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(1F)増田常徳 展 -Hadoh 波動-/(2F)田中直子 小品展 「樹の話」
1F【増田常徳 展 -Hadoh 波動-】
2020年11月24日(火)~11月29日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
コロナ禍という、得体の知れない、形態もなく掴みどこのない、五感で感じることができないものがわたしたちの間を漂う。そうしてわたしたちに付着することで恐るべき波動の連鎖を生み拡散してゆく。その恐るべき波動は、わたしたちのこれまでの約束事や既成概念の繋がりをも崩し、輪郭を軟弱に歪めている日常の現象に慄く。
無機質ながら、しなやかなHadohは更なる浸透圧に耐え切れず、その全容を具現化して表す創作の手仕事に極めて類似するものがある。
Jotoku
増田常徳 Jotoku Masuda
1948 長崎県生まれ
1976 日仏現代美術展コンパレゾン賞受賞
1982 第五回現代の裸婦展準大賞受賞
1983 第18回昭和会展林武賞受賞
1984,85 日動サロン、大阪日動画廊個展
1989 安田火災美術財団奨励賞展新作優秀賞受賞
1991 「現代日本絵画展」北京・紫禁城招待出品
「21世紀への騎手展」
オーストラリア・マンリー市立美術館招待出品
1996,98,02 日本橋三越本店個展
1998 「21世紀の日本洋画を担う
-現代の精鋭作家たち展」全国
2000 「自然との共生-世紀末を祈るin野崎島」
を企画(長崎県)
2005 文化庁在外研修特別派遣、
ミュンスター芸術大学在籍(ドイツ)
2007 紀伊國屋画廊在外研修報告展と画集出版展
2008 「JOTOKU・独白」色彩美術館(東京)
2009 「JOTOKU独白・五感への響き」、
14「いのちの尊厳、そして希望」高鍋美術館(宮崎県)
2011,14,16,18 ギャラリーヒルゲートにて個展(京都)
2014 「闇の羅針盤」原爆の図・丸木美術館(埼玉県)
2015 「闇の旋律・70-OKINAWA」佐喜眞美術館(沖縄県)
2016 「灰色の領域」井上画廊個展(東京)
2017,19 アートホール東洲館JOTOKU展(北海道)
2018 「闇の回帰線-JOTOKU展」網走市美術館(北海道)、
たましんギャラリー個展(東京)
2F田中 直子 小品展 「樹の話」】
2020年11月24日(火)~11月29日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
樹は、4億年以上前の古生代より、地球上に生きてきました。ひとつところで動かず、天に向かって立ち、地中深く根を広げ、生きとし生けるものへの恵みとなります。人間の営みと共にあり、樹のあるところには人々が集い、祈りの場にもなります。人間より遥かに長い時間を生き、その生命力はときには人間が築いた文明をも凌駕していきます。大災害や、戦火にも耐えて生き続けてきた樹の一本一本に、その樹のプロフィールがあります。
今回は、そんな「樹の話」を、油彩、銅版画、そして新たに取り組んでいるリトグラフの作品も交え、ご紹介いたします。
田中 直子
田中直子 Naoko Tanaka
奈良県出身
1984 京都市立芸術大学美術学部卒業
1988 第52回新制作展初入選
1998 京展 読売新聞社賞
2004・2011 第68・75回新制作展 新作家賞
2005 真庭市誕生記念田中直子作品展(旧遷喬尋常小学校・主催/真庭市)
2007・2010 第8・9回小磯良平大賞展入選
2011 市展なら 市長賞(銅版画)
2013 京展 京都市美術館80周年記念展 芝田記念賞
新制作協会 会員推挙
2015 京展 京都市長賞(版画部門)
2016 BIWAKO大賞展 H氏賞
第1回TKO国際ミニプリント展2016(2020 第2回)
個展(アートゾーン神楽岡) ジョイント企画 松浦祥子コンサート
2017 樹木の生命を描く−田中直子作品展−(主催/京都府立植物園)
2018 個展(ギャラリーヒルゲート) ジョイント企画 豊田勇造ライブ「樹を歌う」
田中直子展with高瀬佳子コンサート「大樹を描く・奏でる」 (京都府立ゼミナールハウス「あうる京北」)
2019 いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展2019 京都:沖縄(ギャラリーヒルゲート・
沖縄愛楽園交流会館・南風原文化センター)
Kabi Raj Lama・田中直子2人展「Prayers for Tomorrow」(ギャラリー恵風)
他 個展・グループ展多数 新制作協会会員