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2022-05

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2022 今後の展覧会の予定・展覧会の記録

5月31日(火)~6月5日(日) 
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【大槻睦子 個展】(日本画)
’22大槻睦子個展 表’22大槻睦子個展 裏
大槻  睦子 Ohtuki Mutuko
1956年 京都市に生まれる
1978年 京都市立芸術大学美術学部日本画科 卒業
1980年 京都市立芸術大学日本画専攻科 修了
1983年 奈良芸術短期大学 日本画コース 勤務
1988年 第15回 創画展 初入選

創画会賞・創画会春季展賞・京都市長賞
現在 創画会准会員 奈良芸術短期大学特任教授
 

2014年、私は現代詩を代表する詩人の一人である金 時鐘(キム シジョン)さんに出会いました。そして翌年の夏、金さんに導かれて詩人や小説家、詩の仲間たちと共に信州旅行へ行きました。
 無言館では戦死した美大卒の若者たちの無念。ダム湖では英米の捕虜や徴用工たちの理不尽な死。満蒙開拓団の悲惨な末路。松代象山地下壕の生々しいノミの跡。そしてまた信州は昭和農業恐慌で売られて性奴隷になった少女が多数出た地でもあります。
 「時は過ぎ去ってゆくものですか?その場にとどまっているのではありませんか?」という金さんの問いを自分の心にも問うて風景を見ると、信州の山々や湖には理不尽な目に遭った人々の魂が沈んでいるような気がしました。
 その後数年間、私は信州に写生に通って魂の痕跡を探し、その魂に寄り添う方法を探してきました。ところが、ふと自分のまわりを見渡すと、私の現在の生活の周辺にも理不尽な目にあった人たちが大勢居ることに気づきます。フタをして無かった事にして、見えないふりをして生きていくのはいけないことだと私は強く思っています。
 ただ思うこと、絵を描くことしか出来ないけれど、そんな魂たちに少しでも寄り添いたいと願っています。
                         大槻 睦子

村    
金 時鐘
自然は安らぐ
といった君の言葉は改めなくてはならない。
しずけさに埋もれたことのある人なら
いかに重いものが自然であるかを知っている。
ナイルの照り返しに干からびながらも
なお黙りこくっているスフィンクスのように
それは誰にも押しのけようがない
深い憂愁となってのしかかっている。
取り付いた静寂には自然とても虜なのだ。


自然は美しい、という
行きずりの旅ごころは押しのけねばならない。
居着こうにも居着けなかった人と
そこでしかつなぎようがない命との間で
自然はつねに豊かで無口だ。
喧噪に明け暮れた人になら
知っているのだ静寂の境がいかに遠いかを。
一直線になぜ蜥蜴が塀をよじり
蟬がなぜ千年の耳鳴りをひびかせているかも。
出払った村で
いよいよ静寂は闇より深いのだ。


2F【山根康代 小品展 -ドローイング・版画-】(新制作協会 会員)
22山根康代小品展 画像面22山根康代小品展 宛名面

5月24日(火)~5月29日(日) 
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【第18回 颯々展-日本画-】
’22颯々展-日本画- 表’22颯々展-日本画- 裏
〈出品作家〉
石原 貴暉  大矢 眞弓  亀山 玲子  岸本 裕子
小西 達子  谷井 俊英  牧野 良美  渡辺 章雄

石原 貴暉 (ISHIHARA Yoshiteru)
1972 日展 初入選
1988 創画展 初入選(奨励賞‛04・‛05)以後出品
    京展 京展賞(市長賞2回、栖鳳賞2回)
    日本画「京の今日展」・「きのう京あす展」・「こころの京都百選」・
     「京に生きる琳派の美」出品
2021 創画展 創画会賞

大矢 眞弓 (OYA Mayumi)
1974 京都市立芸術大学日本画科卒業
    創画展入選(以後出品)
1979 春季創画展 春季展賞(‛81、‛85にも受賞)
1988 川端龍子賞展 佳作賞
他、セントラル美術館日本画大賞展、青垣日本画展、京展、
個展・グループ展など

亀山 玲子 (KAMEYAMA Reiko)
1974 京都市立芸術大学日本画専攻科修了
1974~77,84,86 春季創画展
1985 東京セントラル裸婦大賞展 優秀賞
2008 京都美術ビエンナーレ:「源氏物語」大賞
他、京展、川端龍子賞展、青垣日本画展、京展、個展、グループ展など

岸本 裕子 (KISHIMOTO Yuko)
1973 京都市立芸術大学日本画科卒業 京展入選(‛78、‛80に受賞)
1976 京都府日本画美術展 新人賞
1977 日展 初入選
1980 東京セントラル美術館日本画大賞展 佳作賞
他、日春展、上野の森美術館大賞展、大三島美術館選抜展、
個展・グループ展など

小西 達子 (KONISHI Tatsuko)
1977 京都市立芸術大学日本画専攻科修了
1977 創画展(‛97まで出品)セントラル美術館日本画大賞展   1987 京都日本画家協会選抜展 佳作賞
1988 京都画壇日本画秀作展
他、京展、青垣日本画展、川端龍子賞展、京都新聞日本画大賞展、
個展・グループ展など

谷井 俊英 (TANII Toshihide)
1974 京都市立芸術大学日本画専攻科修了
1978 創画展に出品(以後10回展から毎回入選)
1994 川端龍子賞展 大賞
2006 創画展 創画会賞受賞、(‛09,‛10にも受賞)、会員に推挙
創画会理事、二条城障壁画模写に従事、他、京展、セントラル美術館大賞展など

牧野 良美 (MAKINO Yoshimi)
1972 京都市立芸術大学美術学部日本画科卒業
1976 創画展初入選
1978 東京セントラル美術館日本画大賞展 佳作賞
1980 春季創画展 春季展賞
他、川端龍子賞展、京に生きる琳派の美展、個展・グループ展など

渡辺 章雄 (WATANABE Akio)
1972 新制作協会展日本画部(現創画展)初入選 以後出品
1974 京都教育大学教育専攻科修了
1998 創画展 創画会賞受賞 (‛07,‛08にも受賞)、会員に推挙
2000 川端龍子賞展 大賞
他、圓光寺襖絵制作、京展、上野の森美術館大賞展、
個展・グループ展など

5月17日(火)~5月22日(日) 
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【黒田冨紀子 ~卒寿を迎えて~】(二紀会 委員)(油彩・銅版画)
’22黒田冨紀子~卒寿を迎えて~ 表’22黒田冨紀子~卒寿を迎えて~ 裏
黒田 冨紀子 Fukiko KURODA
1931 神戸市に生まれる
1954 京都市立美術大学西洋画科 卒業
        〃        専攻科入学
1955        〃        専攻科中退
1955〜1959    〃         研究室助手勤務
1958 京都朝日新人展 出品
1961 京展 (京都市美術館)中部日本新聞社賞受賞('63紫賞)
1985 関西二紀展 会員賞 受賞('88,'92,'94,'95,2012)
1986 講演 「ボテロと私」(大阪大丸ミュージアムサロン)
1988 第42回二紀展 会員賞 受賞
    美術選抜展 ('89,'90,'91)
    日仏現代美術展
1991 第45回二紀展 女流画家奨励佐伯賞 受賞
1994 第48回二紀展 鍋井賞 受賞
2012 第66回関西二紀展 成井賞
2014 京展審査員('15)
2021 黒田真里・黒田冨紀子 
    -真里・冨紀子が描く食卓から花も景色も-
   (あべのハルカス近鉄本店 アートギャラリー/大阪)
他、個展、グループ展多数

現在 二紀会委員、日本美術家連盟会員、紅梅アトリエ

パブリックコレクション
 京都府立ゼミナールハウス 「驟雨」
 聖ヨゼフ医療福祉センター 「POISSON」「遠い道」
 神戸アイセンター 「いろいろな世界」「海辺の日曜日」
 京都オアシスリハ 「ネムの咲く頃」「十二支と子ら」
 堺市文化観光局文化部 「Waiting for the moon」
  
黒田冨紀子の作品世界について  尾﨑眞人(前京都市美術館学芸課長)
京都市美術館の友の会として、先生のアトリエに伺い、学生時代の作品を見せてもらったのは十二年前であった。黒田冨紀子さんは義父黒田重太郎さんの画室で作品を描いていた。
黒田冨紀子さんの描く世界は、自らを取り巻く世界を、いとおしく描いている作品が多い。
私が見た黒田冨紀子さんの作品世界は、三つに分かれる。第一期と考えられる1980年代に描かれたのは、親子像であろうか、毛糸の戻しを描いた「つながり」は、毛糸でつながれた親子だけではなく、右手で引かれて動く毛糸と壁にしつらえられた窓との、空間の広さが感じられて心地よい。
そして「賑やかな食卓」(1992年)が描かれた第二期の時代は、家族食卓を描いた一族集合像である。そこでは、描かれた全員が、ワインを飲んでいる。名前のわからぬ黒猫にも一匹魚が与えられている。以後、彼女の作品には、必ずこの黒猫が、登場してくる。窓の外をのぞくと、オレンジ色のシトロエンと思われる車が、見える。一家はこの車で、この食卓まで来たのであろう。
赤いシトロエンは「湖畔の日曜日」(2000年)などで描かれる。左ハンドルの運転席には、必ずサングラスをかけた女性の運転手と、その隣には眼鏡をかけた男性が描かれている。そして数名女の子が後部座席に描かれる作品が多い。黒田家の日常ではなかろうか。
そして現在までつづく第三期になると、家族の思いでが、時空間の多層性画面の中で描かれてくる。その多くの作品には作者と思われる母親像と、金太郎の腹かけを着用している赤ん坊像や子供像を中心とした人物像である。いくつもの思い出を一つの場面へと昇華することで作品が出来上がっている。今日描かれる作品は、過去と今日、そして明日をも捉えた作品である。黒田冨紀子さんの人生をさらけ出した作品たちが、どのような意味を見る人にもたらすのか、楽しみである。


黒田冨紀子先生の個展は、当画廊では2009年以来4度目となります。2012年からは夫、黒田暢先生との二人展や、三人の娘さんを加えた5人展等も4度開催しました。その間に、暢先生が亡くなり、三女の三紀さんが交通事故死なさるなどの御不幸がありましたが、その都度冨紀子先生は涙にくれながらも更に明るく、暖かい作品を描きつづけて下さいました。
焼け跡の神戸から京都美大に通い、様々な困難を乗り越えて制作しつづけてこられた作家の強さが、そのユーモア溢れる画面から見る者の心に伝わる気がします。
卒寿を迎えられた女性作家の軌跡をどうぞ御高覧下さいませ。 
                            ギャラリーヒルゲート

5月10日(火)~5月15日(日) 
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【野上徹展 Above and Beyond 3 目論みの試み -地点の行方-】(日本画)
’22野上徹展 表’22野上徹展 裏
野上 徹  / Nogami Toru
1977 奈良県生まれ
2003 大阪芸術大学 大学院 芸術制作研究科 修士課程 修了
    第 48 回 大阪美術協会展 精励賞
2004 春季創画展 /09ʼ 10ʼ 春季展賞
    秋季創画展 /14ʼ 16ʼ 奨励賞
2011 野上徹 個展 / 同 12ʼ 16ʼ 18ʼ 21ʼ / ギャラリーヒルゲート
2012 上野の森美術館大賞展 / 同 13ʼ 14ʼ 15ʼ
2013 第 5 回 京都日本画新展 / 同 15ʼ 17ʼ
2014 京都日本画家協会第 2 期展 奨励賞
2015 現代の日本画-世代をつなぐ-/ 同 18ʼ 20ʼ 22ʼ
2019 いまのいま-見渡す絵画-/ 原田の森ギャラリー
2021 いまのいま 現を辿る 夢に触れる / 神戸アートビレッジセンター
    未景 御寺・ART・いのり 2021 あかるい水になるように / 泉涌寺
2022 京都日本画新展 2022 大賞 / 美術館「えき」KYOTO

URL : http://www.nihonga-nogami.jimdo.com/

うつろいゆく景色。心の奥深くにある心象風景。それらは時間の経過とともに表出される。
制作過程で多用する「にじみ」は自然が作り出す自然の作用で、「にじみ」には「うつろい」がある。
その作用に適した紙と岩絵具で、理屈ではない「何か」が宿ればいいと思っている。

In my work.I wish to produce non-theoretical forms.Moving views.
An imagined scenery that can only be found deep within the heart Exposed and changing as time goes.
Nijimi, is a natural effect created by water, and is frequently used in the painting process.
Nijimi, is a technique that is always 'moving' and 'changing'.
Traditional Japanese pigments and paper lend itself well to this technique of painting.

もの思いにふけるかのように佇立する枯れた草や暗鬱な空から、木漏れ日を映す水面や何処ともしれぬ森と水へと野上さんの描く画面は変化してきました。2012 年以来当画廊では 5 度目の個展となる今回は、過去から現在、未来を展望する場としたいと思います。葛藤する若い作家の軌跡を御高覧頂ければ幸いに存じます。
                               ギャラリーヒルゲート

2F【さわらぎさわ 絵本原画展】(日本画)
’22さわらぎさわ 絵本原画展

5月3日(火)~5月8日(日) 
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【平岡靖弘展 ―虚ろう風―】(独立美術協会 会員)
’22平岡靖弘展ー虚ろう風ー画像面’22平岡靖弘展ー虚ろう風ー宛名面

平岡靖弘 Yasuhiro HIRAOKA 略歴
1943年 京都市に生まれる。京都市立美術(現芸術)大学卒業
1993年 第36回安井賞展 安井賞受賞
     京都市芸術新人賞 第27回現代美術選抜展(文化庁)
1998年 日本秀作美術展(~’03年)
     個展 ―風と大地の遥―(紀伊国屋画廊)
2000年 「両洋の眼」展 河北倫明賞受賞(~’02年、’07~’09年)
     十果会参加
2004年 京都府文化賞功労賞
     個展 ―風の棲処―(高島屋東京、京都他)
2007年 京都美術文化賞受賞 ‘08年受賞記念展(中信御池ギャラリー)
     個展・グループ展 多数開催

現  在   独立美術協会会員

4月19日(火)~5月1日(日) 4/25(月)休廊
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【小嶋晶 泥の中に射す  KOJIMA Aki Light reaching in the mud】(写真・インスタレーション)
’22小嶋晶 泥の中に射す 表’22小嶋晶 泥の中に射す 裏

数年前に父が脳神経系の難病であると分かった。私にはどうすることも出来ないので、 神や仏など大いなる存在の恩寵を願い、ただ祈る。色々な宗教で生そのものが苦であると説いている。 一切皆苦。全部が苦。逃れられない苦の中でもがくことが生なのであれば、せめてもがく姿を見守って 欲しい。願わくば一緒に苦しんで貰いたい。そうあると気付いたら、愛されていると分かるのに。

A few years ago my father was found to have an intractable disease of the cranial nerve system. I can't do anything about it, so I pray for the grace of great beings such as God and Buddha. It is said that life itself is painful in various religions. All Things are Sufferings.Everything is painful. If struggling is raw even in the pain that cannot be escaped, I would like you to watch over the struggle at least. Hopefully we will suffer together. If you realize that, you know you're loved.

小嶋 晶 こじま あき
大阪生まれ
2002年 関西医科大学附属看護専門学校 卒業  
2016年 大阪芸術大学通信教育部デザイン学科 卒業  
2019年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 油画 修了  
受賞歴 
2022年 令和3年度 京都市芸術新人賞〈現代美術〉 
2021年 令和2年度 咲くやこの花賞〈美術部門〉 
2020年 第23回岡本太郎現代芸術賞展〈入選〉 
      Kyoto Art for Tomorrow 2020-京都府新鋭選抜展-〈最優秀賞〉 
2019年 アートアワードトーキョー丸の内2019〈グランプリ〉   
      京都市立芸術大学作品展〈大学院市長賞〉 
展覧会 
2021年 ニューミューテーション#4 小嶋晶・小林椋展(京都芸術センター、京都) 
2020年 artKYOTO2020関連企画展「a linkage」(engawa KYOTO、京都) 
      transmit program 2020 (京都市立芸大ギャラリー@KCUA、京都)  
      第23回岡本太郎現代芸術賞展(川崎市岡本太郎美術館、神奈川) 
      Kyoto Art for Tomorrow 2020-京都府新鋭選抜展-(京都文化博物館、京都)
2019年 アートアワードトーキョー丸の内2019(行幸地下ギャラリー、東京)
      京都市立芸術大学作品展(京都市立芸術大学内、京都)['17] 
アートフェア 
2021年 ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021(京都新聞ビル地下1階、京都) 
2019年 阪急アートフェア Neo SEED(阪急うめだ本店、大阪)       
      ART OSAKA 2019(HOTEL GRANVIA、大阪)

KOJIMA Aki
Born in Osaka. After working in the operating room and intensive care unit as a nurse, started artistic activities. Graduated from the oil painting department of Kyoto City University of Arts Graduate School of Fine Arts,2019. Awarded the The Best Young Artist Award by City of Kyoto,2022. Sakuya-Konohana Award, 2021. Other awards:”23rd Taro Okamoto Contemporary Art Award Exhibition”Winner(Kanagawa), "Kyoto Art for Tomorrow 2020-Kyoto Prefectural Selected Exhibition-" Grand Prize(Kyoto), "Art Award Tokyo Marunouchi 2019" Grand Prix(Tokyo), "Kyoto City University of Arts Exhibition" Mayor Prize(Kyoto). For the purpose of exploring anima through life-long production activities, I have been creating works using various media with the theme of life for the past few years. Education 2002 Associate of Arts in Nursing Science,Kansai Medical University Nursing College 2016 B.F.A Department of Design, Osaka University of Arts Correspondence education 2019 M.F.A Oil Painting, Graduate School of Arts, Kyoto City University of Arts Awards 2022 Awarded the The Best Young Artist Award by City of Kyoto <Contemporary art> 2021 Sakuya-Konohana Award <Art Category> 2020 23rd Taro Okamoto Contemporary Art Award Exhibition, Selected Kyoto Art for Tomorrow 2020 -Kyoto Prefectural Selected Exhibition- , Best Award 2019 Art Award Tokyo Marunouchi 2019, Grand Prix Mayor Prize, Kyoto City University of Arts Graduate Exhibition 2018 exhibitions 2021 “New Mutation #4 Aki KOJIMA, Muku KOBAYASHI” Kyoto Art Center, Kyoto 2020 “transmit program 2020” Kyoto City University of Arts Gallery @KCUA, Kyoto “23rd Taro Okamoto Contemporary Art Award Exhibition” Kawasaki City Taro Okamoto Museum, Kanagawa “Kyoto Art for Tomorrow 2020-Kyoto Prefectural Selected Exhibition-“ Kyoto Culture Museum, Kyoto 2019 “Art Award Tokyo Marunouchi 2019” Gyoko Underground Gallery, Tokyo “Kyoto City University of Arts Exhibition” Kyoto City University of Arts, Kyoto Art fair 2021 “ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021“ Kyoto Shimbun Building B1F, Kyoto 2019 “Hankyu Art Fair Neo SEED“ Hankyu Umeda Main Store, Osaka “ART ARTAKA 2019” HOTEL GRANVIA, Osaka.


ある方の御紹介で小嶋さんの作品画像を見たのは2019年の春。そこには「生老病死」そのものの、人が生きることの根源的な問いが少しも観念的でなく凝縮されてあるように感じられた。それはICUや手術室の看護師として働いてこられた彼女の経歴に拠るものかもしれない。感銘を受け、少し畑違いの画廊ながら、京都府の新鋭選抜展に推薦させていただいたところ、初出品で最優秀賞に輝いた。
それからの小嶋さんの御活躍、作品の充実については言うまでもないこと。今回初めて当画廊で個展を企画させていただくことになり、緊張と喜びを感じている。
どうぞ御高覧いただきたく御案内申し上げます。       
                             ギャラリーヒルゲート

トークイベント Talk session
4/23(土)  18:00〜19:30
ギャラリーヒルゲート1F|Gallery Hill Gate 1F

小嶋晶 (作家) KOJIMA Aki(Artist)
今貂子 (舞踏家) IMA Tenko(Butoh artist) 
井上迅 (住職) INOUE Jin (chief priest)
"泥の中に射す”の制作に関わった人々による作品の解説
Explanation of the work by the people involved in the production of
 "Light reaching in the mud"

参加費無料  定員20名(要予約) 
Free admission  PSVP required for the Artist Talk
E-mail hillgatekyoto@gmail.com 


2F【日下部悠帆展 永遠と一瞬 -Eternal and a moment-】(写真)
’22日下部悠帆展 表’22日下部悠帆展 裏

日下部悠帆 
1998 京都生まれ
2018-19 Mount Saint Mary’s University(ロサンゼルス)に留学
2021 滋賀県立大学国際コミュニケーション学科卒
2022 バンタンデザイン研究所フォトグラフィー学科修了
フォトグラファー、イラストレーターとして活動

Yuho KUSAKABE
Born in 1998, Kyoto, Japan. Graduated from the Intercultural communication department of the University of Shiga Prefecture. 
Studied abroad in Mount Saint Maryʼs University (LA). Graduated from the photography department in Vantan design institute. Working as a photographer and a illustrator.

⼀筆⼀筆に魂を込め、表現が形作られてゆく「絵」。半世紀もの間、絵を描き続けてきた⽗の何枚ものパレットには、その時々の重厚な絵の具が蓄積されていた。そこには、積み重なった時間と無意識の想いが、永遠に⽣きる⽣き物のように強烈なパワーを発してうごめいている。

Painter put their soul into each stroke facing to their expressions. My father have been painting for about 50years, and paints were heavily pilled up on his multiple pallet. Time and unconscious feelings are pilled up like immortal creatures, having a huge power. Beyond the perspective as a daughter, I saw his life as a painter.

4月12日(火)~4月17日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【桜井絵月 作品展】(アクリル・インスタレーション)
’22桜井絵月作品展 表’22桜井絵月作品展 裏
幼い頃から描いています。
時々、何故描きたいのかと考えます。「創作することは自分の中の必然を捜すこと」と言った作家がいました。
そうかも・・・と思います。描くことは自分を捜す行為なのかもしれません。
この先もずっと探し続けるのでしょうが、今、手にしているものを少しご覧頂きたくご案内申し上げます。
(2022年 春  桜井絵月)

2F【三田村和男展】(ミクストメディア)
22三田村和男展DM 表22三田村和男展DM 裏
三田村和男 Kazuo Mitamura
1943 福井県越前市(武生)生まれ、武生高校卒
    坪井一男、矢内原伊作氏の指導を受け京都YMCAにて学ぶ
1969-76 染織デザイン展(淡交社/京都) 
1985 人形展(阪急百貨店/京都) 
1987 渡仏
1988 サロン・ドートンヌ(パリ) 入選 
1990 ART 90 PARIS 招待(パリ)
   シカゴ国際アートコンペテシオン招待(シカゴ)
1991 アラウンザコヨーテ91(シカゴ) 
1992 サロン・ドートンヌ歴史書に掲載。 
1993 アートハウスギャラリーにて初個展(福井) 

1994年以降、全国各地の百貨店、画廊等で個展多数。
また、冊子の表紙絵やポスター等も多く手がける。

パブリック コレクション
福井県立美術館、福井県立歴史博物館、福井県立こども歴史文化館、
御前崎町立清川泰次芸術館(静岡) 、江戸川大学総合福祉専門学校(千葉) ほか

私の作品について
絵具は上質の顔料を使用しているとされるグアッシュを用いています。 グアッシュはアラビアゴム(ノリ)を媒材とし、少し荒目の顔料で造られている最も発色の良い絵具です。 支持体はモンバル紙(フランス製で樹種を厳選したパルプを原料とし、保存に適した中性紙です)
技法はマスキングを多用し、極一部を除いて色の塗り重ねはありません。 従って濁りのない色と、そしてシャープで力強い色面となります。 それに版画(シルクスクーリン)のように色面が重なることもありません。 それと、どんな色も原色をそのまま使用することはなく、黒でさえ好みの色に作り変えます。
そして何よりも私の作品は、ものごとの説明の手段としてではなく 色彩の交響曲を奏でるような愉悦の空間を創造し、心を安らかにしてくれるような 気持ちの良い作品でありたいと思っているのです。
                         三田村 和男

4月5日(火)~4月10日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【近藤慧子展】(二紀会会員)
’22近藤慧子展 画像面’22近藤慧子展 宛名面

2F【衣川雅之 はなのえてん】(水彩)
22衣川雅之 はなのえてん 画像面22衣川雅之 はなのえてん 宛名面

3月29日(火)~4月3日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【小林真理 作品展 本と原画のある風景】
22小林真理作品展 本と原画のある風景 画像面22小林真理作品展 本と原画のある風景 宛名面
小林 真理(こばやし まり)
画家・装丁家・美術ジャーナリスト
自然をモチーフに造形や色彩を学び
墨彩による具象・抽象表現を試みている。
書物の装丁・装画の仕事に墨画を使っている。

2F【Lithographic Vol.5】
22Lithographic vol5 画像面22Lithographic vol5 宛名面
ジャンルを超え、版種を超えて作家がリトグラフに挑戦をするシリーズも、5回目を迎える事になりました。今回は二会場での展示になります。
どうぞご高覧を賜ります様お願いいたします。
制作協力:京都リトグラフ工房

〈出展作家〉
石田 百合(銅版画)*  今井 康雄(日本画)  上田 佳奈(版画)
大原 洋一郎(銅版画)*  近藤 あかね(陶芸)*  菅原 布寿史(立体)
田中 直子(絵画)*  松谷 博子(木版画)  水野 真緒(版画)*
水口 菜津子(謄写版印刷)  室田 泉(テキスタイル)  山浦 朱乃(絵画)
山根 康代(絵画)*  山本 知穂(版画)  吉田 佐和子(銅版画)
出原 司(石版画)*
※ギャラリーマロニエ Gallery4と同時開催(ギャラリーマロニエの開廊時間等についてはギャラリーマロニエへお問い合わせ下さいませ)。*はギャラリーヒルゲートのみ展示。

3月15日(火)~3月27日(日) 〈3/21(月)休廊〉
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【第4回 現代の日本画-世代をつなぐ-】
22 第4回 現代の日本画ー世代をつなぐー 表22 第4回 現代の日本画ー世代をつなぐー 裏
2015年以来4回目となる今展は、90才から32才まで、各々に異なった画風をもつ11人の作家が出展して下さいます。技法においても、思想においても、多様な広がりを見せる現代の日本画。その中に脈々と受けつがれるものは何か、またその変化は如何なるものか、「日本画」をキーワードに共に考え、各々の 表現を楽しんでいただける場となれば幸いに存じます。
                         ギャラリーヒルゲート

〈出展作家〉
烏頭尾 精  八田 哲  西久松 吉雄  山本 俊夫
丸山 勉  吉岡 佐知  直海 かおり  野上 徹
岩井 晴香  三橋 卓  西久松 綾 (生年順)

★ 第4回 現代の日本画 ―世代をつなぐ―
〈出品作家によるトーク〉
西久松吉雄・山本俊夫・丸山勉・吉岡佐知・直海香・野上徹・岩井晴香・三橋卓・西久松綾
コーディネーター:太田垣實(美術評論家)
3月19日(土) 18:30~20:00  ギャラリー1F 
参加費1,000円(学生500円)  定員30名(要予約)

烏頭尾 精(UTOO Sei)
1932 奈良県明日香村に生まれる   
1956 京都市立美術大学(現芸大)卒業
1959 第23回新制作展にて新作家賞 以後2回受賞
1966 新制作日本画部会員に推挙
1969 京都国立近代美術館「日本画の新人たち展」に出品
1979 第5回・第6回山種美術館賞展に招待
1986 京都府文化芸術財団企画「烏頭尾精展」(京都府立文化芸術会館)
1992 日本経済新聞社主催「日本画の俊英・烏頭尾精展」開催
1999 京都市芸術功労賞・地域文化功労者表彰 受賞
2020 あべのハルカス近鉄本店美術画廊にて米寿記念展
現在 創画会会員、京都教育大学名誉教授

八田 哲(HATTA Tetsu)
1943 京都に生まれる  
1961 京都市立日吉ヶ丘高校美術コース日本画科  卒業
1973 青塔社入塾 池田遙邨に師事   
1982 日春展 奨励賞
1983 京都画家協会選抜展 知事賞   
1984 日展 特選 ‘86無所属となる
1987 横の会展 招待出品   
1988 横の会会員となり最終展まで出品
以後個展活動 現在に至る

西久松 吉雄(NISHIHISAMATSU Yoshio)
1952 京都市に生まれる  
1979 京都市立芸術大学美術専攻科日本画専攻修了
1992 現代美術選抜展、 井原市立田中美術館/岡山他('96秋田県立近代美術館他)
1994 京都新聞日本画賞展 大賞   
1995 山種美術館賞展 優秀賞
    文化庁優秀美術作品買上げ「古墳のある風景」
2010 京都美術文化賞    
2015 西久松吉雄展(浜田市立石正美術館/島根)
2020 京都府文化賞功労賞
現在 一般社団法人創画会常務理事、成安造形大学名誉教授

山本 俊夫(YAMAMOTO Toshio)
1959 大阪出身   
1986 京都市立芸術大学大学院(日本画専攻) 修了
1995 「尖」展(以後毎年出品)(京都市美術館、 福岡県立美術館('95-'97)、東京佐藤美術館('07))
2002 菅盾彦大賞展 佳作賞、百花堂賞(大阪高島屋、倉吉博物館)
2003 個展 コミュニティプラザ百花堂(鳥取倉吉)
2004 京展 京都市美術館賞(コレクション賞)(京都市美術館)
    国際交流展 京都府知事賞 (京都市美術館別館)
2005 文化庁平成16 年度買上優秀作品展(芸術院会館/東京)
2019 不失正鵠六人展(ギャラリーCreate洛/京都)('20,'21,'22)

丸山 勉(MARUYAMA Tsutomu)
1994 京都教育大学大学院修了  
2008 日春展 日春賞(奨励賞'06,'10,初入選'92)
2012 日展 特選(同'09、京都新聞社賞'07、初入選'91)
2014 都美セレクション新鋭美術家2014(東京都美術館)
2015 第二回 続 京都日本画新展 大賞
    第6回東山魁夷記念 日経日本画大賞展 入選 (上野の森美術館/東京)
2016 日展 審査員、「現在日本画研究会」(東京都美術館、'17橋本関雪記念館/京都)
2022 長岡天満宮 御朱印画(京都)
現在 日展会員、新日春展会員、京都日本画家協会理事

吉岡 佐知(YOSHIOKA Sachi)
1996 第28回日展入選('97,'99,'00,'02-'04,'06,'08)
1997 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
2001 第15回青垣2001年日本画展 大賞・文部科学大臣奨励賞
2002 京展2002 市長賞 第48回全関西美術展賞第2席
2004 京都市立芸術大学大学院博士(後期) 課程単位取得退学
2009 京都日本画新展('10,'11,続京都日本画新展'16)(美術館「えき」KYOTO)
2019 日本画新展in二条城-100人の画家・嵯峨野線を旅して-
その他京都を中心に大阪、神戸、シンガポールなどで様々なグループ展に参加

直海 かおり(NAOMI Kaori)
1999 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
2007 個展( '09,'11,'16)(大丸京都店)  
2009 「尖」展(以降毎年)(京都市美術館)
2011 京都日本画新展('12)(美術館「えき」KYOTO)
2014 平等院表参道美術作品公募展 優秀賞(京都)
2018 桜花賞展(郷さくら美術館)  
2019 ビクトリーブーケ展(佐藤美術館/東京)
2021 個展(髙島屋大阪店)

野上 徹(NOGAMI Toru)
1977 奈良県生まれ  
2003 大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修士課程 修了
2004 春季創画展('04-'07,'09-'13,'15-'19,'21 )('09,'10 春季展賞)
    秋季創画展('04-'07,'09-'19 )('14,'16 奨励賞)
2014 京都日本画家協会 第2期展 奨励賞
2017 第4回 続京都日本画新展 賞候補(美術館「えき」KYOTO)
2019 いまのいま−見渡す絵画−(原田の森ギャラリー/神戸)
2022 京都日本画新展2022 大賞(美術館「えき」KYOTO)

岩井 晴香(IWAI Haruka)
1986 滋賀県生まれ   
2007 創画展 奨励賞('16) 
2008 春季創画展 春季展賞
2010 京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了 
2012 第4回京都日本画新展 優秀賞 (美術館「えき」KYOTO)
2018 京都府新鋭選抜展('19,'21)   
2019 創画展 創画会賞
現在 創画会准会員、京都日本画家協会会員 

三橋 卓(MITSUHASHI Taku)
1987 京都市生まれ   
2011 第38回創画展、'16 創画会賞('19まで出品)
2012 第38回春季創画展、'12,'14春季展賞('20まで出品)、 第一回景聴園('13,'15,'17,'20)
2013 京都市立芸術大学美術研究科絵画専攻日本画修了
    第5回京都日本画新展 大賞(美術館「えき」KYOTO)
2016 第一回石本正日本画大賞展 準大賞   
2018 京都市芸術新人賞  
2019 京都府新鋭選抜展(京都府京都文化博物館)('20,'21)
    原三渓没後80周年記念 三渓園と日本画の作家たち
    (国指定名勝 三溪園鶴翔閣/神奈川)
2020 開校140周年記念企画展 京都府画学校への道(京都市学校歴史博物館)
現在 京都市立芸術大学 講師

西久松 綾(NISHIHISAMATSU Ryo)
1989 京都府生まれ  
2012 第30回上野の森美術館大賞展('17,賞候補'13,'14,'15)
2014 京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻 日本画分野修了
2016 第3回続京都日本画新展 大賞    ('13,'14)(美術館「えき」KYOTO)
2017 Kyoto Art for Tomorrow-京都府新鋭選抜展2017-('18)
   京都花鳥館賞奨学金 最優秀賞
2018 第44回春季創画展 春季展賞('19) 
2019 京都日本画新展in二条城-100人の画家・嵯峨野線を旅して-
    西久松吉雄・綾・友花展(中信美術館企画展/京都) 
    第9回石州和紙に描いた日本画展(石正美術館企画展/島根)('20,'21)
現在 一般社団法人創画会会友、京都日本画家協会会員

3月8日(火)~3月13日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【竹内淳子展 ✧ある日チベットで✧】(日本画)
’22竹内淳子展 ✧ある日チベットで✧ 画像面’22竹内淳子展 ✧ある日チベットで✧ 宛名面

2F【日高理恵 銅版画展 emotion】(銅版画)
22日高理恵銅版画展 emotion 画像面22日高理恵銅版画展 emotion 宛名面

3月1日(火)~3月6日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【甲斐彰展 舟で往く】(油彩)
’22甲斐彰展 舟で往く 画像面’22甲斐彰展 舟で往く 宛名面
川は荒れていた。黒い蛇が岸へ逃れようと泳ぎ寄ってくる。人々は私たちが雇った舟に乗りこんだ。表情もなく、おかまいなしに。「これは楽しいなあ。我々も乗ろう」定員オーバーの舟が沈み、浸水する。足首を超える水。こめかみに流れる汗。「これはええなあ」温かい川を対岸にむかって。舟で往く。

2月22日(火)~2月27日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【第2回 京都の染色-世代をつなぐ女性作家たち-】
’22第2回 京都の染織-世代をつなぐ女性作家たち- 表’22第2回 京都の染織-世代をつなぐ女性作家たち- 裏
有田やえ・大村優里・兼先恵子・澁谷和子・高須英代・丸山敦子・三浦以左子・向井詩織・八幡はるみ・山下茜里(五十音順)

有田 やえ Yae ARITA
1996 京都精華大学 デザイン科テキスタイルデザイン専攻卒業
1998 京都市立芸術大学 大学院美術研究科 染織専攻修了
1999 '00 '01 '02 '03 '04 '11 '16 '17 '20(GALLERYGALLERY/京都,同時代ギャラリー/京都  ギャラリーゴトウ/東京)
2002 新鋭美術選抜展(京都文化博物館/京都)
2003 京都美術工芸新鋭選抜展 ('05)(京都文化博物館/京都)
2003 第13回染・清流展(染・清流館/京都)
1996~21 アーティフィシャルな位相(天野画廊/大阪))
2021 染・清流展(染・清流館/京都)

大村 優里 Yuri OMURA
2014 京都精華大学大学院芸術研究科染織領域 修了
2018~ 京都精華大学テキスタイル専攻 講師
2017 第73回現展 新人賞受賞、第9回祇園祭展(染・清流館/京都)
   改組新第四回日展  入選
2018 第57回日本現代工芸展 新人賞受賞
   個展(ギャラリーマロニエ/京都)
2019 第58回日本現代工芸展入選、第22回染・清流展 (染・清流館/京都)

兼先 恵子 Keiko KANESAKI
1991 京都市芸術新人賞、染・清流展(18回出品)(染・清流館/京都)
2008 京都工芸ビエンナーレ 特別記念テーマ部門大賞(京都文化博物館)
    第40回日展 特選、改組新第5回特選(2018年)(国立新美術館)
2010 近現代染色の展開と現在展(つくば美術館/茨城)
2015 第37回日本新工芸展 内閣総理大臣賞(国立新美術館)
2019 京都の染織〔1960年代から今日まで〕(京都国立近代美術館)
    個展(ギャラリーなかむら/京都)
現在 日展準会員、日本新工芸家連盟理事、京都工芸美術作家協会、京都芸術大学・嵯峨美術大学・大手前大学・沖縄県立芸術大学 非常勤講師

澁谷 和子 Kazuko SHIBUYA
1955 京展('56,'63市長賞、'79 京展賞)
1957 京都市立美術大学工芸染織専攻科卒業
1971 染織の新世代展(国立京都近代美術館)
1993 京都府あけぼの賞 大阪絵画トリエンナーレ 京都市美術館買上げ
1994 現代の染展(国立国際美術館)
1998 京都美術文化賞 受賞記念展 於・京都府文化博物館
2001 京都の工芸-1945~2000-(京都国立近代美術館)(東京国立近代美術館)
2003 京都市芸術功労賞
2017 澁谷和子展 Part1、Part2(2018年)(染・清流館/京都)
2019 京都の染織〔1960年代から今日まで〕(京都国立近代美術館)

高須 英代 Hideyo TAKASU
1983 美大受験生として澁谷和子先生宅に通う
1991 京都精華大学染織デザイン専攻卒業、小学校図画工作教員をへて造形ワークショップ活動と個展等で作品を発表
2011 個展「いっぽんの木」(ギャラリーhedghog/京都)
2016 型染めと木彫二人展(ギャラリーマロニエ/京都)
2017 個展「十字架の道ゆき」(和中庵/京都)
2019 祇園祭展(染・清流館/京都)
2020 「via dolorosa悲しみの道」(ギャラリーマロニエ/京都)
2021 染・清流展(染・清流館/京都)

丸山 敦子 Atsuko MARUYAMA
1994 成安造形短期大学(染織専攻科)修了 
1991 彦根市美術展 近江同盟新聞社賞('92) 
1992 滋賀県美術展覧会 美術協会理事長賞  '93芸術文化祭賞 ('07) 
1993 京展 あかね賞(京都市美術館)
1994 京都工芸ビエンナーレ・染 アート展
1995 GEN-GEN-TEN染色六人展 (ギャラリーマロニエ/京都) 
1996 染・清流展(染・清流館/京都)
2010 第21回シルク博物館全国染 織作品展奨励賞 
2018 第21回祇園祭展(染・清流館/京都)

三浦 以左子 Isako MIURA
1969 京都文教短期大学 卒業
1987 父・三浦景生に師事し、個展を中心に染作家活動を始める
1992- 京展 '93'95あかね賞・'98NHK京都放送局長賞・
     '04楠部賞(京都市美術館)
1996 全日本染織新人展 京都商工会議所会頭賞、新匠展 奨励賞
2005-06 世界ろう染大会inボストン(ボストン・ワシントンDCシアトル巡回)
2006-11 三浦以左子展 藤屋画廊(東京・銀座)
2008 京都ビエンナーレ展
2009-19 第17回~第22回 染・清流展(染・清流館/京都)
1999-13 ギャルリー田澤・ギャラリーヒルゲート・ギャラリーマロニエ・ギャラリー島田(神戸)で個展

向井 詩織 Shiori MUKAI
2015 西インド・カッチ地方でテキスタイルを独学
2016 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 テキスタイル専攻 編入
2018 同大学卒業、Sufiyan Ismail Khatri のブロックプリント工房にて滞在制作
2019 同工房と業務委託契約、工房初の外国人ブロックプリンターとなる
2020 田中直染料店とアジュラックの染料を再現

武蔵野美術大学卒業制作 優秀賞
第74回堺市展 教育委員会教育長賞
第2回全国大学選抜染色作品展 優秀賞

八幡 はるみ Harumi YAHATA
2010 近代染色の展開と現在(茨城県つくば美術館/茨城)
2013 八幡はるみ 工芸・東洋館を祝う(大原美術館工芸館・東洋館/倉敷)
2016 革新の工芸(東京国立近代美術館工芸館/東京)
2019 京都の染織(京都国立近代美術館)、京都美術文化賞
2021 京都府文化賞、Colors(ギャルリ・オーヴ/京都)
2022 個展「宇宙を言祝ぐ」(染・清流館/京都)
コレクション:東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館、京都文化博物館、京都市立芸術大学、京都芸術大学、染・清流館

山下 茜里 Akari YAMASHITA
2021 京都精華大学博士前期課程修了
2017 第55回兵庫県展 部門大賞(知事賞) 工芸部門 
2019 第22回染・清流展 (染・清流館/京都)
2020 YAMASHITA Akari solo exhibition-BORDER- (KUNST ARZT/京都) 
    YAMASHITA Akari solo exhibition-PANOPTICON- 
    (ギャラリーマロニエ/京都) 
2021 SUIKEI ART FAIR OSAKA (Zentis Osaka/大阪)
    A-Lab Artist Gate 2021(あまらぶアートラボA-Lab/兵庫) 
    体内で満ちて(ART SPACE NUI/京都)
    第23回染・清流展 (染・清流館/京都) 
    山下茜里個展-beyond the skin-(楽空間 祇をん小西/京都)

京都は長い歳月をかけて染織文化をはぐくんできました。みやこが置かれる以前にも、たとえば聖徳太子ゆかりの広隆寺がある「太秦」の地名は古代氏族の泰氏が絹織物をうず高く積んだことに由来するといわれます。染織の歴史が脈々と息づく土壌から西陣織や友禅染が花開き、「京の着倒れ」といった形容も生まれました。
2015年の第1回展につづく今展では、90歳から20代まで10人の異なる世代の女性作家の作品を紹介致します。
伝統に学びつつ伝統を超えていく、作家それぞれが取り組んだ「今」を映し出す表現に出会えることと期待しています。 
                          深萱 真穂 

2月15日(火)~2月20日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【渋谷和子卒寿記念展】(型染め)
’22澁谷和子卒寿記念展 表’22澁谷和子卒寿記念展 裏
澁谷 和子 Kazuko SHIBUYA
1955年 京展(56、63年 市長賞 79年 京展賞)
1957年 京都市立美術大学工芸染織専攻科卒業
1958年 日展(64年 特選北斗賞~99年)
1965年 日本現代工芸美術家協会会員海外選抜展(~67年)
     日展無鑑査外務省買上げ
     京展依嘱 楠部賞(94年)審査5(~99年)
1971年 染織の新世代展(国立京都近代美術館)
1978年 現代の工芸作家展(京都市美術館)
1979年 日本現代工芸美術家協会 退会
   日本新工芸家連盟結成(~99年)
1980年 明日を開く日本の新工芸展(~85年)
     ファイバーアズアート(フィリピンメトロポリタン美術館)
1993年 京都府あけぼの賞 大阪絵画トリエンナーレ 京都市美術館買上げ
1994年 現代の染展(国立国際美術館)
1996年 日本の染織テキスタイル展~98年99年(目黒区美術館)
1998年 京都美術文化賞 受賞記念展 於・京都府文化博物館
2001年 京都の工芸 INエディンバラ展
      京都の工芸-1945~2000-(京都国立近代美術館)(東京国立近代美術館)
      日本新工芸家連盟 退会 日展 退会 府立文化博物館買上げ
2003年 京都市芸術功労賞
2010年 近現代染色の展開と現在(茨城県つくば美術館)、紺綬褒章
2017年 澁谷和子展 Part1、Part2(2018年)(染・清流館/京都)
2019年 京都の染織〔1960年代から今日まで〕(京都国立近代美術館)

1974年~2008年 成安女子短期大学、大阪成蹊大学、京都造形芸術大学、京都精華大学、沖縄県立芸術大学 等非常勤講師
現在   京都工芸美術作家協会員 民族芸術会員

パブリックコレクション
外務省、京都市美術館、京都文化博物館、京都国立近代美術館、京都市立芸術大学

澁谷和子さんが生まれた1932年、大陸に満州国が建国され、国内では首相が青年将校に射殺される五・一五事件が起きた。ご実家は医院だったが戦中戦後は人手不足で、看護婦代わりも務めたという。美術大学へ進んだのは家業や家事からひととき逃れるためだった。
時代や家庭の多難に抗して澁谷さんが生み出した作品は、自由で楽しさに満ちている。和装、暖簾、パネルやタペストリーの染色作品はもちろん、フック地の壁飾り、洋服、コラージュ、陶芸、建物の内外装まで、自在に才能を発揮してきた。
「囲む」と題する一連の作品に象徴される温かさ、柔らかさ。背後に、長い作家活動を支えてきた強くしなやかな哲学が垣間見える。そして今展のために用意された作品の蝶には、卒寿を軽やかに翔び越えて、さらに創作を志す生き生きとした魂のはたらきが感じられはしないだろうか。     (染・清流館キュレーター 深萱真穂)

2月8日(火)~2月13日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【末包恭子展 ―日々の中から―】(日本画)
’22末包恭子展―日々の中から― 画像面’22末包恭子展―日々の中から― 宛名面

2F【藤田つぐみ個展 SPACE MEDITATION-02】(油彩・アクリル)
’22藤田つぐみ個展 SPACE MEDITATION-02 画像面’22藤田つぐみ個展 SPACE MEDITATION-02 宛名面
眠りに入る前や瞑想中など、覚醒状態から半覚醒状態に入るとき 通常とは異なる感覚を得ることがあります。 以前、静かな部屋で目を開けた状態のままリラックスしていると 聴いたことのないオーケストラの音楽が耳元でしばらくの間聴こえたことがあります。 とても綺麗な音楽だったのでこのままずっと流れていたら良いのに、と思いました。 
弛緩した感覚は解体のイメージを呼び起こします。 形あるものがばらばらになり、心地良い半覚醒状態を漂います。 それは私の脚か、これはあなたの尻尾かそんなことも関係が無くなって 形を得る前の全てがひとつだった頃の始まりの姿に帰っていきます。 
どうぞリラックスしてご鑑賞ください。 藤田

2月1日(火)~2月6日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【木下晋展】(鉛筆画)
’22木下晋展 表’22木下晋展 裏

2F【溝口佐知子展 sachiko mizoguchi carnival】(コラージュ)
’22溝口佐知子展 sachiko mizoguchi carnival 画像面’22溝口佐知子展 sachiko mizoguchi carnival 宛名面


1月25日(火)~1月30日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【木下晋展】(鉛筆画) ※木下晋展は2月6日(日)までの開催(1/31(月)休廊)です。
’22木下晋展 表’22木下晋展 裏
木下 晋(Susumu KINOSHITA)
1947年 5人姉弟の次男として富山県に生まれる。3歳の時、家族の出火により他家にも類焼。富山市郊外にある呉羽山麓の竹林管理小屋へ移り住む。貧困に苦しむなか弟・三郎が餓死同然で死亡、母と兄は火事の後約 10年 間家出を繰り返し一家はほぼ離散状態となる。 
1961年 14歳 富山市立西部中学2年の時、美術科のS教諭の紹介で富山大学教育学部で教鞭をとっていた彫刻家・大瀧直平による市民開放の研究室に入り、彫刻の指導をうける。 
1963年 16歳 2月、とび職であった父が職場での事故で死亡。
  4月、富山県立婦負農業高校(現・富山西高校)へ進学。昼は学校へ通い、夜は富山大学の大瀧研究室で彫刻の勉強を続ける。大瀧直平の紹介で木内 克から指導を受ける。 
  自宅では彫刻の制作が困難なため、絵画の制作を開始する。クレヨンを油彩代わりに使用して第一作《起つ》を描く。木内克の紹介で、洋画家・麻生三郎の指導を受けるため作品とともに上京し、麻生からのアドバイスを受けてその帰路に《起つ》を自由美術協会に出品、入選を果たす。 
1964年 17歳 経済的な理由から高校2年で中退し、T宣伝社(看板製作)に住み込みで働き始める。
1965年 18歳 自由美術協会展に油彩画《カルタとり》が入選。 
1967年 20歳 第3回主体美術協会展(東京都美術館) 
1969年 22歳 8月、村松画廊での初個展で、評論家・瀧口修造と出会う。 
1970年 23歳 この年、後に妻となる君子と知り合う。周囲の反対を押し切り、9月富山を離れ新潟に転居(~77年)。 
1971年 24歳 富山から母を呼び寄せ3人の暮らしが始まる。日中はパン屋で働き、夜は妻をモデルに妊婦シリーズを描く。長女・麗子誕生。 
1972年 25歳 櫟画廊の個展を訪れた麻生三郎から現代画廊主・洲之内徹を紹介される。 
1973年 26歳 7月、初めての渡欧。約1ヶ月をかけてヨーロッパの美術館を巡り、レンブラント、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチの作品に深い感銘を受ける。 
1975年 28歳 木下晋油絵展(現代画廊・東京)(’77・’79・’81・’83・’85) 
1977年 30歳 新潟から東京へ移転する。 
1980年 33歳 このころから手帳への記録を始める。
1981年 34歳 4月、油彩画作品を売り込みにニューヨークの画廊をまわるがうまくいかず、失意のうちに帰国。帰国後すぐに鉛筆を用いた作品に取りかかる。 
  5月、現代画廊の洲之内徹の計らいで新潟県出湯温泉の宿「石水亭」に招待される。その地において当時無形文化財の瞽女・小林ハルの公演を始めて聞き、衝撃を受ける。 
1983年 36歳 2月14日、小林ハルをモデルに制作を開始する。  
  現代のリアリズム展(埼玉県立近代美術館)
1985年 38歳 ニューヨークで荒川修作を訪ねる。荒川のアドバイスにより、意識的に母をモデルにした作品を描き始める。 
1986年 39歳 1月、母が散歩中の事故により死亡。  
  春、注連寺天井画のプロジェクトチーム ( 「七五三掛会」 )発足。 
1987年 40歳 10月、現代画廊主・洲之内徹死亡。 
1989年 42歳 9-11月、注連寺に籠もり、天井画本図を描き上げる。  
洲之内コレクション展 気まぐれ美術館(宮城県美術館)  
洲之内コレクション展(萬鉄五郎記念美術館・岩手) 
1992年 45歳 9月、念願であったニューヨークでの個展が実現する。 
1995年 48歳 戦後文化の軌跡1945-1995(目黒区美術館・東京、広島現 代美術館、兵庫県立近代美術館、福岡県立美術館) 
1997年 50歳 木下晋 えんぴつの世界 1981~1997(池田20世紀美術 ・静岡)気まぐれ美術館̶―洲之内徹と日本の近代美術(目黒区美術館・東京、他)
1999年 52歳 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻非常勤講師(造形基 礎)となる(~2008)。 
2001年 54歳 武蔵野美術大学造形学部油絵学科非常勤講師となる。  
スタンダード展(直島コンテンボラリーアートミュージアム・香川) 
2002年 55歳  木下晋 鉛筆画の世界展(信濃デッサン館槐多庵・長野) 
2003年 56歳  木下晋 鉛筆の世界展(佐喜眞美術館・沖縄) 
2004年 57歳  六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004(森美術館・ 東京) 
2005年 58歳 4月 瞽女・小林ハル死去。 この年の秋、偶然の機会から元
ハンセン病の詩人桜井哲夫を訪ね、その後モデルを依頼する。
2009年 62歳 金沢美術工芸大学大学院博士課程専任教授となる。 
美大アートワークス2009展(金沢21世紀美術館市民ギャラリーB・石川) 
2010年 63歳 瀬戸内国際芸術祭2010(豊島・香川) 
2011年 64歳 3月に起こった東日本大震災の被害を目の当たりにし、新た に「合掌図」の制作を行う。  
12月、詩人元ハンセン病患者の桜井哲夫死去。 
2012年 65歳   木下晋展 祈りの心(平塚市美術館・神奈川、砺波市美術館・ 富山、足利市立美術館・栃木)巡回 
2016年 69歳  1月~3月、「エッケ・ホモ̶―現代の人間像を見よ̶―」(国立 国際美術館・大阪)  
3月~6月、曹洞宗松久寺(鎌倉市)天井画「無」制作
2017年 70歳 1月~3月、「猫まみれ展」(川越市美術館)
4月~6月、「リアルのゆくえ展」(平塚市美術館  他三館巡回)
6月~8月、「ニッポンの写実そっくりの魔力展」(北海道立函館市美術館  他三館巡回)
8月~11月、「ヨコハマトリエンナーレ2017展」(横浜市美術館 日本代表作家)
7月~8月、「戦後日本文化発展の光と影展」(リアスアーク美術館(宮城県 気仙沼市))
2018年 71歳 2017年~2018年4月、「最後の最期展」(久万町美術館(愛媛県久万高原町))
7月~10月、「所蔵展」(国立国際美術館)
2019年 72歳 12月、『いのちを刻む―鉛筆画の鬼才、木下晋 自伝』編著者: 城島徹が藤原書店より刊行。
2021年 74歳 10月~、「上田薫とリアルな絵画展」(茨城県近代美術館)


2006年以来5度目の木下晋展を企画致しました。今展では、木下先生は主に妻君子さんをモデルにした作品を描いて下さっています。23歳の頃に周囲の反対を押し切って結婚。以来苦楽を共に生き抜いてこられた君子さんが病に倒れられてからは、木下先生の介護しつつ描く生活が続いています。見つめる目と、覚悟をもって見つめ返す目。いつも木下先生の作品に感じられる対象との緊張関係とともに、そこには深い愛が刻まれているように感じられます。
10Hから10Bの22段階の濃淡を駆使して描かれるモノクロームの奥深い世界をどうぞお楽しみ下さいませ。                         ギャラリーヒルゲート

ヒルゲート夜話市民講座Bコース
対談  木下 晋(画家)  ×  島 敦彦(国立国際美術館館長)
「木下晋-妻と向き合って」
1月29日(土)  18:30~20:00 ギャラリー1F 
参加費 1,000円(学生500円) 定員30名(要予約)

2F【安野光雅追悼展-託された絵の名残-】
’22安野光雅追悼展ー託された絵の名残― 裏’22安野光雅追悼展ー託された絵の名残― 表
安野光雅(あんの みつまさ/1926~2020)
1926年3月20日 島根県津和野町に生まれる。生家は宿屋を営んでいた。
1945年4月 召集され、陸軍船舶兵として赴いた香川県で8月15日を迎える。
1947年 徳山市加見小学校(現周南市)に代用教員として務める。山口師範学校研究科修了。
1950年 美術教員として上京、玉川学園に勤める。その後、三鷹第五小学校、武蔵野第四小学校で美術教師。その頃、子どもたちへの美術教育に取り組み、「教育美術」等の雑誌に執筆したり、挿絵・装幀等の仕事も多く手がける。
1961年 出版社等の仕事が増え、明星高校を辞して画家として独立。
1968年 初めての絵本『ふしぎなえ』(福音館書店)出版。
その後、『さかさま』『ふしぎなさーかす』『ABCの本』『あいうえおの本』『旅の絵本(Ⅰ~Ⅸ)』『空想工房』『天動説の絵本』『きりがみいろはかるた』『算私語録』『蚤の市』『繪本平家物語』『繪本三国志』『口語訳即興詩人』『絵のある自伝』等々、膨大な数の絵本、画集、エッセイを著され、2020年『私捨悟入』(朝日新聞社刊)が生前最後の出版となった。
それらの本は海外でも多く出版され、1978年にはパリのポンピドゥーセンターに招かれて講演。
1974年芸術選奨文部大臣新人賞をはじめ、講談社出版文化賞、小学館絵画賞、最も美しい50冊の本賞(アメリカ)、ケイト・グリナウェイ賞特別賞(イギリス)、BIB金のリンゴ賞(チェコ)、ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞(イタリア)、国際アンデルセン賞、紫綬褒章、菊池寛賞、他受賞。2012年文化功労者。
2001年 故郷津和野に町立安野光雅美術館開館。
2017年 京丹後市の和久傳ノ森に「森の中の家 安野光雅館」開館。
2020年 12月24日 死去。

1995年以来6度の個展と旧友渡辺恂三先生との二人展を一度、当画廊で開いて下さった安野光雅先生。「何故こんなところに安野先生の作品があるの?」とよく不思議がられましたが、ただ、安野先生の人並みはずれた優しさから、というしかありません。(そのいきさつについては、追悼文集『絵の旅人 安野光雅』(2021年ブックグローブ社刊)に小文を書きましたので、機会があればご覧下さい)。
最後にお会いした2019年の7月までの間に先生からお預かりして展示した作品は、水彩やデッサン等の直筆だけで400点近く。それらは全国の御客様の許へ旅立ち、画廊に残ったのはわずか10数点にすぎません。今回は、その「託された絵の名残り」ともいうべき作品に、切絵と版画を加えて展示させていただきます。
他者には寛容で自己には厳しく、いつも優しく大らかな空気でまわりを包んで下さった安野光雅先生。その絵の中には、美だけでなく、歴史や風土への深い知識と人への愛、ユーモアといった要素がぎっしりと詰まっていて、見る程に新しい魅力が伝わってきます。
ささやかな展示ですが、安野先生を偲ぶ場となれば幸いに存じます。どうぞご高覧下さいませ。 
ギャラリーヒルゲート

1月10日(月・祝)~1月23日(日)  ※1/17(月)休廊
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【第30回 折々の作家たち展】
’22第30回 折々の作家たち展 裏’22第30回 折々の作家たち展 表

‘93年以来恒例の当展は、現役作家の新作の他、物故作家となられた方の遺作や当画廊のコレクションをともに展示させていただくものです。皆様にも、懐かしい、あるいは新鮮に思える作品との出会いの場となれば幸いに存じます。
 一昨年来世界を困難に陥れたコロナ禍はまだ終息に至りませんが、作家たちは制作をつづけ、文化の力を再認識させてくれました。平面・立体ともに多彩な先生方の御作品をなにとぞ御高覧いただきたく、御案内申し上げます。
ギャラリー・ヒルゲート

〈出展作家〉
赤松 玉女  秋口 悠子  麻田 浩
安野 光雅  池田 良則  生駒 泰充
石股 昭  石母田 ななみ  泉地 靖雄
伊勢 信子  一居 孝明  一居 弘美
市川 曜子  井上 隆雄  井上 廣子
伊庭 新太郎  今尾 栄仁  岩井 晴香
烏頭尾 精  海野 厚敬  榮永 大治良
大森 啓  奥田 輝芳  甲斐 扶佐義
貝原 浩  勝山 正則  加藤 登紀子
門坂 流  上岡 真志  川上 力三
貴志 在介  岸 雪絵  木代 喜司
来野 あぢさ  北村 美佳  木下 晋
木村 克朗  木村 隆  木村 正恒
日下部 直起  日下部 雅生  栗本 夏樹
黒川 彰夫  黒崎 彰  黒田 暢
黒田 冨紀子  小西 煕  小林 一彦
小林 敬生  小山 久美  近藤 慧子
齋藤 修  斎藤 真成  齊藤 博
坂爪 厚生  佐久間 嘉明  桜井 貞夫
信ヶ原 良和  澁谷 和子  角 りわ子
田島 征三  田島 征彦  田中 忠雄
田中 直子  谷 なつ子  谷口 淳一
千葉 倫子  司 修  鶴田 憲次
中井 英夫  長尾 紀壽  長谷 治郎
中林 忠良  中原 史雄  西久松 友花
西久松 吉雄  西久松 綾  西山 喬
野上 徹  野見山 暁治  橋本 幸志
長谷川 宏美  長谷川 ゆか  八田 哲
林 康夫  平岡 靖弘  蛭田 均
蛭田 美保子  廣田 政生  福島 菊次郎
冨士谷 隆  藤平 伸  古野 恵美子
ベリー マキコ  本田 希枝  馬越 陽子
増田 常徳  松生 歩  松谷 武判
馬淵 哲  丸木 位里  丸木 スマ
丸木 俊  丸山 勉  三浦 以左子
三浦 景生  水上 勉  三橋 卓
宮村 長  向坂 典子  武蔵 篤彦
村上 泰造  村田 好謙  村山 明
森田 康雄  森本 勇  山河 全
山崎 脩  山根 須磨子  山本 桂右
山本 俊夫  リチャード・スタイナー  若林 亮
渡邉 章雄  渡辺 恂三

1月10日(月・祝)~6月19日(日)(月曜休廊)
奥庭空間【信ケ原良和 彫刻展】(彫刻)
’22信ヶ原良和彫刻展 表’22信ヶ原良和彫刻展 裏
イマジネーションを描く-フローティング
 私は京都府の南東に位置する自然の豊かな所で創作活動し、暮らしています。そして十数年前から琵琶湖の傍で造形関連の仕事もしています。ですので、常に周りの山々の景色や雲の動きを見たり、川面の輝きに見入ったりしながら作品を作って来ました。思えば先人達も景色・情景からインスピレーションを得たりしながらイマジネーションを膨らませて、歌を詠み詩を書き絵を描いたりと創作活動の題材によく使っていました。私は金属と言う一見自然とは馴染みそうに無い素材を使って、太陽光の反射や風の流れを利用しながら、私なりの自然賛歌を絵本の挿絵的なファンタジーで表現しています。                   
 今回のギャラリーヒルゲートの奥庭空間では、水・雲・生き物など自然界に対して私が持つイメージを抽象的フォルムに置き換えながら、金属による動きや浮遊感・周りの景色の映り込み等の要素を取り入れた作品を、「フローティング」をテーマに展示します。是非、奥庭空間での金属による彫刻の世界をご堪能ください。
                                     信ケ原 良和

信ケ原 良和 Yoshikazu SHIGAHARA
1957 京都に生まれる
1978 京都精華短期大学立体造形科卒業(京都市岩倉)
1979 第4回京都美術展(京都府ギャラリー)
1982 個展(ギャラリー16 / 京都)
1988 個展(ギャラリー白 / 大阪)
1992 半田市野外彫刻展 <優秀賞>設置(愛知県半田市)
1994 第9回国民文化祭みえ(野外彫刻部門)<文部大臣奨励賞>設置(三重県大宮町)
1996 ‘96京都府美術工芸展<大賞・買い上げ賞>(京都文化博物館)
1999 第18回現代日本彫刻展(山口県宇部市)
1999 個展(ギャラリーはねうさぎ / 京都)
2001 第1回印旛村野外芸術展INいには野 設置(千葉県印旛村)
2002 第20回京都府文化賞(平成13年度)<奨励賞>(京都府)
2007 第22回国民文化祭とくしま2007 野外彫刻展<文部科学大臣賞>(徳島県徳島市)
2007  「2007メキシコ・日本 彫刻の友愛」展(メキシコ・メリダ)
2008 ハンガリー・日本交流展「Gスズキ企画」 (ハンガリー・タタ)
2013 日吉大社芸術祭 野外彫刻展(日吉大社境内/滋賀県坂本)
2015 日本芸術センター第5回彫刻コンクール<審査員特別賞>(東京芸術センター)
2017 日本芸術センター第6回彫刻コンクール(買い上げ)(東京芸術センター)
2018 第32回 京都芸術祭 美術部門(平安神宮 額殿/京都)
2018  「日本と台湾の美術交流展」(二条城二之丸御殿御清所/京都)
2019 京都王藝祭美術館に「落葉の雲と雨」設置(中京区西ノ京/京都)
2021 個展「梅雨のお庭と彫刻を愛でる」(The Terminal Kyoto/京都)
2021 第35回 京都芸術祭 美術部門(京都市美術館別館/京都)
京都彫刻家協会・京都文化芸術会議・日本美術家連盟・日本建築美術工芸協会に所属

「心に響く小品展」や彫刻家のグループ展などでいつも小品を展示していただいている信ヶ原良和先生の大作を初めて展示して頂くこととなりました。奥庭の草木の茂る空間の中で光を受け風に揺れ動く作品の数々をお楽しみ下さいませ。            ギャラリーヒルゲート

2021年12月27日(月)~2022年1月9日(日) 年末年始休廊

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