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(1F)板遊会展/(2F・奥庭空間)高松清・黒田峯夫彫刻展
高松清の制作について 黒田 峯夫
岡本庄三先生に師事していた関係で、何年間かは新制作協会に出品をし、その後京都市彫塑教室やそのメンバーでつくる「青土社」という彫塑研究グループで粘土での作品の制作と指導を続けると同時に、小豆島で毎年何か月間かの石彫の制作を続け、弘法大師像を小豆島福田港を見下ろす山の岩に約5年をかけ弘法大師生誕1250年に合わせ完成させる。又吉田ダムの完成記念モニュメントとして立像を設置する。
その他大阪芸術大学の生徒の指導や世界の石彫シンポジュームの生みの親であるカール・プラントゥル氏を招いての国際石彫シンポジュームを小豆島で開催するなどの取り組みを成し遂げる。
彫刻は野外が一番という思いから、作品は小豆島には数十点いろんな場所に設置されているが、その他にも京都ゼミナールハウス、遠くは東北の震災後の復興祈願モニュメント、北海道等全国に設置されている。
高松さんとの二人展に寄せて
およそ50年くらい前に京都市の岡本庄三先生の教室ではじめて粘土の頭像を作り、石膏どりをしました。始めた時から高松さんに石膏どりの仕方など彫塑のいろはを習いました。そして、岡本先生がお亡くなりになられた後、高松さんが講師になられてから30年ほど、何時も隣で作っていました。その間に僕の彫刻に対する向き合い方が出来たと思います。
1958年 京都市民美術教室(彫刻)にて岡本庄三氏に師事する
以後助手を務める
1960年~ 第1回 京都野外彫刻展参加(~ 第42回 2010年)
1969年~ 香川県小豆島にて石彫制作を始める
1984 年 香川県小豆島 「大慈山弘法大師像」 制作
1985年~ 全関西美術展審査員 以後 現在にいたる
1987年~ 京都市民美術教室(彫刻) 講師
1991年 「 '91 年(小豆島国際石彫
)シンポジューム」において
山本哲三氏とともに運営委員として、中心的役割を果たす
1995年 小豆島 「石彫のまちモニュメント」 制作
1997年 香川県小豆島吉田ダム 完成記念モニュメント 「恵」 制作
2003年~ CCM 美術観にて個展(~2008)
現在 京都彫刻家協会 会員
黒田峯夫(Mineo
Kuroda) プロフィール
1948年 京都市に生まれる。
2005年 テテロウ(ドイツ)、2007年 ハイフォン(ベトナム)、
2007年・08年 ミエトイネン(フィンランド)などでの滞在制作。
京阪神やヨーロッパでの個展を中心に活動。
https://m-kuro.amebaownd.com
を御参照下さい。