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2024-02

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KYOTOGRAPHIEサテライトイベント KG+ 参加展示 (1F) 豊田有希展 -あめつちのことづて-/(2F)A室 原発:時を越える風景 Maco(藪田 正弘)作品展/B室 大西 正彦 写真展-祀りと平和

1F【KYOTOGRAPHIEサテライトイベント KG+ 参加展示
豊田有希展 -あめつちのことづて-】(写真)
2023年4月11日(火)~4月23日(日)〈4/17(月)休廊〉
12:00~19:00(最終日~17:00)

’23豊田有希展―あめつちのことづて―  表’23豊田有希展―あめつちのことづて― 裏
あめつちのことづて
時を遡ると約15km離れた漁村から、1日に1度か2度、天秤棒の両端に下げ、行商が魚を売りにきていたという。道のない時代の生活圏は今とは異なるのではないだろうか。 
山の作物は海へ、海で獲れた魚は山へ。 
海と山、互い結う暮らしがあった。 
この黒岩地区は、水俣病の原因となったチッソ水俣工場のある水俣市から約40km離れた山間集落だ。この日常のふとした会話や動作に水俣病の影が現れ、そこに気づくかどうかは私も周囲も本人ですら定かではない。認定、未認定、未申請、公式確認以前など含め被害の人数はいまだ正確にはわからない。そして数で言えば数でしかないない。水俣病の本質は数で数えられるようなことではないだろう。 
利便性を追求しようと社会を発展させていく。その影で失くしたもの、失くそうとしているものがあるかもしれない。 
ただそこにそっと在る、言葉にならない言葉を、天地のことづてに耳を傾け、淡々と見つめたい。 

豊田 有希(とよだ ゆうき)
1987年生まれ。 熊本県熊本市出身。2015年より水俣市在住。 
 高校時代から独学で写真を始め、 2012年から本格的な活動を開始。 その土地の風土や暮らしを見て得るだけではなく感触として得ていきたいと考え、現在は住んでいる地域の周辺を主なフィールドとして撮影を行なっている。 潜在化する人権や差別など社会問題を根底にもちつつ 土地や人物の在り方を同時に表現することを目指している。 
 主な作品に、山間集落の暮らしと水俣病の痕跡を辿った「あめつちのことづて」(2016-)、 2020年7月九州南部豪雨で水損した地域のネガフィルムのレスキュー作業にあたったREBORNプロジェクトを 立ち上げ、 販売売上の経費を除く金額を復旧活動に寄付する目的で作った「ドネーションブックREBORN」 などがある。
豊田有希ホームページ www.yuukitoyoda.com/


 1950年代から続く「水俣病」の被害は、石牟礼道子さんの著書『苦海浄土』やユージン・スミス氏の写真等によって広く知られ、1960~70年代には患者さんたちのチッソ(株)や国への抗議活動も大きなうねりを起こしました。けれど、1997年熊本県知事が水俣湾の安全宣言を行ったことで日本の公害問題の象徴とも言われた「ミナマタ」は私たちの日常意識から遠のいていきました。
 1987年生まれの豊田有希さんが2016年から山間の黒岩集落に通いつづけ、人々とその暮らしを撮影している事、そこに水俣病の影が見えかくれすることは「週刊金曜日」に紹介されるまで知る由もなく、それは驚きでもありました。
 彼女の私家版の冊子に書かれた言葉は鋭く自身を、撮ることを問う思考の過程を記していて、それもまた驚きでありました。
現代に生きる若い写真家の仕事として、多くの方に知っていただきたいと思います。どうぞ、御高覧下さいませ。                          ギャラリーヒルゲート


トークイベント |Talk session(ヒルゲート夜話市民講座Bコース)
4/11(火)  18:00〜19:30
ギャラリーヒルゲート1F|Gallery Hill Gate 1F
豊田有希 (写真家) Yuuki Toyoda(Photographer)
聞き手:本田政昭 (週刊金曜日) Masaaki Honda(Editor)
「そこに在る言葉にならない言葉を撮る」
参加費1,000円(学生500円)  定員30名(要予約) 
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2F【KYOTOGRAPHIEサテライトイベント KG+ 参加展示
A室 原発:時を越える風景 Maco(藪田 正弘)作品展/B室 大西 正彦 写真展-祀りと平和】
2023年4月11日(火)~4月23日(日)〈4/17(月)休廊〉
12:00~19:00(最終日~17:00)

A室 原発:時を越える風景 Genpatsu:a landscape transcend time
Maco(藪田 正弘)作品展
’23藪田正弘展
それは現在のものなのか、それともはるか過去、あるいは未来の姿なのか。
古典写真技法で表現された原発は、ときを越えてそこにある。

日本に存在する59基の原子力発電所は、その役割を終えても簡単には解体されず長い年月そこにあり続ける。否応なくその姿は風景を形作る。
私は現役記者時代、原発に関する取材をしてきた。議論は生煮えのまま深まらず、ときの権力によって翻弄されてきたその存在は、今も喉に刺さった小骨のように私の心に引っ掛かっている。
原発とは何か。
本展は、改めて原発を風景として表現することで“もの”としてのありようを確認する試みの記録である。色彩を排し、精細な描写を欠くヴァンダイク・ブラウン・プリント技法により原発本来の姿を浮かび上がらせる。

Maco(藪田 正弘)
1952年 神戸生まれ
1975年~2013年 読売テレビの記者・ディレクター・プロデューサーとして
テレビ番組制作などに当たる。
2013年~18年 BPO[放送倫理・番組向上機構]調査役
2018年~写真表現大学(大阪・茨木市)にて写真研究・古典プリント講座等受講し、さまざまな表現方法を学ぶ。

個展 
2021年9月28日~10月3日
「Manhatt-n(2021)~多層の街、その“かたち”を描く~」
ギャラリーヒルゲート(京都市中京区) 「KG+2021」公式写真展
グループ展
2021年10月27日~29日
「第1回 Classical Photographの魅力展」 大阪市中央公会堂
2022年12月7日~18日
「第2回 Classical Photographの魅力展」
堺アルフォンス・ミュシャ館 ギャラリーつつじ

これまでの多数のドキュメンタリー・報道番組の制作経験を生かし、客観的な事実(記録)を積み重ねる手法で、“記録と表現が両立する作品”を制作し続けている。
DSC_0576_20230420151128640.jpgDSC_0577_20230420151128782.jpg

B室 大西 正彦 写真展-祀りと平和
’23大西正彦展-祀りと平和
粟田神社で伝統を引き継ぐ女性剣鉾差しの記録、
反戦ミュージシャンのライブ映像と記録写真

大西 正彦(Masahiko Oonishi)
1952年 宇治市生まれ、京都市を拠点に活動。
1975年 日本写真専門学校映像学科卒業
1975年 ダイエーフォトエンタープライズ入社
1976年 八島フィルムサービス(現㈱ytvNextry)入社
   よみうりTV報道局撮影部派遣
1986年 読売テレビ京都支局配属(~2002)
      ドキュメント・制作番組カメラマン、ネットワーク局依頼撮影等
2003年 ㈱映像企画 本社映像取材部(映像プロデューサー)
2013年 よみうりTV編集局派遣
2019年 ㈱ytvNextry退社。
      いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展2019京都:沖縄
     (ギャラリーヒルゲート)
2020年  大西正彦展(KG+参加企画・ギャラリーヒルゲート)
2021年  いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展2021
     (ギャラリーヒルゲート)
      大西正彦展(ギャラリーヒルゲート)
2022年  いま「平和のために」ひたすら『非戦』を願う美術家たちの作品展 2023
      (ギャラリーヒルゲート)
現在    各方面からの依頼を受け、アートや音楽・ 運動の現場を取材、
      記録している。
 
〈カメラマンとして参加した作品の受賞歴〉
・1999年5月報道劇場21「おーい、元気かぁー!往診・高齢者医療の明日へ」よみうりTVで放送 日本民間放送連盟優秀賞受賞
・1994年7月NNNドキュメント94「我がふるさとは…在日韓国朝鮮人二世のニッポン」 日本民間放送連盟優秀賞受賞
・NNNドキュメント86 「続・奇形ざるは警告する」日本民間放送連盟優秀賞受賞
・関西写真テレビ記者協会の賞等受賞歴あり

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