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2019-08

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(1F)吉川 文代 個展 オーガニック・マインド/(2F)杉田 徹 作品展 陽だまり

1F【吉川 文代 個展 オーガニック・マインド】
2019年8月6日(火)~8月11日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)

杉田徹・吉川文代展DM吉川文代面

■ 天地同根万物一体という言葉があります。この世の中の森羅万象は、根のところで繋がっていて、一つの大きな生命体のようなものだということでしょうか。私はその思想に大きな共感を覚えます。そしてそれは私にとって想像力を広げる癒しの言葉でもあります。

 自然の中に身をまかせ、何か癒されたように感じるのは、自然に属するものたちと繋がっている自分を感じるからかもしれない。自然の生命を描く時、安らかな気持ちになれるのも同じ理由からかもしれない。不思議な夢を見たり、体験したこともないのに覚えているような感じがしたりするのは、大きな生命体としての記憶に意識の深い底で繋がっているからかもしれない。

 そんなことを考えながら画面に墨や絵の具を繰り広げる。幾度もそうしているうちに、心に訴える形が見えてくる。そんなふうにできた形が心の鍵を開くように、そこに加えるべき線や形を導き出す。それを拾い上げては描き出していく。描いている途中に邪念が入ると正しい形が導き出せない。だからできるだけ心を無に近づけて描く。

 これだと思った絵が描けた時、心の中がサラサラと浄化されたような気がします。この絵を通して大きな生命体の、過去、現在そして未来に続く記憶の一部に繋がるかしら。この絵はいつか誰かに不思議な夢を見せるかしら。そんなふうに考えてみると楽しくなります。       

                                吉川 文代


《吉川 文代 (Fumiyo Yoshikawa) 画略歴》

京都教育大学美術科にて日本画を学び、1987年卒業と同時に青塔社に入塾。翌年、京都日本画家協会会員となり、日展を中心に多くの公募美術展、選抜展に出品。2002年から2003年にかけて中央アメリカを中心に遊学、グワテマラのアンティグアにて個展。2004年アメリカ合衆国に拠点を移す。日本画、水墨画の技法を基盤にしながら抽象、および具象作品を描き、サンフランシスコ沿岸を拠点に個展多数。アメリカ各地の公募展にて作品を発表。サンフランシスコ・アジア美術館、サクラメント・クロッカー美術館、サンフランシスコ日本領事館などを含む様々な機関や大学、設定において日本画、水墨画の紹介、教育に勤める。現在、アメリカ墨絵協会の理事を務める。

ウェブページは www.fumiyo-y.comを参照。


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2F【杉田 徹 作品展 陽だまり】
2019年8月6日(火)~8月11日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)

杉田徹・吉川文代展DM杉田徹面

■ 2015年の展覧会から4年ぶりの日本での展示となります。前回の時と変わらず、カリフォルニア州サンフランシスコ近郊で教職に追われながら版画制作を続けております。光と影が作り出す形と空間は、すべてのものが常に移り変わっているということを提示します。しかし、その瞬時の形をとらえ、エッチングや木版画という時間を要する技法を使って再現しようと試みる時、移り変わってゆくモチーフにも、長い時間が刻みつけた威厳を感じたりします。そして、過去や伝統といったものに義理堅くこだわる自分を見つけ出しもします。                   

                                 杉田 徹


《杉田 徹(Toru Sugita)  略歴》

滋賀県野洲市生まれ 京都教育大学美術科卒業、京都精華大学版画科研究生修了、サンフランシスコ カリフォルニア州立大学大学院修了。

版画を主軸に幅広いメディアで制作、アメリカを中心に日本、ヨーロッパ、中南米での発表を続けている。

1990年に日本を離れ、中南米と中近東の放浪の後、サンフランシスコ・ベイエリアに活動の拠点を構える。作家活動、教職の他、絵本のイラスト(Floating Lanterns & Golden Shrines)などを手がける。2006年コロラド州グランドジャンクションに移り、教職に専念する傍ら、ダンサーとのコラボレーションによるマルチメディアイベントを手がける。2009年ベイエリアに戻り、 Diablo Valley Collegeの教官として版画プログラムの設立に力を注いでいる。現在、芸術学科長も務める。2016年のサバティカルではレタープレスやレーザーカッターを使った技法の研究の他、Kala Institute

(カリフォルニア州バークレー市)、Ucross Foundation(ワイオミング州)、Taller Grafica Libre(メキシコ オアハカ州)でも制作。

美術館所蔵作品はAchenbach Foundation of Graphic Arts、Library of Congressを含め多数。

現在カリフォルニア州アルバニー市在住。ディアブロ・バレー・カレッジ(Diablo Valley College)教授。

ウェブページはwww.torusugita.net を参照。


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アーティストトーク 
☆ 8月10日(土) 18:00~19:30 ギャラリー1F 
参加費500円(学生250円) 定員50名(要予約)

・杉田 徹 「社会派芸術としての版画史~カリフォルニアからのレポート」
・吉川 文代「渡米以来の経緯と学び」

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