Latest Entries
(1F・2F)2023 田島征三展(絵本『た』原画他 新作を展示)
1F・2F【2023 田島征三展】(絵本『た』原画他 新作を展示)
2023年7月25日(火)~7月30日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
「たべるぞ!たべるぞ!!」(2023年9月出版予定)の絵を描いている時に、次々と「た」の付くコトバが頭に浮かび、それが稲作文化に結びつく「た」ばかりだった。特に「たよる、たすける、たすけあう」は、結の思想。文化人類学的絵本が出来た。
日大教授の鞍掛純一さんとの共作による鉄彫刻は、今ぼくが一番夢中になっていることだ。
ビオトープの生き物たちをモチーフに「いのちのケハイ」が鉄彫刻作品のテーマになっていた時、作品は具象的側面がおおいにあった。しかし、中国広東省「広東南海大地の芸術祭2022」に出品した作品から彫刻が抽象的になり、その方が表現が良く伝わるようになった。ぼくの頭の中を抽象化するためにも絵画はどんどん抽象化されて行くようだ!
ぼくは今年も新しい!
2021年京都ヒルゲートギャラリーでの個展から2年、ぼくの新しい世界を京都の皆さんにお見せしたいのですが、作品が外国にあったり、京都までの運搬が困難な作品を、ヒルゲート会場で写真パネルでご覧ください。
2023年4月木の実の作品制作は、絵の具流しから始まった。流れた絵の具は床に落ち、絵の具だまりができた。その絵の具がもったいなくて、大急ぎで紙を塗り込んだ。そして即興で手だけを動かして次々とドローイング作品が数十枚出来上がっていったそれを今回は2F会場で展示しようと思う。
田島征三 Tashima Seizo
1960 第一回全国既成観光ポスター展、金賞および特別賞
1968 絵本「ちからたろう」で世界絵本原画展で金のリンゴ賞
1974 「黒い太陽七人の画家・第一回人人展」(斎藤真一、中村正義、山下菊二らと)
1974 絵本「ふきまんぶく」講談社出版文化賞
1989 絵本「とべバッタ」で年鑑イラストレーション作家賞、小学館絵画賞
2003 池田20世紀記念美術館個展(初めて木ノ実作品を大規模に発表)
2006 高知県立美術館二人展(田島征彦と)
2008 平塚市美術館個展
2009 越後妻有アートトリエンナーレ廃校を丸ごと作品に「絵本と木の実の美術館」
2010 絵本「オオカミのおうさま」日本絵本賞
2011 ふくやま美術館個展
2013 瀬戸内国際芸術祭 ハンセン病収容所のあった島で「青空水族館」「森の小径」
「Nさんの人生」を制作
2018 伊藤忠の新聞広告イラストレーションでADC賞
2019 第42回巌谷小波文芸賞
2021 絵本「つかまえた」で産経児童出版文化賞美術賞 第56回ENEOS児童文化賞
2022 刈谷市美術館個展 新潟市新津美術館個展
2023 藤枝市郷土博物館・文学館個展
(奥庭空間展示)RUST HUMAN 木村舜展
奥庭空間展示【RUST HUMAN 木村舜展】
2023年7月18日(火)~12月24日(日) ※月曜休廊
12:00~19:00(日曜~17:00)
RUST HUMAN
全ての物質は時間や外的要因により廃れてゆく。
それは環境や生物による侵食、外的要因による破壊、経年劣化など多岐に渡り、地球上の如何なる生物や物質であっても決して避けられぬ現象である。
こうした廃れという現象は人間が作り出した社会や生活といった概念的な括りの中にも無数に存在し、様々な人間が日々の日常を送る中で苦しみ、足掻き、もがき続け、その過程で人間という生物として他意的にもしくは直接的に自身の身体や人間社会といった概念の廃れを認識するのである。それと同時に新たな物事が発生、成長していくのである。
この様な現象が日常的には発生しているという事、そして廃れから新たに生じる変化、成長を移りゆく季節や気候の影響により変貌していく7つの作品を鑑賞していただき、現代を生きる人間や身の回りで起こり得る廃れ(RUST)を感じていただきたい。
木村 舜 Shun Kimura
1992年8月2日 京都府生まれ August 2, 1992 Born in Kyoto, Japan
学歴
2015年 京都造形芸術大学(現 京都芸術大学) 美術工芸学科 総合造形コース 卒業
2017年 3月 京都造形芸術大学(現 京都芸術大学) 大学院 芸術専攻 修了
主な活動
9月 東京キャラバンin京都(二条城/京都)(舞台美術として参加)
2018年 3月 Artists fair kyoto 2018 (京都文化博物館/京都)出展
9月 THE NEXT 10 ARTISTS (阪急梅田本店/大阪) 出展
11月 個展 にん間木村舜(山中SUPLEX/滋賀)
2019年
1月 香港アートセンターにて展示
JWAVE Lean for life in Hong Kong ラジオ出演
3月 下鴨プレアデス(下鴨茶寮/京都) 出品
8月 かみこあにプロジェクト(上小阿仁村/秋田) 出展
10月 グループ展 山中suplexのみんなと尼崎にいるあなた
(あまらぶアートラボ A-Lab) 出展
11月 object (蔦谷書店/京都) 出展
2020年 1月 ONE ART TAIPEI (シャーウッドホテル/台湾/アデミラギャラリー所属として参加)
6月 個展 混乱する今において表現された人の性や感情
(Gallery Marco/大阪)
9月 Object2020 (HOTEL ANTEROOM KYOTO GALLERY9.5/京都)
11月 ドライブイン展覧会 類比の鏡/The Analogical Mirrors
(山中SUPLEX/滋賀)
2021年 3月 アートフェア東京(東京国際フォーラム/東京/YUKIKO MIZUTANI所属として参加)
8月 山中サマーソルトキック(MtK Contemporary Art/京都)
人/Huanity (YUKIKOMIZUTANI GALLARY/東京)
9月 ART drops (SPinniNG MiLL他 / 大阪)
10月 余の光/Light of My World (旧銀鈴ビル/京都/Alternative Kyoto関連イベント)
2022年 3月 ARTISTS' FAIR KYOTO: SATELLITE 2022 GOLDMEMBER 2022(下鴨茶寮/京都)
2023年 4月 なんぞやひととはととうこととみじかいいろぺんしる
(artspace co-jin/京都)
人間社会や世界の動き、自分自身を含めた「人間」と対峙し、その過程で生まれる思想や考察、空想を自身の言葉や絵画、彫刻等様々な手段を用いて制作、表現を行う事によって自身の存在意義や無数に存在する「人間」を創出していく。
【変更】夜話市民講座の講師変更のお知らせ
講師変更のお知らせ
7月21日(金)に原田平作先生の講座 を予定していましたが、原田先生のご都合により、中塚宏行先生に代講して頂くこととなりました。お話しのテーマは変更ありません。
★中塚宏行(美術評論家、元大阪府立現代美術センター主任研究員、「美術と風土」実行委員会副委員長)
7月21日(金) 19:10~20:40 定員30名(要予約)
「関西の視覚文化よもやま話-美術と風土「伊那谷展」についても-」
「伊那谷」というひとつの土地をテーマに、作家たちが実際にそこを訪れて感じたことを軸に制作する。「アーティストが触れた伊那谷展-美術と風土」はそのような構想のもと企画された展覧会です。「美術と風土」というテーマは、普遍的に重要な意味を持つものであり、原田先生は、京都の美術を中心にお話し下さる予定でしたが、大阪でのキュレーター活動が長い中塚先生は広く関西の美術と風土についてもお話し下さることになります。どうぞ、ご参加下さいませ。
中塚宏行 略歴
1954年大阪生、1977年大阪大学文学部美学科(美術史)卒。現代美術の理論をまとめた「オブジェと記号」が卒論。北海道立美術館の学芸課長を経て、1992年、大阪府現代芸術文化センター計画で大阪府庁に移籍、計画の廃止後は、大阪府文化課・大阪府立現代美術センター主任研究員、現在は美術評論家、大阪府立江之子島文化芸術創造センターキュレーター
著書 「美術/漂流 学芸員Nの軌跡」1~3巻、 編著「上前日記-上前智祐と具体」
Bコース ギャラリー1F 参加費1,000円(学生500円)
★田島征三(アーティスト・絵本作家)
7月25日(火) 「人生の坂道」 18:00~20:00 定員40名(要予約)
7/25(火)~30(日) 1階・2階で個展開催中
★西久松友花(陶)・藤田つぐみ(絵画)
9月30日(土) 18:00~20:00 定員30名(要予約)
ニュイ・ブランシュ(白夜祭)トーク&パーティー「見えるもの・見えないもの」
9/26(火)~10/1(日) 1階・2階で二人展開催中
★潮江宏三(京都市美術館前館長・京都市立芸術大学名誉教授・西洋美術史)
「マニエリスム絵画」 19:10~20:40 定員30名(要予約)
第1講 10月20日(金) …「奇想」を求めて
第2講 11月17日(金) …国際的マニエリスム
第3講 12月15日(金) …ブリューゲルとエル・グレコ
視覚的自明性を当然の目標として絵画世界を形成してきたルネサンス絵画がその頂点に達しようとしていた頃、次の世代に、その豊かな果実を糧にしてその方向性と意義を転換させる動きが起こった。それがマニエリスムである。
※講座の予定・定員等については、新型コロナウイルスの感染状況により、変更が生じることがあります。
ギャラリーのwebサイト等でご確認くださいませ。お電話での問い合せも承っております。
1F・2F 第16回京都二紀小品展
1F・2F【第16回 京都二紀小品展】
2023年7月11日(火)~7月16日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
〈出品作家〉
生駒 泰充 日下部 直起 黒田 冨紀子 近藤 慧子
赤木 睦代 金田 千加子 坂田 芳孝 城野 秀世
根垣 睦子
ー道 万羅 岩本 敬子 金山 雅幸 小泉 広明
コスゲカズコ 後藤 裕子 田嶋 香里 築山 佳民
東樋口 美智子 西山 彰 平坂 美嵯子 吉田 えり子
赤松 悦子 荒磯 代志子 稲垣 正子 岩日 召子
上野 裕子 河南 久子 桑名 志乃ぶ 桑原 博司
重川 淳子 下林 幸子 柴田 達哉 田中 郁子
田中 聡子 堂前 美枝子 富田 由基子 西川 澄子
西脇 一恵 萩本 孝子 早見 富美子 藤本 淑成
南 峰世 安田 紀子 吉田 雅子 吉元 暁子