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2022-07

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⚠本日の夜話市民講座は延期になりました⚠

⚠本日の夜話市民講座は延期になりました⚠

本日、2022年7月29日(金)に予定していました、岡村幸宣(原爆の図丸木美術館 学芸員)氏の夜話市民講座「原爆の図 前史-赤松俊子(丸木俊)と丸木位里の絵画の出会い」を、講師の岡村氏が発熱があり京都への移動と皆様の前でお話することが難しくなったため、延期することとなりました。
楽しみにして下さっていた皆様には大変申し訳ありませんが、何卒ご了承くださいますようお願いいたします。
延期日については決まり次第ホームページやFBページにてお知らせいたします。

「シリーズ第5回 池袋モンパルナスの青春-生誕110年丸木俊を中心に-」展については、予定通り下記の日程で開催しておりますので、ぜひご高覧下さいませ。
1F・2F【シリーズ第5回 池袋モンパルナスの青春-生誕110年丸木俊を中心に-】
2022年7月26日(火)~7月31日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)

シリーズ第5回 池袋モンパルナスの青春-生誕110年丸木俊を中心に-

1F・2F【シリーズ第5回 池袋モンパルナスの青春-生誕110年丸木俊を中心に-】
2022年7月26日(火)~7月31日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
22<シリーズ第5回>池袋モンパルナスの青春-生誕110年丸木俊を中心に- 改訂版 表22<シリーズ第5回>池袋モンパルナスの青春-生誕110年丸木俊を中心に- 改訂版 裏

〈出展作家〉
麻生 三郎  大野五郎  小熊 秀雄  田中 佐一郎
寺田 政明  野見山 暁治  松下明治  丸木位里
丸木 俊  山本 恪二  吉井 忠

人見ジュン子さん(ギャラリー・ヒルゲート)は時間が経つと丸木位里・丸木俊の展覧会をしないではいられない気持ちになるそうである。二人の作品を見たくなる。それは人見さんの原点、ギャラリーを始めた頃の初心を思い起こさせる。この話を私は幾度となく聞いた。そのたびに人見さんの熱意を感じる。そしてその熱に位里も俊もおおいに意気に感じたのだと思う。そして、展覧会は始まった。二人はお客様との会話を楽しんだ。  
                           丸木ひさ子


 2022年は、丸木俊先生の生誕110年に当たります。1989年から毎年開催してきた 丸木位里・俊 展の作品選びにアトリエに伺った折、お二人から宇佐美承著『池袋モンパルナス』を紹介していただいたのがきっかけで、2003年に私どもでのシリーズ第1回「池袋モンパルナスとその周辺」を開催することになりました。戦争へと傾斜していく時代の中で、若い芸術家たちが多く住み「池袋モンパルナス」と呼ばれたアトリエ村は、そこだけは自由な精神と芸術創造の熱気に溢れたつかの間の空間であったのでしょう。
 その時代の困難と葛藤は、戦後、GHQの抑制の中で1950年から「原爆の図」を発表し始めた丸木夫妻の原点を形作ったのかもしれません。同じ時空間を共有した作家たちの作品とともに丸木俊先生の’50年代から’90年代の作品を展示致します。
 どうぞ御高覧下さいませ。   
                       ギャラリーヒルゲート


麻生三郎 あそう・さぶろう(1913-2000)
1913年、東京市京橋区に生まれる。1930年に太平洋美術学校選科に入学。同校では松本竣介や寺田政明らが学んでいた。1936年に寺田政明らとエコール・ド・東京を結成する。豊島区長崎にアトリエを構え、1939年には福沢一郎、北脇昇、寺田政明、丸木位里らと美術文化協会を結成。さらに1943年には寺田政明、松本竣介、靉光、糸園和三郎、井上長三郎、大野五郎、鶴岡政男と「新人画会」を結成。戦況が厳しくなり、軍部による抑圧の中で作品を発表し続けた。1947年より、新人画会の同人とともに自由美術家協会に参加。1952年より1981年まで武蔵野美術学校にて教鞭をとり、後進の育成にあたった。1959年、第5回日本国際美術展で優秀賞。1963年4月、芸術選奨文部大臣賞。

大野五郎 おおの・ごろう(1910-2006)
1910年、東京に生まれる。1926年、斉藤與里の紹介で藤島武二が指導する川端画学校に入学する。1928年、第3回一九三〇年協会展に初入選。1929年、同協会の絵画研究所に入り、里見勝蔵に師事し、ゴッホ、フォーヴィスムの影響を深く受ける。1930年に第17回二科展に入選。1931年、第1回独立美術協会展に入選、O氏賞を受賞した。1943年に井上長三郎、寺田政明、靉光、鶴岡政男、糸園和三郎、松本竣介、麻生三郎と新人画会を結成。1947年、独立美術協会を脱退して自由美術家協会に参加。1964年には、同協会を離れ、寺田政明、森芳雄、吉井忠とともに主体美術協会を結成した。没後の同年4月に、「大野五郎―画業八〇年の軌跡」が、八王子市夢美術館にて開催。

小熊秀雄 おぐま・ひでお(1901-1940) 
1901年、北海道小樽市生まれ。10代半ばで様々な雑役労働に従事。21歳 で旭川新聞社の見習い記者となり文芸欄も担当、挿絵も描く。この頃より童話や詩を次々に発表する。1928年に上京し、転々としながらも池袋モンパルナスに住み続ける。1931年プロレタリア詩人会に入会し、活発に活動する。この頃より弾圧が厳しくなり2度にわたり検挙される。1934年頃、寺田政明と知り合い、靉光、麻生三郎、大野五郎、松本竣介ら画家たちとの交流が広がり、 再び絵を描くようになる。1938年、『サンデー毎日』に「池袋モンパルナス」を発表。1940年10月20日、肺結核のため39歳で死去。

田中佐一郎 たなか・さいちろう(1900-1967) 
1900年、京都市に生まれる。1922年、京都市立絵画専門学校予科2年に編入する。1925年、同校を卒業し、上京。安井會太郎に師事する。1926年、第7回帝展入選。1928年、1930年協会研究所で指導を受け、翌年から同協会展に出品する。1931年、前年結成に参加した独立美術協会の第1回展で独立賞を受賞。1932年渡仏し、翌年帰国。1934年独立美術協会会員となる。 1938年から翌年にかけて、従軍画家として中支へ。1940年以降も、中国、フィリピン、ビルマなどへ赴き、戦争記録画を描く。1947年、池袋美術研究所を開設、一年余り指導にあたる。

寺田政明 てらだ・まさあき (1912-1989) 
1912年、福岡県に生まれる。1928年に上京し、1930年、太平洋美術学校に入学する。学校近くの茶房りりおむに麻生三郎や松本竣介らと集い靉光、長谷川利行らとも知り合う。1932年、独立美術協会第2回展に初入選する。1933年、豊島区長崎町へ転居し、詩人の小熊秀雄、山之口獏らと交流する。1936年麻生、吉井忠らとエコール・ド・東京を結成、さらに池袋美術家クラブを設立する。1938年糸園和三郎、北脇昇らと創紀美術協会を結成。1939年、美術文化協会に参加する。1943年、新人画会を結成し、第3回展まで全て出品。1944年には志願して従軍画家となる。1949年、自由美術家協会に参加する。以後、同会はじめ、現代日本美術展、日本国際美術展などに出品する。1963年、6か月間渡欧する。1964年、自由美術家協会を退会し、大野五郎らと主体美術協会結成。

野見山暁治 のみやま・ぎょうじ(1920-)
1920年福岡県に生まれる。1939年、東京美術学校本科入学、池袋モンパルナスに住む。1943年、戦争のため繰り上げ卒業、陸軍二等兵として満州に送られるが、1944年、病気のため現役免除。1948年、自由美術家協会賞受賞、会員になる(’64年退会)。1952年フランス政府私費留学生として渡仏。1958年、安井賞受賞。2000年文化功労者。2005年、戦死した画学生たちの遺作を集めた美術館「無言館」の活動で菊池寛賞受賞。2014年、文化勲章受章。現在も活発な創作活動を続けている。

松下明治 まつした・めいじ(1912-2001) 
1912年、広島県に生まれ、京都で育つ。1932年、東京美術学校に入学し、池袋モンパルナスの住人となる。当時から1939年の研究科終了後も藤田嗣治に師事しつづけ、二科展に出品。この間二度、南方へ海洋絵画研究のため派遣され、紀元2600年奉祝展に「母子」を依頼出品。1944年、京都に戻り堀川女学校、後に日吉ヶ丘高校美術コースで教える一方、1953年~54年、絵画研修のため渡仏。帰国後、一陽会会員となり。 1981年汎具象美術協会を設立。

丸木位里 まるき・いり(1901-1995) 
1901年、広島県生まれ。高等小学校卒業後、大阪で絵を学ぶ。1923年、上京、関東大震災により帰郷。この頃、広島でのプロレタリア美術運動に関わる。1934年に再び上京、1936年の第1回芸州美術協会展では日本画家船田玉樹の他、靉光と共に出品。1938年、歴程美術協会第一回展出品。1939年、銀座で丸木位里、船田玉樹二人展開催。1940年、美術文化協会第1回展出品。1941年、丸木俊(当時は赤松姓)と結婚、豊島区長崎町のアトリエに住む。1945年原爆投下直後の広島の実家に約一ヶ月滞在。1947年、第一回前衛美術展、第1回日本アンデパンダン展に出品。1950年、俊と共に《原爆の図》を発表。国内巡回展。1966年、埼玉県東松山市に移住。翌年、原爆の図丸木美術館開館。

丸木俊 まるき・とし(1912-2000)
1912年、北海道に赤松俊として生まれる。1929年上京し、女子美術専門学校で洋画を学ぶ。 1933年、同校卒業、千葉県で小学校の代用教員となる。二科展に出品する。1937年、モスクワへ赴任する外交官一家の家庭教師として一年間滞在。翌年帰国し、豊島区長崎町のアトリエに入居。1940年、ミクロネシア群島に半年滞在、南洋の個展開催(銀座・紀伊国屋画廊)。1941年、再び家庭教師として半年モスクワに滞在。同年、丸木位里と結婚。美術文化協会出品。1945年8月、位里とともに原爆投下直後の広島へ。1948年、女流画家協会に参加。第1回前衛美術展出品。1950年、位里とともに《原爆の図》を発表。1940年代より児童書の絵も多く手がけた。1967年、埼玉県松山市に丸木美術館開館。

山本恪二 やまもと・かくじ(1915-2000) 
1915年、滋賀県に生まれる。東京美術学校彫刻科学生の頃、唯物論研究の読書会に参加して、佐藤忠良等とともに逮捕され、退学、後に復学、三年遅れで卒業。出所後、すずめヶ丘にいた先輩、柳原義達に誘われ新制作派協会展に出品。戦後の1952年会員となり、1958年フランス留学。京都市立芸大の教授として後進の指導にあたった。

吉井忠 よしい ただし(1908-1999) 
1908年、福島市に生まれる。1926年、上京し、太平洋画会研究所に通う。1928年第9回帝展に初入選、1936年独立美術協会第6回展に入選。同年10月、渡欧。翌年8月帰国、豊島区長崎町に住み始める。翌年、美術文化協会の結成に参加し、以後、1946年まで同展に出品する。戦後は井上、佐田勝、丸木位里らとともに前衛美術会を結成する。また、自由美術家協会展や日本アンデパンダン展などに出品。1964年には自由美術家協会を退会し、寺田、大野五郎らと主体美術協会を結成。


夜話市民講座Bコース
講師 岡村 幸宣 (原爆の図丸木美術館学芸員)
「「原爆の図」前史 ―赤松俊子(丸木俊)と丸木位里の絵画の出会い」
7月29日(金)  18:30~20:00
ギャラリー1F 参加費1,000円(学生500円)
定員30名(要予約)

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1F【京都銅版画協会ミニアチュール展】/2F【特別展示】

1F【京都銅版画協会ミニアチュール展】(銅版画)
7月19日(火)~24日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
’22京都銅版画協会 ミニアチュール展 画像面’22京都銅版画協会 ミニアチュール展 宛名面

〈出展作家〉
芦田 朋子  和泉 靖子  井上 良子
大内 冨佐子  オダアサコ  加藤 富美子

金山 雅幸  加納 善次  神元 三重子

木村 昌美  清水 治枝  薛 春花

光太郎  東儀 光則  中村 是之

西村 昌佐子  二宮 さち子  ハセガワアキコ

長谷川 智弘  畑 ゑり子  東村 幸子

ふじみつこ  三田村 直美  森田 万里

森田 道子  森野 有子  安井

(特別展示2F 前川秀治)


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2F【京都銅版画協会 特別展 前川秀治展】(銅版画)
7月19日(火)~24日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
’22前川秀治 銅版画展(京都銅版画協会 特別展2022) 画像面
銅版画への思い
【油彩画と銅版画】
山本満氏をはじめ山尾平氏、伊庭傳治郎氏に師事、デッサン・油彩画を学ぶ。大学では
西洋画(油彩)を専攻、1971年より、油彩画に加え、関西の銅版画草分けの古野由男氏
指導の下、制作・発表してきました。本務の短大で幼児教育教員養成の美術教師として平
面・立体・工芸に関する基本的な技能及び指導力を養う教育に取り組んで参りました。従
ってあらゆる素材の造形を楽しみました。創作発表は90年代後半からは銅版画が中心で
す。

【銅版画の魅力とは】
版画とは、原画・製版・刷りの三工程による版を通しての画です。その味わいは、版
形式や版種それぞれ独特の趣があり、その版を通してこそ得られるものです。
銅版画とは、金属板を道具で引っ掻いたり彫ったり、薬品で腐食したりすることで出
来た凹みに、油性の絵の具を詰め込んで平らなところを拭き取って強い圧力の印刷機で
紙に刷り取る版画です。その技法の間口と奥行きが大きく、作者の工夫により新たな手
法が編み出されその味わい(マチエール)には際限がありません。制作者の個性が強く表
現され。版形式や版種の併用を考えるなら無限の可能性があり、銅版画の魅力はたいへ
ん大きいものがあります。

【4版4色刷りによる色彩表現の可能性追求》
私の銅版画のキャリアは50年です。多色銅版画に取り組み、アクアチント技法による
3原色刷りを研究し、自由に彩色表現を可能としました。その方法については、黄と赤
と青との3版3色刷りで、写真製版の色分解ではなく、カラーチャート(1000色)をもと
に勘と技のマニュアル技法によるものでした。
最近は、デジタルカメラとコンピュータ、ペーパリトグラフ(石版画の1種)の手法
を加味した銅版画を研究。3原色に黒を加えた4版4色刷りで、日本的な色の表現と配
色を追求、制作を行っています。

【琵琶湖の魚・鳥と草花そして猫など】
琵琶湖の西岸で生まれ育ち、そして現在東岸に住む。幼少から近くの川や琵琶湖で魚
釣りを楽しんできて、自ずと環境問題や水質保全にも関心が生まれます。自分の足元を
見つめ考えて、琵琶湖周辺、琵琶湖博物館等に取材し、淡水魚や庭の花や猫などの生活
の身近なものをモチーフとして色々な想いを絵にしています。

【その他】
約30年前まで油彩画も発表していましたが、今は銅版画に絞っています。他に、竹と
音の立体の取り組みもBAO芸術祭で発表しました。1970年より滋賀女子短期大学(滋賀短
期大学)で幼稚園教諭・保育士養成、2012年3月末に定年退職しました。京都市の市民美
術アトリエ銅版画教室の講師を1978年よりつとめ、1998年その廃止後は自主運営の京都
銅版画教室を開講、指導にあたっています。また地域滋賀の市民文化運動団体の滋賀県
造形集団 やBA0 (Biwako Artist's Organization)で活動。'95びわこ現代造形展で実行委
員会事務総長、2016年4月には「BIWAKO大賞展」実行委員長をつとめました。今も造形集
団で、湖国文化振興や県展等々の文化運動に取り組んでいます。

 前 川 秀 治  SHUJI MAEKAWA プロフィール
1946 滋賀県安曇川町に生まれる 
1970 京都市立芸術大学美術学部西洋画科卒業 
1972,73,77 版画展(日本版画協会、東京都美術館) 
1972~ 現展(現代美術家協会、東京都美術館、大阪市立美術館他)以降毎 年(2012まで)出品。
1974~現代美術家協会会員、1982 会員賞(奨励賞) 1995 会員賞(アドウェイ賞) (2013退会) 
1972~ 京都銅版画協会展 以降毎年出品。 (2012~代表) 同協会の版画祭やミニアチュール展に毎年参加、出品 
1975~ 滋賀県造形集団造形展(滋賀)以降毎年出品。 (1985,89,90,91,03,04,05,06,07,2018,19,20,21世話役代表) 
1976 個展(バオバブ 滋賀)
1983~ 遊展(銅版画グループ遊を皆で創設、以降毎年賛助出品) 
1984 滋賀県造形集団10周年記念造形展 県買い上げ
1990 京都芸術大学大学院美術研究科版画委託生として研修(1年間) 
1990・91 BAO芸術祭in沖島・BAO芸術祭in堅田 (実行委員) 
1991 個展(滋賀県立近代美術館ギャラリー) 
1991~ 滋賀双線美術展(大津市立図書館展示室 滋賀) 以降毎年出品。 
1992 個展(ぎゃらりい古今 滋賀)
1993 個展(ギャラリーAse企画 京都) 
1993 夏を碧く彩る2人展(今人 滋賀)【土田隆生・前川秀治2人展】 
1994 個展(ぎゃらりい古今企画 滋賀) 
1994 2人展(アイリッシュパーク 滋賀)【安土優・前川秀治2人展】 
1995 個展(ギャラリー縄 滋賀)画廊企画 
2003 『守山・4人の会』展(守山市民ホール展示室 滋賀)【井村 勲、 上原よしゑ、三谷誠一、前川秀治の4人展】 
2004 3人展(アートスペース東山 京都)【疋田孝夫、八木公雄、前川秀治3人展】 
2005 個展(ぎゃらりい古今 滋賀) 
2008 個展(ぎゃらりい古今 滋賀) 
2009 されど銅版画~9つの風~(アートスペース東山 京都) 
2010 個展(ぎゃらりい古今 滋賀) 
2012 個展(ぎゃらりい古今 滋賀) 
2014 個展(アートスペース東山 京都) 
2015 個展(るーぶる愛知川駅ギャラリー 滋賀) 
2016 BIWAKO大賞展(滋賀県立近代美術館) (実行委員長)
2016 個展(日野町民会館わたむきホール虹ギャラリー 滋賀) 
2017 第16回 関西版画会展 (2019まで) 
2022 今個展 (ギャラリーヒルゲート2F) 

現 在 滋賀県造形集団団員 京都銅版画協会会員(代表) 
京都銅版画教室講師 滋賀短期大学名誉教授 

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2022年7月~12月の予定【改訂版 ギャラリーヒルゲート通信 No.51】

 2022年7月から12月の予定【改訂版】

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7/4()休廊〉

12F

29回 心に響く小品展

池田良則・木代喜司・烏頭尾精・小林敬生・坂爪厚生・田島征彦・司修・

中林忠良・野見山暁治・林康夫・平岡靖弘・馬越陽子・松谷武判・村山明 他

152人の現役作家の油彩・水彩・日本画・版画・写真・彫刻・工芸の小品

75()1225()

奥庭

具象彫刻二人展 木代喜司・宇治川久司 (月曜休廊)

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12F

15回 京都二紀 小品展

生駒泰充・日下部直起・黒田冨紀子 他

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1F

‘22京都銅版画協会 ミニアチュール 展

2F

京都銅版画協会 特別展示 前川秀治 展

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12F

シリーズ第5回 池袋モンパルナスの青春―生誕110年丸木俊を中心に― 麻生三郎・大野五郎・小熊秀雄・田中佐一郎・寺田政明・野見山暁治・松下明治・丸木位里・丸木俊・山本恪二・吉井忠

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1F

西山 彰 展 (二紀会準会員)

2F

江川 恵 展 (日本画)

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1F

坂本 摩七美 ―古風なメヌエット (油彩・テンペラ 他)

2F

上田 三佳 展 (ミクストメディア)

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1F

25回 板遊会 展 (木版)

2F

勝山 正則・勝山 春枝 二人展 (木版)

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12F

夏期休廊

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1F

11回 伊藤 隆 展 ―町並彩歩―

2F

30回 洛楽展 (洛南高校美術部OB)

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9/12()休廊〉

12F

司 修 展 ― 絵本『まちんと』原画 と新作絵画

(パステル・水彩・銅版・木版・ミクストメディア他)

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9/26()休廊〉

12F

松谷 武判・神野 立生 二人展

ドローイング・銅版・インスタレーション等の展示

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12F

八田 哲 展 ―京都想々― (日本画)

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1F

NY 作家6人 展 (ニューヨーク在住の日本人作家6)

2F

9回 上杉 尚 展 (水彩 他)

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12F

青木 敏郎 個展 (油彩・ドローイング)

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12F

新制作協会 関西会員展 (油彩・アクリル・ミクストメディア)

一居孝明・上岡真志・河村雅文・小林一彦・田中直子・中井英夫・蛭田均・馬渕哲 他

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12F

14回 瓜生山学園 京都芸術大学 通信教育部 洋画研究室展

(教員約25人の作品)

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1F

岩井 晴香 展 (創画会准会員) (日本画)

2F

川端 祥夫・ドローイング

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1F

生駒 泰充 展 ―inspiration

2F

たくま たえこ 油絵展

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12F

一居 孝明 展 (新制作協会会員)

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1F

奥田 輝芳 展 (ミクストメディア)

2F

篠原 涼子・山岡 明日香 二人展 (油彩・アクリル・水彩)

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12F

廣田 政生 展 (独立美術協会会員) (ミクストメディア)

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12F

池田 良則 展 ―沖縄を描く― (日展会員) (油彩・ドローイング)

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1F

丸山 勉 日本画展 (日展会員)

2F

水野 朝 展 ―これがわたくし・朝― (名古屋画廊企画 巡回展)

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12F

年末休廊

※ 開廊時間 ギャラリーヒルゲート(1F) カフェ・ギャラリーヒルゲート(2F):正午~午後7時(最終日は5時まで)

 

2022年ヒルゲート夜話市民講座  

Bコース  開催時間は各々に異なります

潮江宏三 (京都市美術館前館長・京都市立芸術大学名誉教授・西洋美術史)

「盛期ルネサンスとルネサンス古典主義」 3 78()「ミケランジェロ」

19:1020:40 ギャラリー1F 参加費1,000(学生500) 定員30(要予約)

岡村幸宣(原爆の図丸木美術館 学芸員)

「原爆の図 前史-赤松俊子(丸木俊)と丸木位里の絵画の出会い」

729()18:3020:00 ギャラリー1F 参加費1,000(学生500) 定員30(要予約)

松谷武判 トーク「滞仏56年の思い出」(仮題) ポンピドゥーセンター個展の記録スライド等上映

101()又は2() アンスティチュ・フランセ 稲畑ホール 詳細は決まり次第お知らせいたします。→詳細が決定しました![最新の夜話市民講座のお知らせ]をご覧くださいませ。

対談 池田良則(画家)×徐京植(作家・東京経済大学名誉教授)

「沖縄を語る」(仮題)

1217()18:0020:00 ギャラリー1F 参加費1,000(学生500) 定員30(要予約)

Aコース 

尾崎眞人 京都市美術館 前学芸課長) ※今年は第2金曜日に変更します。ご注意下さいませ。

1 1014() 2 1111() 3 129()

今年のテーマ、各回のタイトルは決定次第Webサイト等にて発表致します。

   いずれも19:1020:40 ギャラリー1F 参加費1,000(学生500) 定員30(要予約)

 

ギャラリーから

■蒸し暑くなってきましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?

新型コロナの長いトンネルにようやく少し光が見え始めたかと思うと、一方でウクライナでの侵略戦争という 悲劇が起こり、私たちが生きている世界の土台の不安定さを改めて実感する日々がつづきます。

このような時代にこそ、芸術は必要なのだと信じたいと思うのですが、皆様はどうお考えになるでしょうか?

■今年は丸木俊さん生誕110年に当たります。

開廊当初から夫の位里さんと共に毎年展覧会を開いてくださり、何も知らない素人画廊を導いて下さった俊先生。生前の優しくユーモアに溢れた表情や声が今も聞こえてきます。その青春を過ごされた「池袋モンパルナス」は第2次世界大戦に向かう中でのつかのまの自由と芸術の熱気に溢れた時間、空間だったのかもしれません。

同じく池袋モンパルナスに暮らした作家たちの作品を共に展示し、偲ぶ場としたいと思います。

■司修先生の名作絵本『まちんと』原画を展示致します。

広島で死んだ少女を描いた『まちんと』(松谷みよ子・文 偕成社刊)1978年刊行以来、今も広く読まれています。この原画は個展の後、東京のある美術館に収蔵が決定していますので、関西で見ていただく最後の機会になるかもしれません。新作絵画もあわせて御高覧下さいませ。

■フランス在住の松谷武判先生が神野立生先生と二人展を開いて下さいます。

元「具体」のメンバーで‘66年以来パリを拠点に国際的に活躍されている松谷先生。2017年にはヴェネチア・ビエンナーレに招待出品され、2019年にはパリのポンピドゥセンターで個展が企画、展示されました。

85歳になられた今も現代美術の最先端を走りつづける松谷先生の世界は、京都に、私たちに大きな刺激を与えてくれることと思います。(追記)この展覧会がニュイ・ブランシュに参加することとなり、トーク会場を先生にとってもゆかりのある、アンスティチュ・フランセに変更させていただくことになりました。

御来廊の前には、ホームページ等で変更をお確かめ下さいませ。

新型コロナの影響で、展覧会や講座の変更・追加のある場合は、ホームページにてお知らせいたします。

お電話でのお問い合わせもお受けしておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年 6月              (人見ジュン子)

 

 

第15回 京都二紀小品展

1F・2F【第15回 京都二紀小品展】
2022年7月12日(火)~7月17日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)

’22第15回 京都二紀小品展

〈出展作家〉
生駒 泰充  日下部 直起  黒田 冨紀子

赤木 睦代  金田 千加子  近藤 慧子
坂田 芳孝  城野 秀世  根垣 睦子

一道 万羅  岩本 敬子  金山 雅幸
小泉 広明  コスゲカズコ  後藤 裕子
田嶋 香里  築山 佳民  東樋口美智子
西村 育子  西山 彰  平坂 美嵯子
吉田 えり子

赤松 悦子  荒磯 代志子  稲垣 正子
岩日 召子  上野 裕子  河南 久子
喜多村みづほ  桑名 志乃ぶ  桑原 博司
重川 淳子  下林 幸子  田中 郁子
田中 聡子  堂前 美枝子  富田 由基子
西脇 一恵  秦 登志夫  藤本 淑成
本土 彰  南 峰世  安田 紀子
吉元 暁子  福島天煌

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