
2010 中部の潮流 52人展(5/R ギャラリー)
2011 個展(ギャラリーヒルゲート)
現代日本の視覚展 |
三重県立美術館県民ギャラリー
2013 ヴァニラ画廊大賞展 奨励賞
企画 女のたまり場展
2014 ヴァニラセレクション展(ヴァニラ画廊)
2015 愛知芸術文化協会台湾交流会 華山文化創意園
2016 CAF.N びわ個展(大津歴史博物館)
愛知芸術文化協会 20周年記念展(ノリタケの森ギャラリー)
ベルリンアートフェア
2018 花とヌード展(刈谷美術館)
ヌードぢから展(イナガキコスミックギャラリー)
花とヌード展(ギャラリーアガテイ)
2019 AN OPEN MIND 展 (由布院駅アートホール)
2020 ギャラリーディマージュ
2021 森の眼展 ミュー自然美術館
花と少女について ギャラリーヒルゲート
その他 上野の森美術館大賞展入選 熊谷守一大賞展入選 個展多数
現在太平洋美術会理事 愛知芸術文化協会会員
2F【耀う庭で MIU KUSAMA・たにがみりみさ】
耀う庭で
そこは、私たちにとって大切なものや
素敵な思い出のカケラたち
を集めて、創造した空間である。
あなた自身の心に寄り添って、
想いを馳せる時間を過ごしてほしい。
ワクワクした気持ちになったり。
忘れられない悲しみに浸ったり。
あなたと大切な時間を
共にできることを願っている。
MIU KUSAMA
たにがみ りみさ
8月17日(火)~8月22日(日)
1F【片山龍一展】(油彩画・銅版画)
2F【現場制作への思い 久保田敬英展】(油彩・水彩)
久保田敬英 TAKAHIDE KUBOTA
1957年大阪に生まれる。
武蔵野美術大学洋画課修了
木、森、水辺などの自然との緊密な絵の制作を現地で行う。
大阪、神戸、京都、東京で個展開催。無所属
8月10日(火)~12月19日(日) ※月曜休廊
奥庭空間【山田実展 EHO- 恵方(南南東)N35°00′93 ″E135°76′69″(彫刻)】
ギャラリーヒルゲートでは、北山杉を使った恵方の作品を展示、2021年の恵方は南南東です。
このことで、位置と方向を表現しています。
「N35°00′93 ″E135°76′69″」はギャラリーヒルゲートの緯度経度です。
山田 実 Minoru YAMADA
1960年京都市生まれ。1987年京都市立芸術大学大学院造形構想 修了。
1979年より京都を中心に活動を初め、主に京都アンデパンダン展、京展、京都美術展等に出品。
1984年からは京都彫刻家連盟(現在 京都彫刻家協会)に入会して野外展等に出品。
そのころより、展示空間と作品の関係性に着目し、個展を中心に発表するようになる。
主な発表は、空間の特性に着目しそこに作品を展開することで、知覚と認識の構造を明らかにする。
屋内の個展会場では1994年から、音響を取り入れた総合的造形空間を創作。
1998年第25回個展から現在第44回個展までは北山杉を素材に展示空間を含めた立体作品を発表。
8月10日(火)~8月15日(日)
1F・2F【橋本哲史「それじゃ、やってみようか」という気持ちになった展】
『「それじゃ、やってみようか」という気持ちになった展』のご案内
通りがかりに、ガラス越しに作品を見られるのが素敵なギャラリーヒルゲートです。4月20日、展覧会が迫ってきたので、オーナーの人見ジュン子さんに電話をしました。一階会場での発表に向けて必要なことを確認しているとき、人見さんから「二階も使ってもらって良いですよ」との一言です。少し戸惑いながらも「それじゃ、やってみようか」と心の中で呟いた後に、「お願いします」と返事をしました。
全く若気の至り(正しくは老化の至り(^.^))です。そこで、多少長いですが、『「それじゃ、やってみようか」という気持ちになった展』というタイトルで、会場を構成することにしました。以来、慌ただしい日々になりましたが、今はワクワク感もある次第です・・・・・。
まだまだ残暑厳しい中ですが、お時間がありましたらギャラリーヒルゲート近くにお越しの折、お立ち寄りいただければ幸甚です。 2021年 夏
7月27日(火)~8月8日(日) 〈8/2(月)休廊〉
1F・2F【田島征三 個展 「イノチのけはい」】
7月20日(火)~7月25日(日)1F【第24回 板遊会展】(朝日カルチャーセンター京都 勝山正則木版画教室)
〈出展作家〉
青木 永年 芦津 明子 内多 美智子
佐々木 信廣 田口 正子 立石 文和
宮木 新平 村松 博行 森山 尚
(特別出展:勝山 正則)
2F【勝山正則・春枝展】
勝山 正則 (Masanori Katsuyama)
1942 京都市に生まれる
1957 独学で木版画をはじめる
1971 京都市の平安画廊で初の個展を開く(以後2008年まで)
その後、京都・東京・出石(兵庫)・青谷町(鳥取県)・名古屋・
長野・ 奈良・富山・静岡・滋賀・広島など各地で個展を開く
1974 全関西国画会新人賞受賞
1987 毎日新聞社世界歴史都市会議に寄せて「京は甦るか」、に木版画挿絵連載
1988 日本版画会に出品、初入選。以後継続出品
1990 朝日新聞京都版「ワンダーランド」に木版画挿絵連載
1996・97 日本版画会選抜展出品
1997 プノンペン(カンボジア)で木版画の指導 個展を開催
棟方記念版画大賞展入賞
2001 関西版画会創立(主宰)
2002 キエフ(ロシア)で個展
2003 取県青谷町立あおや郷土館で「因州和紙木版画展」を開催
(主催:青谷町教育委員会・あおや郷土館)
日本版画会にて日本版画会賞受賞
2005 関西版画展にて因州和紙による版画展との交流、
後援:毎日新聞社大阪本社、協力:あおや郷土館
(関西版画展第1回よりカナダ版画協会とも交流)
スペイン・バルセロナのサン・アングレウ区役所のギャラリーで個展
ピカソが卒業したリョッチャ美術学校で木版画制作の講義・実習
2006 鳥取市あおや郷土館で「関西の作家による現代版画展」
(主催:鳥取市教育委員会・あおや郷土館、協力:関西版画会)
「全国版画選抜展」鳥取市青谷町・あおや和紙工房主催
2008 鳥取県・岩美町観光会館2階ギャラリー(浦富八景勝山正則木版画展、
主催:岩美町、観光(岩美町)協会)
東京・第49回日本版画会展にて萬華賞受賞(竜神洞・・・浦富八景より)
2009 京都・ギャラリーヒルゲート「勝山正則展」
2010 ハワイ(アメリカ)で個展
京都・ギャラリーヒルゲート「勝山正則・春枝展」(以後毎年開催)
2016 朝日新聞京都版文化面 俳句・短歌欄の挿絵担当(現在も連載中)
2018 関西版画会 解散
2019 京都・長岡天満宮 神楽殿「勝山正則・春枝 版画展」
現在 日本版画会会員
勝山 春枝 (Harue Katsuyama)
1942 京都生まれ
1960 京都市市民アトリエにて銅版画習得、 京都を中心に個展・
グループ展で活動
2006 独学で木版画(布と和紙を使って)制作、 日本版画会展 出品
以後毎年出品
2010 第51回日本版画会展 奨励賞
版画フォーラム 和紙の里ひがしちちぶ展
出品以後毎年出品(様々な賞を受賞)
ギャラリーマーヤにて個展(高槻市)
2013 版画フォーラム 10周年記念パリ展 選抜出品
「五次元KYOTO展」にてリチャード・ブラック・ストーン氏お買上げ
(在ニューヨーク)
現在 無所属
勝山さんご夫妻には私が京都支局長を務めていた時から、何度か展覧会のご紹介記事を書かせていただきました。黒と白。墨と和紙。モノトーンで表現される世界でありながら、正則さんの作品を拝見する時、私は日だまりにいるような気持ちになります。一方、素材の魅力を浮かび上げる春枝さんの作品は「あなた、そのままでいいのよ」と見る人に語りかけているみたいで、素顔の自分を認めてくれるような温もりを感じます。やはり、作品は作り手の人柄がにじみ出るものなのでしょう。
「退院する日が決まりました」。 か細いながら、しかし、聞き慣れた、しわがれた声で病室から正則さんから電話がかかってきたのは今年5月7日の夕方でした。手術を受けられて1カ月。春枝さんと長男基樹さんの献身な支えをよそに、胸をなで下ろしたことは言うまでもありません。
同じ年のご夫妻。傘寿を来年に控え、これまでと変わらず、お二人一緒に創作に向き合われることでしょう。「復活展」。今回の二人展のお話しを伺った時、そんな言葉が浮かびました。大いに祝い、大いに楽しみたいと思います。
今西拓人・毎日新聞記者
7月13日(火)~7月18日(日)1F【京都銅版画協会ミニアチュール展】
〈出展作家〉
芦田 朋子 和泉 靖子 井上 良子 大内 冨佐子
片山 龍一 金山 雅幸 加納 善次 神元 三重子
木村 昌美 清水 治枝 薛 春花 瀧光 太郎
土井 健一 東儀 光則 中村 是之 西村 昌佐子
二宮 さち子 長谷川 智弘 ハセガワ アキコ 畑 ゑり子
東村 幸子 ふじ みつこ 前川 秀治 森田 道子
森野 有子
2F【京都銅版画協会 特別展示 オダアサコ・加藤富美子展】


7月6日(火)~7月11日(日)1F・2F【京都二紀小品展】

〈出展作家〉
生駒 泰充 大西 生余子 日下部 直起 黒田 冨紀子
赤木 睦代 金田 千加子 近藤 慧子 坂田 芳孝
根垣 睦子
一道 万羅 岩本 敬子 金山 雅幸 小泉 広明
コスゲ カズコ 後藤 裕子 城野 秀世 田嶋 香里
築山 佳民 東樋口 美智子 西村 育子 西山 彰
樋口 健介 平坂 美嵯子 吉田 えり子
赤松 悦子 稲垣 正子 今井 美陽 岩日 召子
大音 康史 河南 久子 喜多村 みづほ 桑名 志乃ぶ
桑原 博司 小寺 信子 酒井 優行 重川 淳子
下林 幸子 田中 郁子 田中 聡子 田中 那智子
堂前 美枝子 富田 由基子 秦 登志夫 早見 富美子
藤本 淑成 本土 彰 南 峰世 護邦 ちとせ
安田 紀子 吉元 暁子
6月22日(火)~7月4日(日) 〈6/28(月)休廊〉1F・2F【第28回 心に響く小品展】


〈出展作家(50音順)〉
青木 敏郎 赤松 加奈 赤松 玉女 秋口 悠子
荒牧 陽一郎 池田 良則 生駒 泰充 石井 豊太
石股 昭 石母田 ななみ 出原 司 伊勢 信子
一居 孝明 市川 曜子 伊藤 隆 井上 廣子
伊庭 新太郎 井隼 慶人 今尾 栄仁 入佐 美南子
岩井 晴香 岩田 百子 烏頭尾 精 海野 厚敬
榮永 大治良 江川 恵 大杉 真司 大森 啓
荻野 美穂子 奥田 輝芳 奥村 美佳 甲斐 扶佐義
勝山 正則 門川 昭子 上岡 真志 川上 力三
貴志 在介 岸 雪絵 岸中 延年 木代 喜司
来野 あぢさ 北村 美佳 木下 晋 木村 克朗
木村 隆 木村 正恒 日下部 直起 日下部 雅生
久野 隆史 黒川 彰夫 黒田 冨紀子 国府 克
小西 煕 小林 一彦 小林 敬生 小山 久美子
近藤 慧子 齋藤 修 齋藤 博 坂爪 厚生
佐久間 嘉明 桜井 貞夫 信ヶ原 良和 篠原 涼子
澁谷 和子 しみず やすこ 集治 千晶 白井 雅子
鈴木 春生 角 りわ子 髙谷 光雄 高安 醇
田島 周吾 田島 征三 田島 征彦 田中 直子
谷 なつ子 谷口 淳一 田村 研一 田村 仁美
檀野 功 司 修 鶴田 憲次 鶴身 幸男
戸口 ツトム 鳥海 太郎 内藤 英治 長尾 紀壽
中佐藤 滋 中林 忠良 中原 史雄 難波 洋子
西 真 西久松 友花 西久松 綾 根木 悟
野上 徹 野見山 暁治 橋本 真弓 長谷川 宏美
長谷川 ゆか 畑 千秋 八田 哲 林 康夫
林屋 拓蓊 樋上 千哲 平岡 靖弘 蛭田 均
蛭田 美保子 廣重 明 廣田 政生 福岡 奉彦
福島 一二三 藤井 喜久雄 藤田 つぐみ 藤田 俊哉
冨士谷 隆 藤平 三穂 古野 恵美子 ベリー マキコ
本田 希枝 馬越 陽子 増田 常徳 松生 歩
松谷 武判 松村 綾香 マツモト ヨーコ 馬淵 哲
丸山 勉 三浦 以左子 三橋 卓 水口 裕務
向井 隆豊 向坂 典子 武蔵 篤彦 村上 泰造
村田 好謙 村山 明 目良 真弓 森 絵実子
森田 康雄 山岡 明日香 山河 全 山田 修市
山田 実 山根 須磨子 山本 桂右 山本 俊夫
吉岡 佐知 リチャード・スタイナー 若林 亮 渡邉 章雄
世界が新型コロナウィルスの脅威にさらされたこの1年半。生命を奪われたり、病に苦しめられた方はもちろん、様々な苦難に私たちの社会は直面せざるを得ませんでした。
その中にあって、制作することを諦めない作家達と、その作品を見ることを心から求め続ける方々の存在は、「芸術は人が生きるために必要なものだ」ということを改めて確認させてくれるものでした。
今回は、過去最多の152人の先生方が御出品くださいます。
油彩・水彩・日本画・版画・ドローイング・写真・彫刻・陶・染・織・漆…。小さな作品の中に広がる奥深く豊かな世界をお楽しみくださいませ。
まだ、外出を躊躇される時期かもしれませんが、気を付けて運営いたしますので、状況が許せば御高覧頂きたく御案内申し上げます。
ギャラリーヒルゲート
6月15日(火)~6月20日(日)1F・2F【16seasons【16人の現在】】


〈出展作家〉
石田 歩 石田 眞弓 大志万 伸子 衣川 雅之
小西 真理 佐川 俊浩 田中 直子 戸村 寿子
鳥越 翔海 福井 研一 ふるはし 美鳥 藤原 二朗
堀内 たかみ 真木 智子 山本 俊夫 堀川 宏幸(野原レンゲ、琴原恵、MOMO)
80年代に京都芸大で学生生活を送った16名による展覧会です。
お近くにお寄りの節は、どうぞご高覧下さい。
6月8日(火)~6月13日(日)1F・2F【宮村長 追悼作品展 遺作と友人・教え子の作品】
〈出展者〉
宮村 長
青木敏郎 伊庭新太郎 大杉真司
川村悦子 北村美佳 黒川彰夫
小林一彦 篠原涼子 瀧澤賢福
中原史雄 濱田 進 平岡靖弘
冨士谷隆 森田康雄 山岡明日香
山河 全
宮村 長 Masaru Miyamura
1942 京都市生まれ
1968 京都市立美術大学卒業 「風景」金賞買上げ
具象作家1,000人選抜展 「湖北雪景」佳作賞
1970 京都市立芸術大学洋画専攻科卒業
二科展出品 「残された風景」特選
京展出品 「風景に思う」近畿放送賞
大津市展 「風景に思う」共同通信社賞
1971 京展出品 「残された風景」美術懇話会賞
個展 《水彩画近作展》 (雅生堂・京都‘96,’99も開催)
二科展出品 「海辺の賦」ローマ賞
12月より翌年に6月までイタリアへ派遣される
1972 二科会会友に推挙される
文化庁現代美術選抜展出展 「海辺の賦」
1973 京展出品 「回想」市長賞
1974 京展出品 「回想」市長賞
1975 二科会会友展出品(大阪日動画廊)
二科展出品 「蝉の聞こえる庭で・・・」会友特賞
1976 京展出品 「赤くならない夕日を庭で・・・」京展賞
1978 個展(大丸京都店・画廊)
1979 大津市展出品 「湖北雪景」記念展賞
1980 二科会会員に推挙される
個展(琵琶湖ホテル・ギャラリー)
1982 スケッチ小品展(平安会館)
1986 二科展出品 「湖国賊」会員努力賞
湖国百景展出品 「瀬田の唐橋」
京の四季展出品 「宮津の花火」京都府買上げ
1987 個展 《湖国を描く》(ギャラリー・創)
87美術選抜展 「湖の賊」(京都市美術館)
1988 洋画三人展 (阪神百貨店)
個展 《ヴェネチア水彩画展》(ギャラリー三条・京都 ‘93)
1989 滋賀の洋画 湖国美術作家シリーズ(滋賀県近代美術館)
個展 《ヴェネチア水彩画展》(有楽町ギャラリー文字)
1990 現代湖国洋画展(木下美術館)
1991 近江百人一首展出品 佳作賞
個展《近作メロディー》(ギャラリー古今・大津)(‘95~2014までほぼ毎年開催)
個展(有楽町ギャラリー文字)
1992 IBM出品「日記」佳作賞
1994 ミラノであった4人展 (ギャラリーヒルゲート・京都)
個展《ヴェネチア回想》(ギャラリーヒルゲート・京都)(2019までほぼ毎年個展開催)
喇叭の会 発足 (田中駒イベントホール・大津)
三人展 (有楽町ギャラリー文字)
1996 個展 《ヴェネチア回想》(札幌そごう)
2001 個展《水彩画・ミクスト近作展》 (法然院講堂・京都)
2006 個展《油彩・ミクスト・水彩展》(ギャラリー唐橋・大津)
2009 East×4&West×4展 (原田の森ギャラリー・神戸)
2010 二科会絵画部 理事就任
第95回記念二科展出品 「神様がお怒りおはせしか、老いておはせしか」内閣総理大臣賞
2012 ×4 Final Session East&West×4展(東京ヒルトン ヒルトピア アートスクエア)
2014 燦SUN 未来へ続く生命の輝き展(西堀栄三郎記念 探検の殿堂.八日市)
クマムシ展(ギャラリー 古今・大津)
2015 京都市立芸術大学同窓会展(@KCUA・京都)
夏憐の会(ギャラリーヒルゲート・京都)
2018 個展(カフェ・みずのとびら・東京)
2020 6月29日逝去(享年78歳)
公益社団法人 二科会理事、滋賀県美術協会会員、大津市文化特別賞
追悼文 黒川彰夫
宮村君と初めての出会いは、伊庭研(伊庭伝治郎先生が開いた研究所)のアトリエで、黙々と石膏デッサンをしていた時でした。その姿は幾年経っても変わることなく、対象と戦った余韻を楽しんでいるものでした。
伊庭研、美大、二科会と彼と共に歩んだ時代は、それぞれに影響を受け合いながら成長し続ける事が多かったと思います。彼の絵に対する情熱、独特の人生哲学、人に対する優しさ、今は懐かしい思い出ばかりです。
二科展の審査の時も真っ赤な綿パンを履き周囲をうろつき「絵の邪魔だよ!」と言われながらも、誰一人として憎めないところが「宮長」、「長さん」と慕われた彼の人柄だったと思います。
彼が二科展でローマ賞を受賞し、ミラノ滞在中たまたま出張で訪れ、旅行中の独立の安田先生、中村先生ともお会いし、4人でミラノ近郊のベルガモにスケッチに行ったことは楽しい時間でした。帰国後「ミラノで出会った4人」展をここヒルゲートで開催させて頂いたことは忘れられない思い出です。
今回もかけがいのない仲間の宮村君の追悼展を企画していただいた人見さんに心から感謝致します。
‘94年に故、中村善種先生の呼びかけで安田謙先生、黒川彰夫先生と共に「ミラノで会った4人展」に参加していただいたのが宮村先生との出会いでした。以来25年にわたる個展開催をつうじて、先生の優しいお人柄に励まされてきました。多くの方に愛された宮長先生を、作品を介して偲ぶ場になれば幸いに存じます。
ギャラリーヒルゲート
6月1日(火)~6月6日(日)1F【野上徹展 -Above and Beyond 2- 】(創画会会友)(日本画)
野上徹 Toru Nogami
1977年 奈良県生まれ
2004年 春季創画展 04-07.09-13.15-19 (09年10年 春季展賞)
秋季創画展 04-07.09-19 (14年16年 奨励賞)
2014年 京都日本画家協会 第2期展 奨励賞
2017年 第4回 続京都日本画新展 賞候補
2018年 野上徹 個展−森の系譜−(ギャラリーヒルゲート/京都)
2019年 いまのいま−見渡す絵画−(原田の森ギャラリー/神戸)
2020年 第3回現代の日本画ー世代をつなぐー(ギャラリーヒルゲート/京都)
2021年 野上徹 展-Above and Beyond 2 -(ギャラリーヒルゲート/京都)
京都日本画家協会第8期展(京都文化博物館)
いまのいまー現を辿る 夢に触れるー(神戸アートビレッジセンター/兵庫)
http://www.nihonga-nogami.jimdo.com/
https://www.instagram.com/nogamikanpo
2F【吉田恵利子絵画個展 ~風のしらべⅨ~】
―世界にふきわたる風
愛とやさしさと安らぎをはこぶ風
風のしらべをあなたに―
5月25日(火)~5月30日(日)1F・2F【宮腰敏一展】(独立美術協会会員)(油彩)
宮腰敏一 Toshikazu Miyakoshi 略歴
1949 京都市左京区生まれ
1971 京展出品
1974 独立展出品
1975 関西独立展出品
1976 京都精華短期大学絵画コース専攻科修了
1978 関西独立賞(1991,2000)、2008 第45回記念賞、2014 準会員賞
1980 京展 市長賞(1981)
1982 京展出品委嘱作家となる
1990 日伯現代美術展(日伯賞)
1992 前田寬治賞展出品
2015 独立展(独立賞)
〈個展〉
1977 画廊菊
1979 ギャラリーすぎうら(1981,1983)
1993 ギャラリー射手座
1996 ギャラリーa
〈グループ展〉
東京、大阪、京都にて多数
現在 独立美術協会会員
ようやく、ヒルゲートで個展を開催させて頂くことが叶いました。
恩師である芝田耕先生の山の作品に憧れていましたので、自分もとチャレンジしてみました。その小品から展覧会の大作200号までの作品を展示しました。ご高覧頂ければ幸いです。
宮腰敏一
5月18日(火)~5月23日(日)1F【コスゲカズコ展 スーパームーンの夜に】(二紀会準会員)(アクリル)
2F【日々のうたかた展 上西玄象(書・画)/上西哲也(写真)】
5月11日(火)~5月16日(日)1F・2F【黒田冨紀子展 ~三姉妹とともに~】
黒田 冨紀子 Kuroda Fukiko
1954 京都市立美術大学西洋画科 卒業
1955 同大学専攻科中退 二紀会展初入選
1955~ʼ59 同大学西洋画科研究室助手
1989 美術選抜展(ʼ90)
1991 第45回二紀展 女流画家奨励佐伯賞 受賞
1994 第48回二紀展 鍋井賞
1996 「ボテロと私」 講演(大丸ミュージアムサロン)
2014 京展審査員(’15)
現 在 二紀会委員、日本美術家連盟会員、絵画教室 “紅梅アトリエ”
黒田 真里 Kuroda Mari
1981 嵯峨美術短期大学日本画科 卒業
1981 、2003 京展
1987〜‘93 父黒田暢に師事
2000 第五回小磯良平大賞展 入賞
2011 Variety in Japanese Imagery
「日本のイメージの多様性」展 (アメリカ)
2017 天井画制作(稱念寺)・2018(大覚寺)
2021 黒田真里・黒田冨紀子展(あべのハルカス近鉄本店)
個展クループ展多数
現在 NHK文化センター講師(京都教室)、
OCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校講師
辻村 千加 Tsujimura Chika
1981 近鉄服飾学園 卒業
1987〜90 父黒田暢に師事(蝋けつ染)
1987 日展('88 '89)入選
1990〜'92 福岡県久留米市藍工房にて山口怜子氏に師事(パッチワークキルト)
吉岡 三紀 Yoshioka Miki
1987 嵯峨美術短期大学版画科専攻科 卒業
1991~ʼ93 父黒田暢に師事 (蝋けつ染)
1991~個展/ギャラリービュウ(大阪)、
ギャラリー三条(京都)、
デザインフェスタギャラリー(東京)
グループ展/ぎゃらりい西利(京都)
1998 二紀展 (ʼ01、ʼ03、ʼ05)、関西二紀展
2016 交通事故により逝去
黒田冨紀子先生の作品にはいつも愛らしい三姉妹が登場します。
2009年に初めて個展を企画させていただいて以来、夫君暢先生との二人展、お嬢さんたちも加わっての5人展と、幸福な家族の姿は作品のままにそこにありました。その後、2016年に三女の三紀さんを、2018年に暢先生を亡くされた冨紀子先生。けれど悲しみの中から制作された作品たちの今までにも増した明るさ、温かさは見る者を驚かせました。
愛に溢れた作品の数々をどうぞ御高覧下さいませ。
ギャラリーヒルゲート
5月4日(火)~5月9日(日)1F【馬淵哲展】(新制作協会会員)(ミクストメディア)


馬淵 哲 略歴 MABUCHI, Satoshi
1966年 滋賀県生まれ
1988年 京都教育大学特修美術科卒業
1989年 個展 京都・ギャラリー射手座('90,'91,'92,'93,'95)
1996年 IBMびわこ現代絵画展'96 佳作・賞
滋賀県美術展覧会 特選(‘01,’17滋賀県美術協会理事長賞・木下美術館賞)
1997年 京展 市長賞
2001年 新制作展 初入選(以降毎年出品‘04,’06,‘11新作家賞,’12会員推挙)
2002年 関西新制作展 研究会奨励賞・関西新作家賞(‘03)※’08特別発表
上野の森美術館大賞展 入選(‘03賞候補)
2005年 一居弘美・田中直子・馬淵哲 三人展 京都・アートスペース東山
2006年 京都府美術工芸新鋭選抜展
京都大学吉田南総合館北棟 作品展(~2008年3月)
2008年 チェンバロ(天正遣欧少年使節演奏披露之図)展覧 京都・アートゾーン神楽岡
※山下清澄銅版画展同時展示
2015年 個展 京都・ギャラリー恵風
2016年 しがの風展 大津市歴史博物館(‘17,’18,‘19)
個展 京都・ギャラリー create 洛
2018年 馬淵哲作品展(文化勲章に輝く画家たち展併催)滋賀・木下美術館
個展 京都・ギャラリー恵風
現在 新制作協会会員、滋賀県美術協会理事、日本美術家連盟会員
グループ展、小品展等で長年おつきあいさせていただいた、馬淵哲先生の個展をようやく企画することとなりました。時空を超えるドラマを想起させる作品の数々をどうぞお楽しみ下さいませ。
ギャラリーヒルゲート
2F【田上稚子展 -EPHEMERAL-】(紙・アクリル・ペン、立体)
田上 稚子 Wakako Tanoue
和歌山県生まれ
同志社女子大学家政学部食物学科卒
団体公募新協美術展「新人賞」受賞
SAN-AI GALLERY +contemporary art
にて個展多数
Ephemeral イフェメラルとは
儚いものや短い命、泡沫的であったり、
刹那的であったり、一時的な限りのある様を形容する言葉。
たった一つの小さなstuffから始まる不思議な世界。その時のひらめきであったり、自然の中で感じることであったり、世の中にあふれる情報からキャッチしたそれは、指先から想いをのせた ペンによって目の前に形となって現れる。カテゴライズすることなく、驚き、目覚め、笑い、寂しさ、悲しみと角度を変えながら画面に収めていく自由な制作スタイルから生み出されるキャラクターやモチーフの組み合わせはとてもユニーク。
作者にとって制作活動は非日常行為であるが、大切な時間であり、特別な場所。短期間ではあるが制作者として世の中で過ごせるこの機会に感謝。知恵を貸し、支えてくれた最高の友人に感謝。 少し恥ずかしいけれど、今ephemeral・・・。
4月27日(火)~5月2日(日)1F・2F【水村喜一郎展】(油彩・デッサン・竹紙絵)
水村喜一郎(みずむら・きいちろう)
1946年(昭和21)東京都墨田区向島で、とび職の長男として生まれる。9歳のときに高圧電線に触れ両腕を失うが、画家を志し、口に絵筆をとり画才を発揮。その後、障害を克服し画家として自立する。
1970 獨協大学外国語学部英語科卒業
1974 主体美術展入選。以後毎年出品
1977 愛宕山画廊(東京)で個展
1980 現代画廊(東京)で個展
1981 主体美術協会会員に推挙される
1982 大野五郎・寺田政明・吉井忠らと現代作家15人展(池袋サンシャイン・東京)に出品
1983 現代画廊、ロートレック画廊(長野)などで個展
1985 現代画廊、彩立画廊(千葉)で個展
1986 松田正平らとシバリエ画廊(パリ)で企画展
1987 日本橋三越(東京)で個展、大阪三越で素描展
1989 湯布院空想の森美術館(大分)で油絵素描展
1990 大阪丸善で水上勉・水村喜一郎・渡辺淳3人展
銀座三越で個展(東京)
1991 若州一滴文庫(大飯・福井)で竹紙絵展
1993 新宿三越(東京)で素描展
1994 信濃デッサン館分館槐多庵(上田・長野)で素描展
兵庫県立近代美術館「金山平三賞記念美術」展に出品
すみだリバーサイドホール(東京)で自選展
1995 鴨川市民ギャラリー(千葉)で個展
1996 千葉市民ギャラリーいなげで個展
1997 月の沙漠記念館(御宿・千葉)で竹紙絵展
1998 第31回文化庁現代美術選抜展に出品
1999 致道博物館(鶴岡・山形)で油絵展。梁山泊ギャラリー(京都)で竹
紙絵展ギャラリーまつで個展。(羽黒町・山形)
2000 青山サロン(東京)で竹紙絵展
2001 信濃デッサン館分館槐多庵で個展
国民文化祭ぐんま2001記念イベント出品
2003 中之沢美術館(群馬)で水村喜一郎絵画展
菱川師宣記念館(千葉・鋸南)で水村喜一郎の世界展
2004 ギャラリー川船(東京)で個展
ギャラリー島田(神戸)で個展
2005 梅野記念絵画館(長野)で個展
2006 ギャラリーコパンダール(東京)で個展
2010 致道博物館(鶴岡・山形)で個展
2011 ギャラリーアビアント(東京)で個展
2013 長野県東御市海野宿に水村喜一郎美術館を開設し、世界の国々を訪ね風景を中心に描く。
2014 ギャラリー亜露麻(東松山・埼玉)で個展
2015 ギャラリー川船(東京)で個展
2016 ギャラリー川船(東京)でデッサン展
2017 若州一滴文庫(大飯・福井)で企画展
2019 市立小諸高原美術館(長野)で個展
現在、主体美術協会会員、口と足で描く芸術家協会会員、日本美術家連盟会員
水上勉先生に30数年前に連れられて来ました。
岡部伊都子先生には御縁を頂きました。
それから初めての個展です。
よろしくお願い致します。
水村喜一郎
当画廊の生みの親である水上勉先生からも、お世話になった岡部伊都子先生からも、「水村さんの展覧会をやってね」と託されていました。 お二人ともが鬼籍に入られて10年以上を経た今、ようやく実現することができました。
どこか懐かしい水村先生の作品世界をどうぞ御高覧下さいませ。
ギャラリーヒルゲート
夜話市民講座Bコース
講師 水村喜一郎 (作家)
「水上勉先生と岡部伊都子先生に誘われて」
5月1日(土) 18:30~20:00
参加費1,000円 (学生500円)
ギャラリー1F 定員20名(要予約)
4月20日(火)~4月25日(日)1F・2F【伊庭新太郎 展】(油彩・水彩)


ここ数年昆虫交尾姿勢に魅惑され、モザイク風な方法論で制作しているが、とどのつまりは、独創性と「イノチ」の表現であった。色彩や形態について、細細と言うこともあるが、所詮独創性や「イノチ」に帰してしまう。
まだまだこちらに命が有る限り、この不可思議な生命と云うものは、永遠なテーマであるでしょう。
伊庭新太郎
伊庭 新太郎 Shintaro Iba
1936年 京都市に生れる
1960年 京都市立美術大学西洋学科卒業
1961年 二科展にて特選受賞、京展にて毎日新聞社賞受賞
1962年 二科展にてパリ賞受賞、京展にて市長賞受賞
1963年 フランス留学、サロンド・コンパレゾン展招待出品
1964年 二科会々友に推挙
1965年 二科展にて50周年協賛賞受賞
1966年 京展にて京展賞受賞
1967年 二科展にて金賞受賞、京都府買上げ
1968年 二科会々員に推挙、文部省主催現代美術展招待出品
1971年 京展にて京展賞受賞
1972年 新宿・紀伊国屋にて個展
1974年 二科展にて会員努力賞受賞
1976年 第12回現代日本美術展出品(毎日新聞社)
1977年 シェル美術賞展にて3席受賞
1978年 国際形象展出品(以後毎年出品)・日仏現代美術展にて
佳作賞受賞・安井賞展出品
1979年 明日への具象展出品(以後毎年出品)、安井賞展出品、
具象現代展出品、シェル美術賞展にて佳作賞受賞
1980年 具象現代展出品、京都府立文化芸術会館10周年展出品、
安井賞展出品、シェル美術賞歴代受賞者展出品、現代日本のマニエリズム展招待出品
1981年 東京セントラル美術館油絵大賞展招待出品、文化庁派遣海外研修員としてイタリア留学
1984年 上野の森美術館絵画大賞展出品、鷹の会展(日本橋高島屋)出品、以後10回展まで
1985年 具象絵画ビエンナーレ出品、文化庁買上げ(69回二科展作)
1986年 現代美術選抜展出品
1988年 二科展にて総理大臣賞受賞
1990年 仏・メリニャックビエンナーレ出品
1991年 大邱国際ビエンナーレ出品
1992年 ジャパン大賞展にて佳作賞受賞、小磯良平大賞展出品
1993年 IMA(絵画の今日)展出品
1994年 平安建都1200年記念美術選抜展出品、現代絵画の断面展出品
1995年 IMA展出品、二科回顧展出品
1996年 京都府文化賞功労賞受賞、京都市芸術文化協会賞受賞
2002年 DOMANI 明日展(文化庁芸術家在外研修の成果)出品
2006年 出会いの会展(日本橋三越)出品
2007年 旅展(文化庁芸術家在外研修40周年)出品
2010年 京都市芸術功労賞受賞
2017年 富山県展審査員
2018年 国立国債美術館収蔵作品でカリン・サンダー氏に協力
姫路市展審査員
2019年 姫路市展審査員
2020年 文化パルク城陽「ARTGALLERY2020」審査員
現在、二科会々員、名誉理事、京都嵯峨芸術大学名誉教授
4月6日(火)~4月18日(日) 〈4/12(月)休廊〉1F・2F【野見山暁治 展 ―描きつづけて100年―】


野見山 暁治 ( NOMIYAMA Gyoji )
1920年福岡県生まれ。
38年上京し、東京美術学校油画科予科に入学。本科2年生の頃から”池袋モンパルナス”と呼ばれたアトリエ村に暮らし、フォーヴィズムの絵画に傾倒する。当時の池袋モンパルナスには靉光・麻生三郎・赤松俊子(後の丸木俊)等、多くの画家が住んでいた。43年東京美術学校油画科卒業。応召の後病を患い、45年福岡の療養所で終戦を迎える。48年病気が治り、再び上京。自由美術家協会に出品、受賞し会員となる。この頃の自由美術には若く個性的な作家が集い、鶴岡政男、麻生三郎、難波田龍起、寺田政明等、池袋モンパルナスの住人だった先輩たちや山口薫等が芸術論を闘わせていた。50年最初の個展開催。この頃、郷里の福岡にしばしば戻り、筑豊の炭鉱風景を描く。52年渡仏。椎名其二、金山康喜、小川国夫らと親交を深める。58年安井賞受賞。64年帰国。無所属となる。68年東京藝術大学助教授(72年教授)に就任(81年辞職)。78年『四百字のデッサン』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。92年芸術選奨文部大臣賞受賞、94年福岡県文化賞受賞、96年毎日芸術賞受賞。2000年文化功労者顕彰。全国の戦没画学生の遺作を窪島誠一郎氏とともに収集、それらを展示保存する「無言館」(長野県上田市97年設立)にも尽力した。2014年文化勲章受章。
著書『さあ絵を描こう』(河出書房新社)、『パリ・キュリィ病院』『絵そらごとノート』(筑摩書房)、『一本の線』(朝日新聞社)、『しま』(光村教育図書)、『署名のない風景』『うつろうかたち』(平凡社)、『アトリエ日記』『続アトリエ日記』(清流出版)画文集『目に見えるもの』(求龍堂)、『遠ざかる景色』(みすず書房)、『とこしえのお嬢さん』(平凡社)など多数。最新刊は、『みんな忘れた』(平凡社)、『ひとはどこまでいけるか』(平凡社)。現在、月刊誌「美術の窓」にて「アトリエ日記」を連載中。主な回顧展は83年の北九州市美術館、96年練馬区立美術館、2003年東京国立近代美術館、2011年石橋美術館・ブリヂストン美術館等。個展多数。
昨年末に100歳になられた野見山暁治先生。お元気で制作していらっしゃるお姿は、新聞TV等で皆様もご覧になったのではないでしょうか。
当画廊では5回目となる今展は、ドローイングと銅版画を中心に御出展下さいます。どこまでも自由で、チャーミングな野見山先生の小品の世界をどうぞお楽しみ下さいませ。
ギャラリーヒルゲート
3月30日(火)~4月4日(日)1F【山本俊夫個展 ―屏風、縦から見るか?横から見るか?―】(日本画)


2017年 松雲荘(京都)での個展より「Stairway to Heaven」というシリーズの作品を制作してきました。
「Stairway to Heaven」は「屏風を横倒しにして階段に見立てた」作品群で、伝統や慣習、有職故実など日本文化の約束事や常識、既成概念を覆して今まで誰も見たことの無い日本画の制作を目指したものです。
では横倒しにして見られるべく描かれた屏風絵を縦に、つまり屏風本来の置き方で見たらどうなるのでしょうか?
新作の屏風に描かれた草花が強風になびいて見えるのか?伸びる影が飛び去るように見えるのか?はたまた物凄いスピードで自分自身が移動しているように見えるのか?
見る側も既成概念から自由になれば、これもまた見たことが無い日本画になっているのではないかと思うのです。
以上のような試みから今回の個展テーマを「屏風、縦から見るか?横から見るか?」としました。このタイトルは僕の大好きな映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(岩井俊二監督、1995年 ※近年リメイクされたアニメ版ではない)をもじったものです。
山本俊夫 TOSHIO YAMAMOTO
1959 年 大阪出身
1986 年 京都市立芸術大学大学院(日本画専攻) 修了
1983 年 京展( 同1984 ~ 88、1993、2002 ~ 05)
1986 年 日春展( 同1987 ~ 92)、川端龍子賞展
1989 年 日展( 同1990)
1990 年 青垣2001 年日本画賞展 優秀賞
1991 年 京都日本画新鋭選抜展 (大三島美術館)(1994 奨励賞)
1992 年 京都新聞日本画賞展( 同1998) 大丸ミュージアム京都
1993 年 「播種会」展(4 人展) (ギャラリーすぎうら 京都)
日本画グループ「尖」を藤岡雅人、林孝二、松田淳一らと立ち上げる
1995 年 「尖」展( 以後毎年出品) 京都市美術館、
福岡県立美術館(1995 ~ 97)、佐藤美術館(2007)
2002 年 菅盾彦大賞展 佳作賞、百花堂賞(大阪高島屋、倉吉博物館)
2003 年 「尖」小品展(2003〜08,09,10,12)
(ギャラリー賛、恵風、梅田阪神他)
個展 ギャラリー恵風(京都)(同2004、2006)
個展 コミュニティプラザ百花堂(倉吉)(鳥取)
2004 年 京展 京都市美術館賞(コレクション賞) 京都市美術館
国際交流展 京都府知事賞 (京都市美術館別館)
2005 年 文化庁平成16 年度買上優秀作品展(芸術院会館 東京)
2008 年 星野眞吾賞展(豊橋市美術博物館 愛知)
2007 年 個展 石田大成社ホール(京都)
2009 年 個展 アートスペース東山(京都)
2013 年 個展 ギャラリーヒルゲート(京都)(同2017)
2015 年 個展 ギャラリーCreate洛(京都)
2017 年 個展 ギャラリー松雲荘(京都)
2018 年 個展 京都大丸アートサロンESPACE KYOTO(京都)
他グループ展多数
収蔵 文化庁、京都市美術館、兵庫県青垣町、蘭島閣美術館、
倉吉コミュニティプラザ百花堂
2F【詩画集「生きる水」(詩 高塚かず子・版画 鳥海太郎)出版記念 鳥海太郎版画展】
鳥海 太郎 経歴
1949年京都市生まれ
京都で染色助手、コマーシャルやイベントのセットを作る会社で働いたのち、上京、シルクスクリーンの会社で働く。30数年前に長野の山の中に住み、7年ほど森林組合の作業班で働く。現在野に親しみつつ、木版と銅版の版画制作に専念。版画は独学。
1972年 スルガ台画廊レスポアール展
1979年 日動版画グランプリ展出品
1996年 養清堂画廊個展(98,2000,02,04,06,08,10,12,14,16,18)
2007年 京都ギャラリーヒルゲート個展(2009,11,13,15,17)
2008年 ギャラリー おりがみはうす「折り紙と版画」布施知子・鳥海太郎二人展
2009年 ドイツフライジング ORIGAMI GALERIE「喜び」展
(布施知子・鳥海太郎展)
2010年 フレーベル博物館100周年記念「喜び」展
(布施知子・鳥海太郎展)
2011年 オーストリア・ヒッテザウ「喜び」展
(布施知子・鳥海太郎展)
2015年 ドイツフライジングLINDENKELLER個展
3月16日(火)~3月28日(日) 〈3/22(月)休廊〉1F・2F【田島征彦展 1F新作絵本『せきれい丸』原画と型絵染・2F新作「鉄の暴風」シリーズ(型染) 】


〈ヒルゲート夜話市民講座Bコース〉
講師 田島征彦(絵本作家・染色作家)
「せきれい丸のことなど」 トーク&スライド上映
3月20日(土)18:30~20:00 ギャラリー1F
参加費1,000円(学生500円) 定員20名(要予約)
田島 征彦 Yukihiko Tajima
1940年 大阪府堺市に生まれる。
1945年 父の故郷へ転居、高知県の山村で幼少期を過ごす。
1959年 京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)工芸科染織図案専攻に入学。
染織を嫌い劇団美大アトリエ座舞台美術集団で舞台装置、影絵などに熱中し、
授業へ出なかった。主任教授の稲垣稔次郎先生に絵本の世界を教えられる。
1963年 美大を卒業して専攻科(現・大学院)へ入るため真面目に型染作品の制作を始める。
「染色集団∞無限大」結成に参加、73年解散まで出品。
1965年 日本版画協会展(東京都美術館)に型染作品を版画として出品(現在まで)
1975年 京都府洋画版画新人賞受賞
染織X展 京都市美術館大陳列室で毎年大作品を出品(1989年まで)
1976年 絵本『祇園祭』で世界絵本原画ビエンナーレ展金牌受賞
1977年 京展賞受賞(版画部門・シルクスクリーン)
1979年 『じごくのそうべえ』第1回絵本にっぽん賞受賞
1980年 「染と織─現代の動向」(群馬県立近代美術館)
1986年 「民話を描く・田島征彦型絵染の世界」(滋賀県八日市文化芸術会館、
京都市社会教育総合センター 現アスニー)
1987年 特別陳列 「田島征彦の世界」(西宮市大谷記念美術館、姫路市立美術館)
『てんにのぼったなまず』で世界絵本原画ビエンナーレ展金牌受賞
1991年 「染と織─現代の動向」(群馬県立近代美術館)
染・清流展1回〜20回(京都市美術館、染・清流館他)
「発動する現代の工芸1945 ─1970」(京都市美術館)
1993年 文化庁芸術家特別在外研修生としてパリのアトリエ・コントルポアンで銅版画制作
1995年 自伝的作品集「憤染記(ふんせんき)」染織と生活社刊
2000年 オキナワからのメッセージ田島征彦展(佐喜眞美術館・沖縄県宜野湾市)
2001年 絵本と現代美術展(京都芸術センター)、「京都の工芸1945-2000」(京都国立近代美術館)
2003年 田島征彦型絵染の世界展(熊本県不知火町立美術館)
2005年 田島征彦−絵本と型絵染展(京都府八幡市立松花堂美術館)
2005・08年 第6・7回高知国際版画トリエンナーレ展
2006・07年 激しく創った田島征彦・征三の半世紀展(高知県立美術館) ’07年(新潟市新津美術館)
2007年 祭を染める2人展(長尾紀壽と)(染・清流館)
2009・2015年 KATAZOMÉ田島征彦展(兵庫県三木市立堀光美術館)
2009−2013年 第1回〜5回 祇園祭展(染・清流館)
2010年 京都美術文化賞受賞 2011年 京都府文化功労賞受賞
2013年 「田島征彦型染展」(坂出市民美術館) 2014年 「祇園祭田島征彦の世界」(染・清流館)
2015年 『祇園祭・田島征彦型染の世界』染・清流館・染織生活社刊
『ふしぎなともだち』第20回日本絵本賞大賞受賞
2016−18年 「ファンタジーを染める たじまゆきひこ展」(堺市博物館、桐生森林美術館、多治見こども陶器博物館)
2019年 京都の染織展(京都国立近代美術館)
2020年 兵庫県文化賞受賞
「疫病退散祈願!―祇園祭絵巻・田島征彦―型染と絵本原画展」(沖縄・佐喜眞美術館)
現在日本版画協会会員 淡路島在住
3月9日(火)~3月14日(日)1F【木村隆 陶展】
昨年より続いているコロナ禍の中ですが、展示会を開きます。
ご来場の際には十分お気をつけ、ご無理のないようにお願いいたします。
木村 隆
木村隆(Takashi Kimura)
1952年 青森に生まれ、横浜で育つ
1985年 京都市工業試験場、窯業専科修了
京都市産業技術研究講師(~現在)
1991年 フランス・パリにて個展(’93’94年)
1993年 大阪・阪神百貨店個展(~'11年)
1997年 京都嵯峨芸術大学 講師(~’04年)
2000年 北京・中国美術館にて国際交流陶芸展
2003年 京都精華大学 陶芸コース講師
2010年 木村隆陶展(ギャラリーヒルゲート’12’13’14’15’16’18‘19年)
2013年 滋賀県美術協会会員
2F【甲斐扶佐義 写真展 ―追憶の詩人たち―】


コロナ禍による非常事態宣言の直後、早春の個展甲斐扶佐義写真展「追憶の詩人たち」を開催します。
本展で登場の「詩人」たちは、甲斐が出会い、様々な影響を受けた既に鬼簿に入っている方々です。どなたも既成概念に囚われず、イデオロギー、現世の魑魅魍魎と格闘してきて、深く僕の胸中に陣取っている方々です。
たまには、これらの詩人、アーチスト、作家たちを思い出し、共に生きた時代を検証して、生きる糧にしようと思い、このような展示を企画しました。楽しかりし日々をふりかえれば、様々な詩人たちとの遭遇の思い出が走馬灯のように頭をよぎり、あの人もこの人もとなるのですが、生憎、ほんやら洞火災で数多くのネガ・プリントを焼失して、それらの方々には登場願えませんでした。尚「追憶の詩人」の隣に現役で活躍の方も出現しますが、ご容赦ください。
甲斐 扶佐義
甲斐 扶佐義 KAI Fusayoshi
1949年 大分市生
1972年 喫茶店「ほんやら洞」を岡林信康、中尾ハジメらと開店
1977年 初写真集「京都出町」出版。京都新聞連載「女と子どものいる情景」
1978年 招待展「Living beside the Kyoto Palace」エバーグリーン大学(アメリカ)
第一回「出町界隈あなたも写ってませんか」青空写真展。以後二十数回開催
1985年 ヤポネシアン・カフェバー「八文字屋」開店
1992~2001年 京都新聞紙上でフォト&エッセイ連載
2001年 招待展「Streets of Kyoto」ウェズリアン大学(アメリカ)
2002~04年 ボストン子どもミュージアムで長期展(アメリカ)
2003年 「路地裏の京都」展(野村財団後援)ベルリン日独センター(ドイツ)
2004年 「Hachimonjiya MANDARA」展 Duplex Gallery(ジュネーブ)
2009年 京都美術文化賞受賞
2010年 「Kyoto derrière Kyoto」展 Galerie Grand E'terna(パリ)
以後、パリ各地、エクサン・プロヴァンス等で開催。
2014年 SNBAパリ・ボザール展ジャン・ラリヴィエール賞受賞
2016~18年 毎日新聞関東版連載「木屋町から一筆啓上」
2018~20年 月刊「ふらんす」誌上にて連載
「京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々」
2019年 初回顧展「京都詩情」元離宮二条城二の丸御殿台所
2020年 「On the Road」展 ギャラリーSiacca(銀座)
KYOTOGRAPHIE 2020 京都国際写真祭「鴨川逍遥」展
(出町三角州周辺3ヶ所)、「美女100人」展(京都駅ビル空中径路)
「焼け出された写真・封印された記憶」展(八文字屋)
2021年4月より白水社のPR誌にフォト&エッセイ連載予定。
書下ろし「ほんやら洞の青春」(月曜社)刊行予定。
ほか、写真集等、著書約50冊出版。
甲斐扶佐義ホームページ http://kaifusayoshi.website
3月2日(火)~3月7日(日)1F・2F【いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展2021】


〈出品者〉
青木万樹子 青砥直美 上野真知子 新垣安雄
荒木晋太郎 荒瀬隆造 池田良則 井口湖山(和子)
石川さだ子 五十部泰至 一井リツ子 伊東五六
井上由美 井上良子 井隼慶人 今井康雄
入佐美南子 大金晶子 太田眞素巳 大西裕惠
大西正彦 岡内克江 岡田 毅 荻野美穂子
落合峯子 御目文字 甲斐扶佐義 片野ふくこ
加藤美之助 川上鈴子 川﨑ヨコ 貴志在介
貴志カスケ 貴志早苗 岸川理子 木代喜司
北島桂子 北島 哲 北村久乃 木村正恒
日下部雅生 神門やすこ 小西 熙 小林知里
斉藤真人 齋藤 洋 佐藤廣子 柴田千壽子
城野愛子 城野秀紀 杉島 弘 鈴木和幸
鈴木春生 宗 由美子 高橋稔枝 髙谷早知子
髙谷光雄 竹内照代 たけしまさよ 田島征彦
田中恒子 田中直子 丹下紘希 辻田恭子
出村実英子 峠 多瑞子 東樋口美智子 長尾紀壽
中川耕二 中西澄子 西村昌佐子 ハセガワアキコ
畑 ゑり子 林 康夫 吐山若奈 ヒラオヨシエ
福井さとこ 譜久原邦子 福家省造 藤喜直文
ふしはらのじこ 藤本忠彦 藤原順子 フルイミエコ
古野恵美子 星野高志郎 星野良子 保手濱洋子
堀内たかみ 松井嘉子 松田良介 真鍋宗平
三柴啓子 三嶋あゆみ 水上卓哉 水嶋康宣
光田節子 宮﨑えいじ 宮田啓子 村上武臣
紫 zukin 目黒郁朗 森 志歩 森 義則
安富幸子 安本俊昭 山岸 稔 山口賛治
山下二美子 山添耕治 山本新太郎 山本義雄
吉田朋乎 吉水絹代 吉村佳子 米山啓子
和田崇之
〈特別展示〉丸木位里 丸木 俊
2013年、特定秘密保護法の強行採決をきっかけに、この国で戦争の道へ踏み出す動きが慌ただしくなり、不安にかられた美術家たちは、それぞれの作品をかかげて、毎月9日夕暮れの京都河原町の街角に、ただ立ち始めました。この「無言の路上展」に賛同する美術家たちの広がりから、京都を起点に、舞鶴、沖縄で「いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展」を開催してきました。時代の流れに抗う気持ちを表すために、平素の自分の作品を展示することによって、反戦の意志を表明しています。その後2020年から、新型コロナウィルス感染症の広がりが世界におよび、美術表現の深刻な状況がさらに深まる今、私たちの自由な表現を守るために、この展覧会を開催します。
2月23日(火)~2月28日(日)1F【石田歩展 -トロッコ島の断片-】
■トロッコ島の遊び方
この立体物は、中国山水図の岩峰や太湖石で作った庭園のような迷路ですから、自分を60分の1サイズにしてトロッコ島に忍び込ませ、トロッコ線路やホッパーや鉱業所の中を探検させて遊びます。高い所にある窓やデッキから見える景色を想像してみましょう。坑道の奥にどんな不気味な機械があるか空想してみましょう。探検が終わったら、体験の興奮が冷めないうちにトロッコ島絵日記を描きましょう。
石田歩
石田 歩 ISHIDA Ayumu
1957 富山県入善町で生まれる
1982 多摩美術大学油画専攻卒業
1985 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
1986 日本海美術展(‘89,92,95 富山県立近代美術館)
1993 第36回安井賞展(セゾン美術館)
1995 富山の美術‘95(富山県立近代美術館)
1997 VOCA展‘97(上野の森美術館)
「出現!謎のトロッコ島」(下山芸術の森・発電所美術館:富山県入善町)
1998 上海散歩を始める
2001 「石田歩の図面工作展1991~2001」(かながわサイエンスパーク)
2004 アナザームーブメント2004(‘07も:金沢)
2009 「石田歩の部屋・工作少年の夢」(子ども美術館:船橋)
2010 びわこビエンナーレ2010(近江八幡)
2011 「謎のトロッコ島建設計画」(八ヶ岳美術館:長野)
2012 「謎のトロッコ島建設計画」(ふるさと美術館:富山県朝日町)
2013 「石田歩の世界・工作少年の造形力」(京都工芸繊維大学美術工芸資料館)
2017 「石田歩の図画工作展」(横浜ベイクォーター・ギャラリーBOX)
現在 宇治市在住 アートフォーラム宇治事務局
2F【石田眞弓展 -MY COLLECTION-】

教員時代、一番欲しかったのは『時間』でした。
定年退職後の今は、お腹いっぱいの『時間』との上手な付き合い方を模索中です。
世界中が悲しい痛みの中、自分というフィルターを通して、
世に送り出したくなったモチーフを集めました。
寒さとコロナに気をつけて頂いて、『時間』と『想い』がぎゅっと詰まった
私の分身に会いに来ていただけると、とてもとても嬉しいです。
石田眞弓
石田 眞弓 ISHIDA Mayumi
1959年 大阪生まれ
京都市立芸術大学大学院フレスコ科修了
2020年3月まで大阪府立高校に勤務
現在、京都市立芸術大学美術教育研究会 大阪支部長
2月16日(火)~2月21日(日)1F【大野忠司 日本画展 -Apa Kabar-】
【Apa kabar】
アパカバールはインドネシア語で、「お元気ですか?」
学生の頃初めて行ったインドネシアのバリ島に感動と衝撃を受けて、以来何度も現地に足を運びました。
長期滞在時に、ウヴドと言う村を朝からスケッチブック片手に歩いていると、あちこちから「アパカバール?」とくったくのない笑顔で声をかけられたのが昨日の様です。
今は世界中が大変な状況ですが、あの笑顔にまた逢いにいける願いを込めて・・・。
大野 忠司
大野忠司/おおのただし
1987 嵯峨美術大学日本画専攻科 修了
【出品歴】
日展
日春展
青塔社展 (京都市立美術館・京都芸術会館・京都市立美術館別館)
青垣2001年日本画展
全関西美術展(大阪市立美術館)
日本画家協会選抜展 (京都文化博物館)
京の今日展(京都文化博物館)
池田遙邨と青塔社50年記念展出品 (倉敷市美術館)
日本画きのう・京・あす展(京都文化博物館)
日本画家協会展(京都文化博物館)
京都伏見稲荷大社 本宮祭献画
個展(ギャラリー後素堂 )
(ギャラリー素)
(ギャラリー晴)
池田遙邨・道夫 青塔社60年記念展出品(倉敷市美術館)
二人展グループ展
ユメノカケラ--鳥山武弘・大野忠司氏(大丸京都店アートサロンESPACE KYOTO)
京の風五人展(ギャラリー集)
高山正道×大野忠司(レティシア書房・ギャラリーカレント)
~没後七十年~上村松園と美人画展(阪神百貨店)
京宵展(京都美術倶楽部)
池田道夫先生に師事 青塔社会員 京都日本画家協会会員 日春会友
2F【あじさいワールド 武田厚子展】(日本画)


武田厚子 Atsuko Takeda
1971 同志社大学文学部文化学科心理学専攻 卒業
1973 京都にて村山好生に師事
1998~2008 徳島にて土方喜美子(徳島美術家協会会員)に師事
2009~2012 広島にて樋田礼子(日本美術院院友)に師事
2012~ 京都にて来野あぢさに師事
2月9日(火)~7月末日 〈月曜休廊〉
奥庭空間【若林亮 野外彫刻展 ―刻々と、―】
地に根を張り
種を飛ばし 繁茂する草木
錆びて溶かされ
世の中を循環し 動き続ける鉄
草木も鉄も そして人も
時時刻刻と変化し続ける
若林 亮 Wakabayashi Ryo
1985年 ⼤阪に⽣まれる
2010年 京都精華⼤学 博⼠前期課程修了
主な展⽰・展覧会
2009年 ⼤地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ(新潟 枯⽊⼜)(同2012年)
2013年 瀬⼾内国際芸術祭 ⾹川 ⾼⾒島(同2016年)
2015年 OPEN FIELD SEOUL KYOTO 韓国 弘益⼤学校
2017年 個展「屹⽴する情景」 京都 同時代ギャラリー
ART Rainbow Project 韓国 昌原市 慶南道⽴美術館所蔵
2018年 ART Rainbow Project
ドイツ ロストック ロストック市⽴美術館
京都府 新鋭選抜展 京都⽂化博物館(同2019/2020年)
2020年 個展 「Daily Work」 京都 JARFO アートスクエア
個展 「彫刻と⼈、その空間において」 JARFO京都画廊
ドライブイン展覧会 「類⽐の鏡/ The AnalogicalMirrors」 滋賀 ⼭中 Suplex
個展 「循環する 只中に」 京都 同時代ギャラリー
その他「LINK展」、「⽴体造形展」、「同じ刻を⽣きる作家展」などグループ展多数
2月9日(火)~2月14日(日)1F・2F【体感の実体-日本画三人展 岩井晴香・西久松綾・三橋卓】
初個展あるいは初企画展以来、当画廊で発表を重ねてこられた、ともに30代前半の三人の作家。彼らの制作に共通するもの、それを話しあっていただいた時に浮かび上がった言葉が「体感の実体」でした。日本画という共通の技法を用いながら、類い稀な個性の持ち主である彼らの作品がどのように共鳴しあうのか、どうぞ 御高覧いただきたく、ご案内申し上げます。
ギャラリーヒルゲート
認知出来ないほどの永い時間があるとする。
無への恐怖は拭えないが、全てに終焉があるとしたら見てみたい。
人の意志とは関係無く存在する絶対的な時間を、自然の姿を通して感じている。
岩井 晴香
岩井晴香 Haruka Iwai
1986年 滋賀県生まれ
2010年 京都精華大学大学院博士前期課程修了
2007年 第34回創画展 奨励賞 同16年
春季創画展 春季展賞
2009年 第27回上野の森美術館大賞展 一次賞候補 (上野の森美術館/東京)
2012年 第4回京都日本画新展 優秀賞 (美術館「えき」KYOTO)
京都花鳥館賞 優秀賞
2014年 京都日本画家協会第2期展 奨励賞 (京都文化博物館)
2016年 第3回続京都日本画新展 賞候補 同16 (美術館「えき」KYOTO)
個展 同18,20 (ギャラリーヒルゲート)
2018年 Kyoto Art for Tomorrow -京都府新鋭選抜展- 同19,21 (京都文化博物館)
2019年 京都日本画新展in二条城-100人の画家・嵯峨野線を旅して-
(二条城二の丸御殿台所・御清所/京都)
第46回創画展 創画会賞
現在 創画会准会員
日々、万物の根源とその真理を求め、興味関心の赴くままに制作をしています。
特に生態系とその多様性、それらが育む風土と
文化には強く心惹かれ、研究の題材としています。
研究論文としての作品の在り方が理想であり、
命の姿を描くことが私の使命です。
西久松 綾
西久松 綾 Ryo Nishihisamatsu
1989年 京都府生まれ
2014年 京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 日本画分野修了
2005年 亀岡市美術展 奨励賞
2012年 第30回上野の森美術館大賞展 同17年、賞候補13,14,15年
(上野の森美術館/東京)
2013年 第24回飛騨高山臥龍桜日本画大賞展 同19年
2016年 第3回続京都日本画新展 大賞 同13,14,16年(美術館「えき」KYOTO)
2017年 Kyoto Art for Tomorrow-京都府新鋭選抜展2017-
(京都文化博物館/京都) 同18年
京都花鳥館賞奨学金 最優秀賞
2018年 第44回春季創画展 春季展賞 同19年
「風土の記憶」西久松綾 個展 (ギャラリーヒルゲート企画展/京都)
2019年 京都日本画新展in二条城-100人の画家・嵯峨野線を旅して-
(二条城二の丸御殿台所・御清所/京都)
西久松吉雄・綾・友花展~地のかたち・水のめぐみ・土のちから~
(中信美術館企画展/京都)
第9回石州和紙に描いた日本画展(石正美術館企画展/京都)同20年
現在 一般社団法人創画会会友 京都日本画家協会会員
《パブリックコレクション》浜田市立石正美術館(2014年) ,
JR西日本旅客鉄道株式会社本社(2016年) , 中信美術館(2019年)
作品の前に距離を置いて向かい合う人間の身体との関わりと、実景の中に身を置いた時の感覚を、近づけたり遠ざけたりしながら、自分と自分を取り巻く世界との距離を測れたらと思います。
三橋 卓
三橋 卓 Taku Mitsuhashi
1987年 京都市生まれ
2013年 京都市立芸術大学修士課程絵画専攻日本画修了
2013年 第5回京都日本画新展 大賞(美術館「えき」KYOTO)
2016年 個展 (以後毎年)
2016年 第43回創画展 創画会賞
2018年 京都市芸術新人賞
2019年 京都府新鋭選抜展(京都文化博物館/京都)同2020,2021
京都日本画新展in二条城-100人の画家・嵯峨野線を旅して-
(二条城二の丸御殿台所・御清所/京都)
原三渓没後80周年記念 三溪園と日本画の作家たち
(国指定名勝三渓園鶴翔閣/神奈川)
2020年 開校140周年記念企画展 京都府画学校への道(京都市学校歴史博物館/京都)
景聴園×今昔館 描きひらく上方文化
(大阪市立住まいのミュージアム 大阪くらしの今昔館/大阪)
現在 京都市立芸術大学専任講師 景聴園
《パブリックコレクション》 浜田市立石正美術館
2月2日(火)~2月7日(日)1F・2F【KYOTO版画2021 閉会展 Part2】


2000 年 4 月に「版画京都展実行委員会」が設立されて以来、8カ国との国際版画展が京都市美術館を拠点として開催されてきました。これらの展覧会を通じて海外の現代版画を紹介すると同時に西日本の版画作家たちの作品を展示発表できたことは意義深いことだったと思います。20 年間非常に積極的に活動を続けてきた「版画京都展実行委員会」でありますが、結成段階から牽引されて来られた黒崎彰先生が昨年5月にお亡くなりになったこと、委員会も 20 年にわたりその役目を終えたと実感することを理由に閉会を決断するに至りました。
「版画京都展実行委員会」最後の展覧会として、ギャラリー恵風、ギャラリーヒルゲート、JARFO 京・文博にて開催いたします。是非ご高覧いただきたくご案内申し上げます。
版画京都展実行委員会
〈出品作家〉
片岡 れいこ 川端 千絵 久保 直美 近藤 幸
斎藤 修 坂爪 厚生 清水 博文 鈴木 良治
千明 花原 淳子 日高 理恵 平木 美鶴
ふじい みよこ 松岡 惠子 三田村 直美 武蔵 篤彦
1月26日(火)~1月31日(日)1F【丸木位里生誕120年展 -位里の中小品と俊・スマの小品-】
◆夜話市民講座Bコース
1月30日(土) 18:30~20:00 ギャラリー1F
「丸木位里の宇宙・再考」
講師:岡村幸宣(原爆の図丸木美術館 学芸員)
定員20名(FAX、メール、TEL等にて事前申込下さい)
参加費1,000円
1989年以来毎年開催していた二人展に、亡くなる2年前まで杖をついて在廊して下さった丸木夫婦。超大作「原爆の図」で国際的に知られるお二人ですが、位里さんは1930年代に日本画家として初めてシュールレアリズムの運動に参加する等、作家として多彩なお仕事をしてこられました。そのようなお二人の業績への再評価が近年高まりつつあることは、本当にうれしいことです。位里の作品を中心に妻俊、母スマの小品を共に展示いたします。
どうぞ御高覧下さいませ。
ギャラリーヒルゲート
丸木 位里 (まるきいり)
1901年、広島県の船宿兼農家に生まれる。'36年、川端龍子主宰の青龍社展に出品。
'38年、青龍社をはなれ、岩橋英遠、船田玉樹らと歴程美術協会の創立展に参加し、日本画の革新に取り組む。'39年、福沢一郎、麻生三郎、靉光らとシュールリアリズムの団体、美術文化協会を創立。'41年赤松俊子(丸木俊)と結婚。アトリエ村“池袋モンパルナス”に住む。'45年、広島に原爆が投下された数日後に家族の住む広島に入り、約1 ヶ月間救援に当たる。'46年、日本美術会に参加。'47年前衛美術協会を創立。'50年、日本美術会主催のアンデパンダン展に俊とともに「原爆の図」第1部を発表。同年中に第3部まで完成発表。以後、俊との共同制作による「原爆の図」他の大作を制作する一方、現代日本美術展、ニッポン展、日本国際美術展、日本アンデパンダン展(以上東京都美術館)、秀作美術展(日本橋・三越 第1回~15回)等の展覧会に次々に大作を出品し、「臥竜梅」(国立近代美術館蔵)他の独自のの作品を残した。94年、俊とともにノーベル平和賞の候補に。 '95年死去。 享年94歳。 俊とともに朝日賞受賞。
2F【二人展 坂爪厚生+小倉輝正】(メゾチント・陶と木のオブジェ)
二人展開催にあたって
小倉輝正さんは京大美術部の3年下の後輩で、部長の時大山崎の天王山山麓の美術部アトリエ建設とその運営に尽力してくれました。アトリエは、大先輩の福留氏に「聴竹居」(重文)から少し登ったところの斜面に建てていただいたもので、部員たちが暑い夏の日、やぶ蚊と闘いながら整地に汗をながし、そのアトリエで小倉さんとは「全関西大学美術連盟展」に向けて200号の大作の制作に励んだものでした。彼は住友生命保険会社を定年退職後、大山崎の「陶アトリエ 山崎」で作陶にはまり、数学科卒らしくトポロジカルにくねくね曲がった陶のパイプのオブジェを次々に制作し注目を集め、京都彫刻家協会にも加入し制作活動に励んでいるようです。
そんなわけで小倉さんとの二人展は面白い展覧会になるのではとギャラリーの人見さんにお願いして展覧会が出来ることになりました。
ご高覧いただければ幸いです。
坂爪厚生
坂爪厚生 略歴
1941 群馬県生まれ 1965 京都大学工学部卒業
1973 日本版画協会展 会友賞、 今日の作家‘73展(横浜市民ギャラリー)
1974 版画グランプリ展 グランプリ 第2回ニューハンプシャー国際グラフィク展 受賞
1977 アート、ナウ‘77(兵庫県立近代美術館)、第2回バルナ国際版画ビエンナーレ作品買上げ
1980 日本の版画1980(栃木県立美術館)
1982 京展京展賞(‘76 須田賞)
1988 1988年度文化庁作品買上げ
1995 京都の美術「昨日、きょう、明日」16-坂爪厚生・深見陶治展―(京都市美術館)
1997クラコフ国際版画トリエンナーレ作品買上げ
2007 Print Tokyo 2007 賞候補 (東京都美術館)
小倉輝正 略歴
1944 京都市生まれ 1968 京都大学理学部卒業
2005 住友生命保険定年退社、陶、木彫制作活動を始める
2011 国民文化祭・京都2011美術展彫刻部門入選
2012 長岡京展工芸の部 長岡京市長賞
2013.14 京展彫刻部門入選
2015 京都彫刻家協会会員となる
2015~19 京都野外彫刻展出品
2015.16 京都府庁旧本館彫刻展出品
2016.17 京都府庁本館野外彫刻展に選抜出展
2016.18.19 京都彫刻家協会展出品
2015(後期)2016(前期)2019(後期)京都府民ホールロビー選抜展示
1月11日(火)~1月31日(日)〈1/18(月)、1/25(月)休廊〉奥庭空間【小倉輝正 陶と木のオブジェ展】
1月11日(月)~1月24日(日)〈1/18(月)休廊〉1F・2F【第29回 折々の作家たち 展】
‘93年以来恒例の当展は、現役作家の新作の他、物故作家となられた方の遺作や当画廊のコレクションをともに展示させていただくものです。
皆様にも、懐かしい、あるいは新鮮に思える作品との出会いの場となれば幸いに存じます。
昨年来世界を困難に陥れたコロナ禍にあって、外出をためらわれることもあるかと存じますが、機会が許しましたら、平面・立体ともに多彩な先生方の御作品をなにとぞ御高覧いただきたく、御案内申し上げます。
ギャラリーヒルゲート
◆出展作家(50音順)
赤松玉女 秋口悠子 麻田浩 安野光雅 池田良則 生駒泰充
石股昭 石母田ななみ 泉地靖雄 伊勢信子 一居孝明 一居弘美
市川曜子 井上隆雄 井上廣子 伊庭新太郎 今尾栄仁 岩井晴香
烏頭尾精 海野厚敬 榮永大治良 大森啓 奥田輝芳 甲斐扶佐義
貝原浩 勝山正則 加藤登紀子 門坂流 上岡真志 川上力三
貴志在介 岸雪絵 木代喜司 来野あぢさ 北村美佳 木下晋
木村克朗 木村隆 木村正恒 日下部直起 日下部雅生 黒川彰夫
黒崎彰 黒田暢 黒田冨紀子 小西煕 小林一彦 小林敬生
小山久美子 近藤慧子 齋藤修 斎藤真成 斎藤博 坂爪厚生
佐久間嘉明 桜井貞夫 渋谷和子 角りわ子 田島征三 田島征彦
田中忠雄 田中直子 谷なつ子 谷口淳一 千葉倫子 司 修
鶴田憲次 中井英夫 長尾紀壽 中林忠良 中原史雄 二階武宏
西久松友花 西久松吉雄 西久松綾 西山喬 野上徹 野見山暁治
橋本幸志 長谷川宏美 長谷川ゆか 八田哲 林康夫 平岡靖弘
蛭田均 蛭田美保子 廣田政生 福島菊次郎 冨士谷隆 藤平伸
古野恵美子 ベリーマキコ 本田希枝 馬越陽子 増田常徳 松生歩
松谷武判 馬淵哲 丸木位里 丸木スマ 丸木俊 丸山勉
三浦以左子 三浦景生 水上勉 三橋卓 宮村長 向坂典子
村上泰造 村山明 森田康雄 山河全 山崎脩 山本桂右
山本俊夫 若林亮 渡邉章雄 渡辺恂三