※ギャラリーマロニエ Gallery4と同時開催(ギャラリーマロニエの開廊時間等についてはギャラリーマロニエへお問い合わせ下さいませ)。*はギャラリーヒルゲートのみ展示。
2015年以来4回目となる今展は、90才から32才まで、各々に異なった画風をもつ11人の作家が出展して下さいます。技法においても、思想においても、多様な広がりを見せる現代の日本画。その中に脈々と受けつがれるものは何か、またその変化は如何なるものか、「日本画」をキーワードに共に考え、各々の 表現を楽しんでいただける場となれば幸いに存じます。
ギャラリーヒルゲート
〈出展作家〉
烏頭尾 精 八田 哲 西久松 吉雄 山本 俊夫
丸山 勉 吉岡 佐知 直海 かおり 野上 徹
岩井 晴香 三橋 卓 西久松 綾 (生年順)
★ 第4回 現代の日本画 ―世代をつなぐ―
〈出品作家によるトーク〉
西久松吉雄・山本俊夫・丸山勉・吉岡佐知・直海香・野上徹・岩井晴香・三橋卓・西久松綾
コーディネーター:太田垣實(美術評論家)
3月19日(土) 18:30~20:00 ギャラリー1F
参加費1,000円(学生500円) 定員30名(要予約)
烏頭尾 精(UTOO Sei)
1932 奈良県明日香村に生まれる
1956 京都市立美術大学(現芸大)卒業
1959 第23回新制作展にて新作家賞 以後2回受賞
1966 新制作日本画部会員に推挙
1969 京都国立近代美術館「日本画の新人たち展」に出品
1979 第5回・第6回山種美術館賞展に招待
1986 京都府文化芸術財団企画「烏頭尾精展」(京都府立文化芸術会館)
1992 日本経済新聞社主催「日本画の俊英・烏頭尾精展」開催
1999 京都市芸術功労賞・地域文化功労者表彰 受賞
2020 あべのハルカス近鉄本店美術画廊にて米寿記念展
現在 創画会会員、京都教育大学名誉教授
八田 哲(HATTA Tetsu)
1943 京都に生まれる
1961 京都市立日吉ヶ丘高校美術コース日本画科 卒業
1973 青塔社入塾 池田遙邨に師事
1982 日春展 奨励賞
1983 京都画家協会選抜展 知事賞
1984 日展 特選 ‘86無所属となる
1987 横の会展 招待出品
1988 横の会会員となり最終展まで出品
以後個展活動 現在に至る
西久松 吉雄(NISHIHISAMATSU Yoshio)
1952 京都市に生まれる
1979 京都市立芸術大学美術専攻科日本画専攻修了
1992 現代美術選抜展、 井原市立田中美術館/岡山他('96秋田県立近代美術館他)
1994 京都新聞日本画賞展 大賞
1995 山種美術館賞展 優秀賞
文化庁優秀美術作品買上げ「古墳のある風景」
2010 京都美術文化賞
2015 西久松吉雄展(浜田市立石正美術館/島根)
2020 京都府文化賞功労賞
現在 一般社団法人創画会常務理事、成安造形大学名誉教授
山本 俊夫(YAMAMOTO Toshio)
1959 大阪出身
1986 京都市立芸術大学大学院(日本画専攻) 修了
1995 「尖」展(以後毎年出品)(京都市美術館、 福岡県立美術館('95-'97)、東京佐藤美術館('07))
2002 菅盾彦大賞展 佳作賞、百花堂賞(大阪高島屋、倉吉博物館)
2003 個展 コミュニティプラザ百花堂(鳥取倉吉)
2004 京展 京都市美術館賞(コレクション賞)(京都市美術館)
国際交流展 京都府知事賞 (京都市美術館別館)
2005 文化庁平成16 年度買上優秀作品展(芸術院会館/東京)
2019 不失正鵠六人展(ギャラリーCreate洛/京都)('20,'21,'22)
丸山 勉(MARUYAMA Tsutomu)
1994 京都教育大学大学院修了
2008 日春展 日春賞(奨励賞'06,'10,初入選'92)
2012 日展 特選(同'09、京都新聞社賞'07、初入選'91)
2014 都美セレクション新鋭美術家2014(東京都美術館)
2015 第二回 続 京都日本画新展 大賞
第6回東山魁夷記念 日経日本画大賞展 入選 (上野の森美術館/東京)
2016 日展 審査員、「現在日本画研究会」(東京都美術館、'17橋本関雪記念館/京都)
2022 長岡天満宮 御朱印画(京都)
現在 日展会員、新日春展会員、京都日本画家協会理事
吉岡 佐知(YOSHIOKA Sachi)
1996 第28回日展入選('97,'99,'00,'02-'04,'06,'08)
1997 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
2001 第15回青垣2001年日本画展 大賞・文部科学大臣奨励賞
2002 京展2002 市長賞 第48回全関西美術展賞第2席
2004 京都市立芸術大学大学院博士(後期) 課程単位取得退学
2009 京都日本画新展('10,'11,続京都日本画新展'16)(美術館「えき」KYOTO)
2019 日本画新展in二条城-100人の画家・嵯峨野線を旅して-
その他京都を中心に大阪、神戸、シンガポールなどで様々なグループ展に参加
直海 かおり(NAOMI Kaori)
1999 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
2007 個展( '09,'11,'16)(大丸京都店)
2009 「尖」展(以降毎年)(京都市美術館)
2011 京都日本画新展('12)(美術館「えき」KYOTO)
2014 平等院表参道美術作品公募展 優秀賞(京都)
2018 桜花賞展(郷さくら美術館)
2019 ビクトリーブーケ展(佐藤美術館/東京)
2021 個展(髙島屋大阪店)
野上 徹(NOGAMI Toru)
1977 奈良県生まれ
2003 大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修士課程 修了
2004 春季創画展('04-'07,'09-'13,'15-'19,'21 )('09,'10 春季展賞)
秋季創画展('04-'07,'09-'19 )('14,'16 奨励賞)
2014 京都日本画家協会 第2期展 奨励賞
2017 第4回 続京都日本画新展 賞候補(美術館「えき」KYOTO)
2019 いまのいま−見渡す絵画−(原田の森ギャラリー/神戸)
2022 京都日本画新展2022 大賞(美術館「えき」KYOTO)
岩井 晴香(IWAI Haruka)
1986 滋賀県生まれ
2007 創画展 奨励賞('16)
2008 春季創画展 春季展賞
2010 京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了
2012 第4回京都日本画新展 優秀賞 (美術館「えき」KYOTO)
2018 京都府新鋭選抜展('19,'21)
2019 創画展 創画会賞
現在 創画会准会員、京都日本画家協会会員
三橋 卓(MITSUHASHI Taku)
1987 京都市生まれ
2011 第38回創画展、'16 創画会賞('19まで出品)
2012 第38回春季創画展、'12,'14春季展賞('20まで出品)、 第一回景聴園('13,'15,'17,'20)
2013 京都市立芸術大学美術研究科絵画専攻日本画修了
第5回京都日本画新展 大賞(美術館「えき」KYOTO)
2016 第一回石本正日本画大賞展 準大賞
2018 京都市芸術新人賞
2019 京都府新鋭選抜展(京都府京都文化博物館)('20,'21)
原三渓没後80周年記念 三渓園と日本画の作家たち
(国指定名勝 三溪園鶴翔閣/神奈川)
2020 開校140周年記念企画展 京都府画学校への道(京都市学校歴史博物館)
現在 京都市立芸術大学 講師
西久松 綾(NISHIHISAMATSU Ryo)
1989 京都府生まれ
2012 第30回上野の森美術館大賞展('17,賞候補'13,'14,'15)
2014 京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻 日本画分野修了
2016 第3回続京都日本画新展 大賞 ('13,'14)(美術館「えき」KYOTO)
2017 Kyoto Art for Tomorrow-京都府新鋭選抜展2017-('18)
京都花鳥館賞奨学金 最優秀賞
2018 第44回春季創画展 春季展賞('19)
2019 京都日本画新展in二条城-100人の画家・嵯峨野線を旅して-
西久松吉雄・綾・友花展(中信美術館企画展/京都)
第9回石州和紙に描いた日本画展(石正美術館企画展/島根)('20,'21)
現在 一般社団法人創画会会友、京都日本画家協会会員
3月8日(火)~3月13日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【竹内淳子展 ✧ある日チベットで✧】(日本画)
2F【日高理恵 銅版画展 emotion】(銅版画)
3月1日(火)~3月6日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【甲斐彰展 舟で往く】(油彩)


川は荒れていた。黒い蛇が岸へ逃れようと泳ぎ寄ってくる。人々は私たちが雇った舟に乗りこんだ。表情もなく、おかまいなしに。「これは楽しいなあ。我々も乗ろう」定員オーバーの舟が沈み、浸水する。足首を超える水。こめかみに流れる汗。「これはええなあ」温かい川を対岸にむかって。舟で往く。
2月22日(火)~2月27日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【第2回 京都の染色-世代をつなぐ女性作家たち-】
有田やえ・大村優里・兼先恵子・澁谷和子・高須英代・丸山敦子・三浦以左子・向井詩織・八幡はるみ・山下茜里(五十音順)
有田 やえ Yae ARITA
1996 京都精華大学 デザイン科テキスタイルデザイン専攻卒業
1998 京都市立芸術大学 大学院美術研究科 染織専攻修了
1999 '00 '01 '02 '03 '04 '11 '16 '17 '20(GALLERYGALLERY/京都,同時代ギャラリー/京都 ギャラリーゴトウ/東京)
2002 新鋭美術選抜展(京都文化博物館/京都)
2003 京都美術工芸新鋭選抜展 ('05)(京都文化博物館/京都)
2003 第13回染・清流展(染・清流館/京都)
1996~21 アーティフィシャルな位相(天野画廊/大阪))
2021 染・清流展(染・清流館/京都)
大村 優里 Yuri OMURA
2014 京都精華大学大学院芸術研究科染織領域 修了
2018~ 京都精華大学テキスタイル専攻 講師
2017 第73回現展 新人賞受賞、第9回祇園祭展(染・清流館/京都)
改組新第四回日展 入選
2018 第57回日本現代工芸展 新人賞受賞
個展(ギャラリーマロニエ/京都)
2019 第58回日本現代工芸展入選、第22回染・清流展 (染・清流館/京都)
兼先 恵子 Keiko KANESAKI
1991 京都市芸術新人賞、染・清流展(18回出品)(染・清流館/京都)
2008 京都工芸ビエンナーレ 特別記念テーマ部門大賞(京都文化博物館)
第40回日展 特選、改組新第5回特選(2018年)(国立新美術館)
2010 近現代染色の展開と現在展(つくば美術館/茨城)
2015 第37回日本新工芸展 内閣総理大臣賞(国立新美術館)
2019 京都の染織〔1960年代から今日まで〕(京都国立近代美術館)
個展(ギャラリーなかむら/京都)
現在 日展準会員、日本新工芸家連盟理事、京都工芸美術作家協会、京都芸術大学・嵯峨美術大学・大手前大学・沖縄県立芸術大学 非常勤講師
澁谷 和子 Kazuko SHIBUYA
1955 京展('56,'63市長賞、'79 京展賞)
1957 京都市立美術大学工芸染織専攻科卒業
1971 染織の新世代展(国立京都近代美術館)
1993 京都府あけぼの賞 大阪絵画トリエンナーレ 京都市美術館買上げ
1994 現代の染展(国立国際美術館)
1998 京都美術文化賞 受賞記念展 於・京都府文化博物館
2001 京都の工芸-1945~2000-(京都国立近代美術館)(東京国立近代美術館)
2003 京都市芸術功労賞
2017 澁谷和子展 Part1、Part2(2018年)(染・清流館/京都)
2019 京都の染織〔1960年代から今日まで〕(京都国立近代美術館)
高須 英代 Hideyo TAKASU
1983 美大受験生として澁谷和子先生宅に通う
1991 京都精華大学染織デザイン専攻卒業、小学校図画工作教員をへて造形ワークショップ活動と個展等で作品を発表
2011 個展「いっぽんの木」(ギャラリーhedghog/京都)
2016 型染めと木彫二人展(ギャラリーマロニエ/京都)
2017 個展「十字架の道ゆき」(和中庵/京都)
2019 祇園祭展(染・清流館/京都)
2020 「via dolorosa悲しみの道」(ギャラリーマロニエ/京都)
2021 染・清流展(染・清流館/京都)
丸山 敦子 Atsuko MARUYAMA
1994 成安造形短期大学(染織専攻科)修了
1991 彦根市美術展 近江同盟新聞社賞('92)
1992 滋賀県美術展覧会 美術協会理事長賞 '93芸術文化祭賞 ('07)
1993 京展 あかね賞(京都市美術館)
1994 京都工芸ビエンナーレ・染 アート展
1995 GEN-GEN-TEN染色六人展 (ギャラリーマロニエ/京都)
1996 染・清流展(染・清流館/京都)
2010 第21回シルク博物館全国染 織作品展奨励賞
2018 第21回祇園祭展(染・清流館/京都)
三浦 以左子 Isako MIURA
1969 京都文教短期大学 卒業
1987 父・三浦景生に師事し、個展を中心に染作家活動を始める
1992- 京展 '93'95あかね賞・'98NHK京都放送局長賞・
'04楠部賞(京都市美術館)
1996 全日本染織新人展 京都商工会議所会頭賞、新匠展 奨励賞
2005-06 世界ろう染大会inボストン(ボストン・ワシントンDCシアトル巡回)
2006-11 三浦以左子展 藤屋画廊(東京・銀座)
2008 京都ビエンナーレ展
2009-19 第17回~第22回 染・清流展(染・清流館/京都)
1999-13 ギャルリー田澤・ギャラリーヒルゲート・ギャラリーマロニエ・ギャラリー島田(神戸)で個展
向井 詩織 Shiori MUKAI
2015 西インド・カッチ地方でテキスタイルを独学
2016 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 テキスタイル専攻 編入
2018 同大学卒業、Sufiyan Ismail Khatri のブロックプリント工房にて滞在制作
2019 同工房と業務委託契約、工房初の外国人ブロックプリンターとなる
2020 田中直染料店とアジュラックの染料を再現
武蔵野美術大学卒業制作 優秀賞
第74回堺市展 教育委員会教育長賞
第2回全国大学選抜染色作品展 優秀賞
八幡 はるみ Harumi YAHATA
2010 近代染色の展開と現在(茨城県つくば美術館/茨城)
2013 八幡はるみ 工芸・東洋館を祝う(大原美術館工芸館・東洋館/倉敷)
2016 革新の工芸(東京国立近代美術館工芸館/東京)
2019 京都の染織(京都国立近代美術館)、京都美術文化賞
2021 京都府文化賞、Colors(ギャルリ・オーヴ/京都)
2022 個展「宇宙を言祝ぐ」(染・清流館/京都)
コレクション:東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館、京都文化博物館、京都市立芸術大学、京都芸術大学、染・清流館
山下 茜里 Akari YAMASHITA
2021 京都精華大学博士前期課程修了
2017 第55回兵庫県展 部門大賞(知事賞) 工芸部門
2019 第22回染・清流展 (染・清流館/京都)
2020 YAMASHITA Akari solo exhibition-BORDER- (KUNST ARZT/京都)
YAMASHITA Akari solo exhibition-PANOPTICON-
(ギャラリーマロニエ/京都)
2021 SUIKEI ART FAIR OSAKA (Zentis Osaka/大阪)
A-Lab Artist Gate 2021(あまらぶアートラボA-Lab/兵庫)
体内で満ちて(ART SPACE NUI/京都)
第23回染・清流展 (染・清流館/京都)
山下茜里個展-beyond the skin-(楽空間 祇をん小西/京都)
京都は長い歳月をかけて染織文化をはぐくんできました。みやこが置かれる以前にも、たとえば聖徳太子ゆかりの広隆寺がある「太秦」の地名は古代氏族の泰氏が絹織物をうず高く積んだことに由来するといわれます。染織の歴史が脈々と息づく土壌から西陣織や友禅染が花開き、「京の着倒れ」といった形容も生まれました。
2015年の第1回展につづく今展では、90歳から20代まで10人の異なる世代の女性作家の作品を紹介致します。
伝統に学びつつ伝統を超えていく、作家それぞれが取り組んだ「今」を映し出す表現に出会えることと期待しています。
深萱 真穂
2月15日(火)~2月20日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【渋谷和子卒寿記念展】(型染め)
澁谷 和子 Kazuko SHIBUYA
1955年 京展(56、63年 市長賞 79年 京展賞)
1957年 京都市立美術大学工芸染織専攻科卒業
1958年 日展(64年 特選北斗賞~99年)
1965年 日本現代工芸美術家協会会員海外選抜展(~67年)
日展無鑑査外務省買上げ
京展依嘱 楠部賞(94年)審査5(~99年)
1971年 染織の新世代展(国立京都近代美術館)
1978年 現代の工芸作家展(京都市美術館)
1979年 日本現代工芸美術家協会 退会
日本新工芸家連盟結成(~99年)
1980年 明日を開く日本の新工芸展(~85年)
ファイバーアズアート(フィリピンメトロポリタン美術館)
1993年 京都府あけぼの賞 大阪絵画トリエンナーレ 京都市美術館買上げ
1994年 現代の染展(国立国際美術館)
1996年 日本の染織テキスタイル展~98年99年(目黒区美術館)
1998年 京都美術文化賞 受賞記念展 於・京都府文化博物館
2001年 京都の工芸 INエディンバラ展
京都の工芸-1945~2000-(京都国立近代美術館)(東京国立近代美術館)
日本新工芸家連盟 退会 日展 退会 府立文化博物館買上げ
2003年 京都市芸術功労賞
2010年 近現代染色の展開と現在(茨城県つくば美術館)、紺綬褒章
2017年 澁谷和子展 Part1、Part2(2018年)(染・清流館/京都)
2019年 京都の染織〔1960年代から今日まで〕(京都国立近代美術館)
1974年~2008年 成安女子短期大学、大阪成蹊大学、京都造形芸術大学、京都精華大学、沖縄県立芸術大学 等非常勤講師
現在 京都工芸美術作家協会員 民族芸術会員
パブリックコレクション
外務省、京都市美術館、京都文化博物館、京都国立近代美術館、京都市立芸術大学
澁谷和子さんが生まれた1932年、大陸に満州国が建国され、国内では首相が青年将校に射殺される五・一五事件が起きた。ご実家は医院だったが戦中戦後は人手不足で、看護婦代わりも務めたという。美術大学へ進んだのは家業や家事からひととき逃れるためだった。
時代や家庭の多難に抗して澁谷さんが生み出した作品は、自由で楽しさに満ちている。和装、暖簾、パネルやタペストリーの染色作品はもちろん、フック地の壁飾り、洋服、コラージュ、陶芸、建物の内外装まで、自在に才能を発揮してきた。
「囲む」と題する一連の作品に象徴される温かさ、柔らかさ。背後に、長い作家活動を支えてきた強くしなやかな哲学が垣間見える。そして今展のために用意された作品の蝶には、卒寿を軽やかに翔び越えて、さらに創作を志す生き生きとした魂のはたらきが感じられはしないだろうか。 (染・清流館キュレーター 深萱真穂)
2月8日(火)~2月13日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【末包恭子展 ―日々の中から―】(日本画)
2F【藤田つぐみ個展 SPACE MEDITATION-02】(油彩・アクリル)
眠りに入る前や瞑想中など、覚醒状態から半覚醒状態に入るとき 通常とは異なる感覚を得ることがあります。 以前、静かな部屋で目を開けた状態のままリラックスしていると 聴いたことのないオーケストラの音楽が耳元でしばらくの間聴こえたことがあります。 とても綺麗な音楽だったのでこのままずっと流れていたら良いのに、と思いました。
弛緩した感覚は解体のイメージを呼び起こします。 形あるものがばらばらになり、心地良い半覚醒状態を漂います。 それは私の脚か、これはあなたの尻尾かそんなことも関係が無くなって 形を得る前の全てがひとつだった頃の始まりの姿に帰っていきます。
どうぞリラックスしてご鑑賞ください。 藤田
2月1日(火)~2月6日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【木下晋展】(鉛筆画)
2F【溝口佐知子展 sachiko mizoguchi carnival】(コラージュ)
1月25日(火)~1月30日(日)
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F【木下晋展】(鉛筆画) ※木下晋展は2月6日(日)までの開催(1/31(月)休廊)です。
木下 晋(Susumu KINOSHITA)
1947年 5人姉弟の次男として富山県に生まれる。3歳の時、家族の出火により他家にも類焼。富山市郊外にある呉羽山麓の竹林管理小屋へ移り住む。貧困に苦しむなか弟・三郎が餓死同然で死亡、母と兄は火事の後約 10年 間家出を繰り返し一家はほぼ離散状態となる。
1961年 14歳 富山市立西部中学2年の時、美術科のS教諭の紹介で富山大学教育学部で教鞭をとっていた彫刻家・大瀧直平による市民開放の研究室に入り、彫刻の指導をうける。
1963年 16歳 2月、とび職であった父が職場での事故で死亡。
4月、富山県立婦負農業高校(現・富山西高校)へ進学。昼は学校へ通い、夜は富山大学の大瀧研究室で彫刻の勉強を続ける。大瀧直平の紹介で木内 克から指導を受ける。
自宅では彫刻の制作が困難なため、絵画の制作を開始する。クレヨンを油彩代わりに使用して第一作《起つ》を描く。木内克の紹介で、洋画家・麻生三郎の指導を受けるため作品とともに上京し、麻生からのアドバイスを受けてその帰路に《起つ》を自由美術協会に出品、入選を果たす。
1964年 17歳 経済的な理由から高校2年で中退し、T宣伝社(看板製作)に住み込みで働き始める。
1965年 18歳 自由美術協会展に油彩画《カルタとり》が入選。
1967年 20歳 第3回主体美術協会展(東京都美術館)
1969年 22歳 8月、村松画廊での初個展で、評論家・瀧口修造と出会う。
1970年 23歳 この年、後に妻となる君子と知り合う。周囲の反対を押し切り、9月富山を離れ新潟に転居(~77年)。
1971年 24歳 富山から母を呼び寄せ3人の暮らしが始まる。日中はパン屋で働き、夜は妻をモデルに妊婦シリーズを描く。長女・麗子誕生。
1972年 25歳 櫟画廊の個展を訪れた麻生三郎から現代画廊主・洲之内徹を紹介される。
1973年 26歳 7月、初めての渡欧。約1ヶ月をかけてヨーロッパの美術館を巡り、レンブラント、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチの作品に深い感銘を受ける。
1975年 28歳 木下晋油絵展(現代画廊・東京)(’77・’79・’81・’83・’85)
1977年 30歳 新潟から東京へ移転する。
1980年 33歳 このころから手帳への記録を始める。
1981年 34歳 4月、油彩画作品を売り込みにニューヨークの画廊をまわるがうまくいかず、失意のうちに帰国。帰国後すぐに鉛筆を用いた作品に取りかかる。
5月、現代画廊の洲之内徹の計らいで新潟県出湯温泉の宿「石水亭」に招待される。その地において当時無形文化財の瞽女・小林ハルの公演を始めて聞き、衝撃を受ける。
1983年 36歳 2月14日、小林ハルをモデルに制作を開始する。
現代のリアリズム展(埼玉県立近代美術館)
1985年 38歳 ニューヨークで荒川修作を訪ねる。荒川のアドバイスにより、意識的に母をモデルにした作品を描き始める。
1986年 39歳 1月、母が散歩中の事故により死亡。
春、注連寺天井画のプロジェクトチーム ( 「七五三掛会」 )発足。
1987年 40歳 10月、現代画廊主・洲之内徹死亡。
1989年 42歳 9-11月、注連寺に籠もり、天井画本図を描き上げる。
洲之内コレクション展 気まぐれ美術館(宮城県美術館)
洲之内コレクション展(萬鉄五郎記念美術館・岩手)
1992年 45歳 9月、念願であったニューヨークでの個展が実現する。
1995年 48歳 戦後文化の軌跡1945-1995(目黒区美術館・東京、広島現 代美術館、兵庫県立近代美術館、福岡県立美術館)
1997年 50歳 木下晋 えんぴつの世界 1981~1997(池田20世紀美術 ・静岡)気まぐれ美術館̶―洲之内徹と日本の近代美術(目黒区美術館・東京、他)
1999年 52歳 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻非常勤講師(造形基 礎)となる(~2008)。
2001年 54歳 武蔵野美術大学造形学部油絵学科非常勤講師となる。
スタンダード展(直島コンテンボラリーアートミュージアム・香川)
2002年 55歳 木下晋 鉛筆画の世界展(信濃デッサン館槐多庵・長野)
2003年 56歳 木下晋 鉛筆の世界展(佐喜眞美術館・沖縄)
2004年 57歳 六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004(森美術館・ 東京)
2005年 58歳 4月 瞽女・小林ハル死去。 この年の秋、偶然の機会から元
ハンセン病の詩人桜井哲夫を訪ね、その後モデルを依頼する。
2009年 62歳 金沢美術工芸大学大学院博士課程専任教授となる。
美大アートワークス2009展(金沢21世紀美術館市民ギャラリーB・石川)
2010年 63歳 瀬戸内国際芸術祭2010(豊島・香川)
2011年 64歳 3月に起こった東日本大震災の被害を目の当たりにし、新た に「合掌図」の制作を行う。
12月、詩人元ハンセン病患者の桜井哲夫死去。
2012年 65歳 木下晋展 祈りの心(平塚市美術館・神奈川、砺波市美術館・ 富山、足利市立美術館・栃木)巡回
2016年 69歳 1月~3月、「エッケ・ホモ̶―現代の人間像を見よ̶―」(国立 国際美術館・大阪)
3月~6月、曹洞宗松久寺(鎌倉市)天井画「無」制作
2017年 70歳 1月~3月、「猫まみれ展」(川越市美術館)
4月~6月、「リアルのゆくえ展」(平塚市美術館 他三館巡回)
6月~8月、「ニッポンの写実そっくりの魔力展」(北海道立函館市美術館 他三館巡回)
8月~11月、「ヨコハマトリエンナーレ2017展」(横浜市美術館 日本代表作家)
7月~8月、「戦後日本文化発展の光と影展」(リアスアーク美術館(宮城県 気仙沼市))
2018年 71歳 2017年~2018年4月、「最後の最期展」(久万町美術館(愛媛県久万高原町))
7月~10月、「所蔵展」(国立国際美術館)
2019年 72歳 12月、『いのちを刻む―鉛筆画の鬼才、木下晋 自伝』編著者: 城島徹が藤原書店より刊行。
2021年 74歳 10月~、「上田薫とリアルな絵画展」(茨城県近代美術館)
2006年以来5度目の木下晋展を企画致しました。今展では、木下先生は主に妻君子さんをモデルにした作品を描いて下さっています。23歳の頃に周囲の反対を押し切って結婚。以来苦楽を共に生き抜いてこられた君子さんが病に倒れられてからは、木下先生の介護しつつ描く生活が続いています。見つめる目と、覚悟をもって見つめ返す目。いつも木下先生の作品に感じられる対象との緊張関係とともに、そこには深い愛が刻まれているように感じられます。
10Hから10Bの22段階の濃淡を駆使して描かれるモノクロームの奥深い世界をどうぞお楽しみ下さいませ。 ギャラリーヒルゲート
ヒルゲート夜話市民講座Bコース
対談 木下 晋(画家) × 島 敦彦(国立国際美術館館長)
「木下晋-妻と向き合って」
1月29日(土) 18:30~20:00 ギャラリー1F
参加費 1,000円(学生500円) 定員30名(要予約)
2F【安野光雅追悼展-託された絵の名残-】
安野光雅(あんの みつまさ/1926~2020)
1926年3月20日 島根県津和野町に生まれる。生家は宿屋を営んでいた。
1945年4月 召集され、陸軍船舶兵として赴いた香川県で8月15日を迎える。
1947年 徳山市加見小学校(現周南市)に代用教員として務める。山口師範学校研究科修了。
1950年 美術教員として上京、玉川学園に勤める。その後、三鷹第五小学校、武蔵野第四小学校で美術教師。その頃、子どもたちへの美術教育に取り組み、「教育美術」等の雑誌に執筆したり、挿絵・装幀等の仕事も多く手がける。
1961年 出版社等の仕事が増え、明星高校を辞して画家として独立。
1968年 初めての絵本『ふしぎなえ』(福音館書店)出版。
その後、『さかさま』『ふしぎなさーかす』『ABCの本』『あいうえおの本』『旅の絵本(Ⅰ~Ⅸ)』『空想工房』『天動説の絵本』『きりがみいろはかるた』『算私語録』『蚤の市』『繪本平家物語』『繪本三国志』『口語訳即興詩人』『絵のある自伝』等々、膨大な数の絵本、画集、エッセイを著され、2020年『私捨悟入』(朝日新聞社刊)が生前最後の出版となった。
それらの本は海外でも多く出版され、1978年にはパリのポンピドゥーセンターに招かれて講演。
1974年芸術選奨文部大臣新人賞をはじめ、講談社出版文化賞、小学館絵画賞、最も美しい50冊の本賞(アメリカ)、ケイト・グリナウェイ賞特別賞(イギリス)、BIB金のリンゴ賞(チェコ)、ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞(イタリア)、国際アンデルセン賞、紫綬褒章、菊池寛賞、他受賞。2012年文化功労者。
2001年 故郷津和野に町立安野光雅美術館開館。
2017年 京丹後市の和久傳ノ森に「森の中の家 安野光雅館」開館。
2020年 12月24日 死去。
1995年以来6度の個展と旧友渡辺恂三先生との二人展を一度、当画廊で開いて下さった安野光雅先生。「何故こんなところに安野先生の作品があるの?」とよく不思議がられましたが、ただ、安野先生の人並みはずれた優しさから、というしかありません。(そのいきさつについては、追悼文集『絵の旅人 安野光雅』(2021年ブックグローブ社刊)に小文を書きましたので、機会があればご覧下さい)。
最後にお会いした2019年の7月までの間に先生からお預かりして展示した作品は、水彩やデッサン等の直筆だけで400点近く。それらは全国の御客様の許へ旅立ち、画廊に残ったのはわずか10数点にすぎません。今回は、その「託された絵の名残り」ともいうべき作品に、切絵と版画を加えて展示させていただきます。
他者には寛容で自己には厳しく、いつも優しく大らかな空気でまわりを包んで下さった安野光雅先生。その絵の中には、美だけでなく、歴史や風土への深い知識と人への愛、ユーモアといった要素がぎっしりと詰まっていて、見る程に新しい魅力が伝わってきます。
ささやかな展示ですが、安野先生を偲ぶ場となれば幸いに存じます。どうぞご高覧下さいませ。
ギャラリーヒルゲート
1月10日(月・祝)~1月23日(日) ※1/17(月)休廊
12:00~19:00(最終日~17:00)
1F・2F【第30回 折々の作家たち展】
‘93年以来恒例の当展は、現役作家の新作の他、物故作家となられた方の遺作や当画廊のコレクションをともに展示させていただくものです。皆様にも、懐かしい、あるいは新鮮に思える作品との出会いの場となれば幸いに存じます。
一昨年来世界を困難に陥れたコロナ禍はまだ終息に至りませんが、作家たちは制作をつづけ、文化の力を再認識させてくれました。平面・立体ともに多彩な先生方の御作品をなにとぞ御高覧いただきたく、御案内申し上げます。
ギャラリー・ヒルゲート
〈出展作家〉
赤松 玉女 秋口 悠子 麻田 浩
安野 光雅 池田 良則 生駒 泰充
石股 昭 石母田 ななみ 泉地 靖雄
伊勢 信子 一居 孝明 一居 弘美
市川 曜子 井上 隆雄 井上 廣子
伊庭 新太郎 今尾 栄仁 岩井 晴香
烏頭尾 精 海野 厚敬 榮永 大治良
大森 啓 奥田 輝芳 甲斐 扶佐義
貝原 浩 勝山 正則 加藤 登紀子
門坂 流 上岡 真志 川上 力三
貴志 在介 岸 雪絵 木代 喜司
来野 あぢさ 北村 美佳 木下 晋
木村 克朗 木村 隆 木村 正恒
日下部 直起 日下部 雅生 栗本 夏樹
黒川 彰夫 黒崎 彰 黒田 暢
黒田 冨紀子 小西 煕 小林 一彦
小林 敬生 小山 久美 近藤 慧子
齋藤 修 斎藤 真成 齊藤 博
坂爪 厚生 佐久間 嘉明 桜井 貞夫
信ヶ原 良和 澁谷 和子 角 りわ子
田島 征三 田島 征彦 田中 忠雄
田中 直子 谷 なつ子 谷口 淳一
千葉 倫子 司 修 鶴田 憲次
中井 英夫 長尾 紀壽 長谷 治郎
中林 忠良 中原 史雄 西久松 友花
西久松 吉雄 西久松 綾 西山 喬
野上 徹 野見山 暁治 橋本 幸志
長谷川 宏美 長谷川 ゆか 八田 哲
林 康夫 平岡 靖弘 蛭田 均
蛭田 美保子 廣田 政生 福島 菊次郎
冨士谷 隆 藤平 伸 古野 恵美子
ベリー マキコ 本田 希枝 馬越 陽子
増田 常徳 松生 歩 松谷 武判
馬淵 哲 丸木 位里 丸木 スマ
丸木 俊 丸山 勉 三浦 以左子
三浦 景生 水上 勉 三橋 卓
宮村 長 向坂 典子 武蔵 篤彦
村上 泰造 村田 好謙 村山 明
森田 康雄 森本 勇 山河 全
山崎 脩 山根 須磨子 山本 桂右
山本 俊夫 リチャード・スタイナー 若林 亮
渡邉 章雄 渡辺 恂三
1月10日(月・祝)~6月19日(日)(月曜休廊)
奥庭空間【信ケ原良和 彫刻展】(彫刻)


イマジネーションを描く-フローティング
私は京都府の南東に位置する自然の豊かな所で創作活動し、暮らしています。そして十数年前から琵琶湖の傍で造形関連の仕事もしています。ですので、常に周りの山々の景色や雲の動きを見たり、川面の輝きに見入ったりしながら作品を作って来ました。思えば先人達も景色・情景からインスピレーションを得たりしながらイマジネーションを膨らませて、歌を詠み詩を書き絵を描いたりと創作活動の題材によく使っていました。私は金属と言う一見自然とは馴染みそうに無い素材を使って、太陽光の反射や風の流れを利用しながら、私なりの自然賛歌を絵本の挿絵的なファンタジーで表現しています。
今回のギャラリーヒルゲートの奥庭空間では、水・雲・生き物など自然界に対して私が持つイメージを抽象的フォルムに置き換えながら、金属による動きや浮遊感・周りの景色の映り込み等の要素を取り入れた作品を、「フローティング」をテーマに展示します。是非、奥庭空間での金属による彫刻の世界をご堪能ください。
信ケ原 良和
信ケ原 良和 Yoshikazu SHIGAHARA
1957 京都に生まれる
1978 京都精華短期大学立体造形科卒業(京都市岩倉)
1979 第4回京都美術展(京都府ギャラリー)
1982 個展(ギャラリー16 / 京都)
1988 個展(ギャラリー白 / 大阪)
1992 半田市野外彫刻展 <優秀賞>設置(愛知県半田市)
1994 第9回国民文化祭みえ(野外彫刻部門)<文部大臣奨励賞>設置(三重県大宮町)
1996 ‘96京都府美術工芸展<大賞・買い上げ賞>(京都文化博物館)
1999 第18回現代日本彫刻展(山口県宇部市)
1999 個展(ギャラリーはねうさぎ / 京都)
2001 第1回印旛村野外芸術展INいには野 設置(千葉県印旛村)
2002 第20回京都府文化賞(平成13年度)<奨励賞>(京都府)
2007 第22回国民文化祭とくしま2007 野外彫刻展<文部科学大臣賞>(徳島県徳島市)
2007 「2007メキシコ・日本 彫刻の友愛」展(メキシコ・メリダ)
2008 ハンガリー・日本交流展「Gスズキ企画」 (ハンガリー・タタ)
2013 日吉大社芸術祭 野外彫刻展(日吉大社境内/滋賀県坂本)
2015 日本芸術センター第5回彫刻コンクール<審査員特別賞>(東京芸術センター)
2017 日本芸術センター第6回彫刻コンクール(買い上げ)(東京芸術センター)
2018 第32回 京都芸術祭 美術部門(平安神宮 額殿/京都)
2018 「日本と台湾の美術交流展」(二条城二之丸御殿御清所/京都)
2019 京都王藝祭美術館に「落葉の雲と雨」設置(中京区西ノ京/京都)
2021 個展「梅雨のお庭と彫刻を愛でる」(The Terminal Kyoto/京都)
2021 第35回 京都芸術祭 美術部門(京都市美術館別館/京都)
京都彫刻家協会・京都文化芸術会議・日本美術家連盟・日本建築美術工芸協会に所属
「心に響く小品展」や彫刻家のグループ展などでいつも小品を展示していただいている信ヶ原良和先生の大作を初めて展示して頂くこととなりました。奥庭の草木の茂る空間の中で光を受け風に揺れ動く作品の数々をお楽しみ下さいませ。 ギャラリーヒルゲート
2021年12月27日(月)~2022年1月9日(日) 年末年始休廊